【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H25 9/9号)
MBA
2013.9.9
今回のテーマ:「ビルダー・工務店が取り組むべき事業多角化は?」(後編) H25/9/9
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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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萩原 舞花
いつもご愛読ありがとうございます。 工務店MBA事務局の萩原です。 ここ半年くらい、 最新の経済動向を追いかけようと思い、 とある女性向けビジネス誌を毎月楽しみに 購買しています(^0^)ノ まずどんな内容が載っているのかを 少しだけ紹介すると・・・ 1 お金の話 2 お金の話 3 お金の話 はい、そうです。 ほぼお金の話です。 具体的にどんなお金の話かを述べますと ・女性が知っておくべきお金の最新常識 ・出産後も働き続けるためのお金の話 ・貯まる財布の全て ・年代別のお金のルール とにかく30代の働く女性をターゲットに、 お金の話ばっかり、カテゴリーを変えて 掲載されています。 もちろん、住宅ローンの話も2ヶ月に 一度は載っています。 その位、今の働く女性にとっては 「お金の話」が大切なのだ ということですよね。 毎月雑誌を読んでいて 「これはいいなぁ!」と思った テクニックを発見したのです♪ それを皆さまに少しだけ 今日は紹介したいと思います♪ 「人が目を引く 秘密の○○テクニック」 とは・・・? 広告媒体を作成する際に、 参考にしてみてくださいね! ■ 人が目を引く秘密の○○とは・・・? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★ さて、今回は2つあるうちの ひとつを紹介したいと思います (^0^)ノ まず今回ご紹介するのは、 「吹き出し」です!!! 毎ページに必ずと言っていいほど、 「吹き出し」があります。 私達は、不思議と吹き出しに 目を向けてしまう傾向にあります。 物事を文章だけで説明しては、 なんだか説得力に欠け時がありますよね。 そんなときに、誰かが「吹き出し」と写真付で コメントを述べてくれると、信頼度がグッと 増すのです♪ 参考までに画像を作成しましたので 下記を見てみてくださいね。 ちょっと前に、営業の先生が仰っていたの ことを思い出しました。 「これからの家づくり世代は漫画世代である」 ということです。 どういうことかと言いますと・・・ 漫画世代は、 ・ 小さい頃から漫画に親しみがある。 漫画は読んで当たり前。 ・ 吹き出しにどうしても目を向けてしまう。 ・ 効果音に敏感である (走ってくるときのドドドドとか、 ガラスの割れるパリンという音など) ・ 文章よりも、漫画の方が分かり易い。 要するに、 文章だけで説明されるのは苦手なのです。 お客様との商談に使うアプローチブックも、 文章ばかりではなく、画像を載せていますか? どんな家づくりがいいのかをヒアリングする際にも 画像に吹き出しをつけるだけで、 バッチリ目を引くアプローチが できちゃうと思うんですね♪ ▼それでは早速、下記のリンクをご覧あれ▼ http://f.msgs.jp/r/ctest.do?zV2L_9_qe_bir (このページは現存しません) ※私(萩原)もちょっと、出演してみました(笑) どうでしょうか? ヒントになりましたでしょうか(o゜∀゜)ノ 私が広告に女性モデルを選んだのは、 やはり家の主は「女性」だからですよ〜! さてさて、私達ナックも色々な集客方法を 皆さまに提供させていただいています♪ ターゲットを絞った若い世代向けの 集客、ぜひぜひ学んでみてくださいね! そでれは来週は、 「人が目を引く秘密の○○テクニック」 パート2をお話しますね! お楽しみに〜♪ ○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○● 「ビルダー・工務店が取り組むべき事業多角化は?」(後編) ■住生活にまつわる周辺分野を開拓 住宅に直接関連するリフォームや賃貸住宅の 次に手を広げたいのが、住宅の周辺の 生活全般の分野です。 住生活に関連づけられる生活周辺事業を 考えてみる上で、ユーザーが住宅を 購入してからの暮らしを時系列で見てみましょう。 まず住宅購入時にはローンや保険が必要です。 住生活は住宅だけで成り立つものではありません。 例えば、新築住宅を購入した人が、 入居時に家具やインテリア、 家電を新規購入するケースは多いので、 住宅と同時に提案できます。 家具や雑貨を販売する実店舗を持ち、 そこを集客の入口として住宅の受注につなげる 戦略を取っているビルダーも少なくありません。 住宅購入のきっかけは、結婚や出産、子どもの 進学のタイミングというのが多いです。 これにはウェディング、保育、教育といった 事業が関連付けられます。 そして、長く住み続けるに連れて、リフォームや建替え、 住み替えなどの需要が発生します。 老後には相続、介護、施設入居といった 問題も出てくるでしょう。 この一つ一つに対し、地域で住生活を 提供するビルダーから新たに 提案できることはあるはずです。 生活周辺の事業で注目されるものの一つが、 高齢者・介護施設です。 高齢者・介護事業については、どこまでを自社で 担うかで参入のハードルが異なります。 最も取り組みやすいのは、土地オーナーや 運営事業者から施設の建築請負 のみを受注することです。 商業建築や医療建築、賃貸住宅等を 請け負っているビルダーであれば、 その延長と考えればハードルは高くないはずです。 特に今は、相続税対策や各種支援策で 土地オーナーのメリットが高いので、 顧客を開拓しやすい時期と言えます。 もう一歩踏み込むとすれば、土地オーナーと 運営事業者のマッチング事業です。 運営事業者数社と提携し、土地活用を検討している 土地オーナーを見つけて両社を結びつける形で、 施設の建築請負を獲得しているビルダーが 増えてきています。 オーナーのリスクを解消するためには、 通常の賃貸住宅と同じように、一括借上を行っているような ケースもありますが、借り上げる側にはリスクが伴います。 最もハードルが高いのは、 自社で施設の運営までを担うことです。 今後、土地オーナー等に高齢者施設による 資産活用を提案する上で、施設の実態や 入居者ニーズを知るためにも、宿泊を伴わないもの、 要支援・要介護の基準が低いものから 始めてみても良いかもしれません。 ■新たな事業領域へ その他、住宅とは一見全く関係のない 新規事業も事業多角化の選択肢になり得ます。 大手ハウスメーカーでは、農業、医療、環境、IT技術などの 新規分野に参入しているケースは少なくありません。 多分野の技術やノウハウを活かして、スマートハウスと 通信技術の連携、ロボット技術の介護への応用等、 住宅や暮らしに関わる分野へフィードバックを 試る動きも出始めています。 新規分野の中で、最近ビルダーの参入が 目立ち始めたのがメガソーラー事業です。 千葉県の新昭和では、地元企業からメガソーラーの 建設を請け負ったことをきっかけに、 他の企業からも土地活用として受注が取れるようになり、 千葉県内で現在3ヶ所、計5MWのソーラー発電所を稼働しています。 北海道では土屋ホームが2ヶ所計3MWを建設、 岡山No.1ビルダーのヘルシーホームも 1MWの設備を稼働しています。 ハウスメーカーでは続々と自社工場の屋根に 太陽光パネルを設置していますが、 大型のプレカット工場や倉庫を持っているビルダーでは メガソーラーを設置できます。 また、土地オーナーが持つ遊休地の活用一つとして、 交通の便が悪く賃貸住宅に向かない僻地では、 ミドルソーラー設置も提案できます。 賃貸住宅は入居者が入らなないと家賃は発生しませんが、 ソーラーは太陽さえ照ってくれれば勝手に 発電してくれるので、リスクが少ない土地活用と言えます。 (情報提供:住宅産業研究所)