【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 8/13号)
MBA
2012.8.13
今回のテーマ:「省エネ推進と支援拡充で普及加速か〜スマートハウス」(後編)H24/8/13
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
いつもご愛読ありがとうございます。 工務店MBA事務局の萩原です。 実は皆様がこのメルマガを読んでいただいている間・・・ 私は“台湾”に居ます(^0^)ノ なぜ台湾か・・・? 特に理由はないんです。 近場で海外であればどこでも良かったのです。 ・行ったことの無い地域に行くことで付く経験値。 ・新しい世界を見て、体感して、培う新しい価値観。 ・言葉の壁を越えた、現地の方との交流や出会い。 これらを自分のものにして、更に成長したいから なので、今回はあえて単独旅行をすることにしました。 (*¨)(*・・)(¨*)(・・*)ウンウン 一人旅の楽しいところは「トラブルに出会う」こと。 一人で問題に出会い、そして解決しなければいけない そんな状況に出会うのが、私は楽しみで仕方ありません。 (※あ、旅の基本は元旅行会社だけあって、常識の範囲で わきまえておりますのでご心配なく。 でも女子の一人旅ですから、くれぐれも気をつけます。) 視野を広げにちょっと行ってきま〜す(o゚∀゚)ノ もしかすると、来週は工務店MBAではなく、 台湾レポートMBAになるかも・・・(!?) さて、今回は私(萩原)より皆様に お勧めしたい冊子のお知らせです♪ ■ 創刊1周年記念!増刷特別キャンペーンのご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★ 1032人の工務店が読んで「これか!」と ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ うなずいた、あの大盛況を読んだ小冊子が ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お蔭様で1周年を迎えました☆ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ この1年を通して、工務店社長様だけでなく お客様の家づくりを全力で応援する、 全ての方に喜びの声をいただいています。 さてさて、今回は感謝の気持ちをお伝えするため 無料キャンペーンを開催いたします!!! ババ〜ン(^0^)ノ ------------------------------------------------------ 【住宅営業基本のキホン】祝☆1周年増刷キャンペーン ------------------------------------------------------ 創刊1周年記念☆ 皆様に成功してもらいたいから・・・ 今回特別増刷いたしました(*^-^*)! 通常、毎月限定50名様に贈呈していますが、 今月は特別に300名様に無料プレゼントです!!! 8月31日(金)までに下記の リンクからお申込みくださいね♪ +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 【住宅営業基本のキホン申込み方法】 ▼申込みはこちら▼ https://www.nac-consul.com/contactssl_booklet02.html +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ さて、気になる小冊子の内容ですが、1032名もの 方々が「これだったのか!」とパッと目が覚めています。 住宅営業(家を売る)を成功するために何をしたらいい のか、という要素がたくさんつまっていますよ(^0^)ノ では実際、この冊子を読むことによって 何が分かるのでしょうか・・・? 少しだけ紹介いたします。 ●売れている営業マンの基本が網羅(もうら)できる。 ●社内の意識統一の大切さがわかる。 ●トップセールスマンになるための3つのポイントとは? ●お客様に好かれる人間になるには? ●初回接客から、契約後のアフターまで、しなければいけない ポイントとは? などなど、実は売れている営業マンの秘密は基本の中に 隠れている、ということが総体して分かります(^―^) もちろん、営業部の方でなくても、お客様と接する上で 大切なことが書いてありますので、どんな人にも 一度読んでいただきたい内容となっています★ +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 【住宅営業基本のキホン申込み方法】 ▼申込みはこちら▼ https://www.nac-consul.com/contactssl_booklet02.html +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ ■ 実は、この本を読んで180度考え方が変わった方がいます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★ この冊子を私達ナックが作成して1年間、 色んな読者の方に、お話をお伺いしました。 実は私自身も仲良くお付き合いさせていただいている とある工務店の社長様のお話です。 A社長の経営なさる工務店は“ザ・大工”の大工集団が 集まった工務店。家づくりに関しては、どこの住宅 会社にも負けない「技術」を持っています。 しかし、なぜ受注が伸びないのか・・・ こんなに腕の良い大工が、お客様の為にいい家を建てて いるのに、どうして実績に繋がらないのか。 ずっと悩んでいらっしゃいました。 (゚д゚)(。_。)ウン! 萩原「お客様の前ではどのように商談を進めているのですか?」 と伺ったところ・・・ A社長「自分は、口下手なのであまりお客さんと接するのが得意では ないんです。家を作るのは誰にも負けないけど、やっぱり 営業をしたことがないので、どうやってお客さんと話を すすめていいのかが分からない。」 A社長「昔は全て、近所の紹介で受注が伸びていたのになぁ。」 そんな生粋の大工社長に私達はこの「住宅営業基本のキホン」を 勧めました。なぜなら、実は住宅営業って意外と基礎・基盤を 大切にすることによって身につくからです。 そして・・・時が経って半年後・・・ とある企業訪問でA社長にお会いする 機会がありました。 A社長「こんにちは!! お久しぶりです!! (ニコッ)(^▽^)!!」 萩原 「わ!A社長お久しぶりです。 スーツお似合いですね!なんか 別人のようですが、どうしたんですか!?」 今までずっと作業着だったのに、素敵なスーツに身を包んで 清潔感溢れる笑顔一杯の社長様に180度転換されていました。 A社長「あの冊子がきっかけで、 自分自身を見つめなおしました。 住宅営業について勉強し、そして マンパワーをあげるために訓練を 重ねたんです!!」 萩原 「すごいじゃないですか!!!」 A社長「今までお客様とお話するのが 怖かったんですが、今はもう怖く ありません、自信を持ってお客様の 家づくりを応援していきたいと思います!」 ・・・・ ・・・・・・ 作り話かと思っている方もいらっしゃる かもしれません。 でも、これは本当の話なんです。 無愛想だった大工社長が、太陽のように キラキラ明るく輝いていました(^―^)! やはりそういう方とお話すると、こちらも 楽しくなるんです。 お客様もきっと同じですよね。 一度この冊子、手に取って読んでみてください。 ※あ、ちなみに申込み書の写真に私(萩原)が登場しています。 +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ 【住宅営業基本のキホン申込み方法】 ▼申込みはこちら▼ https://www.nac-consul.com/contactssl_booklet02.html +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+ ○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○● 今回のテーマ「省エネ推進と支援拡充で普及加速か〜スマートハウス」(後編) ●蓄電池、HEMSにも補助金開始 エコポイントやフラット35Sエコ、太陽光発電(PV) を始めとした創エネ・省エネ機器への補助金など、 住宅の省エネ化に対しては従来から様々な 支援策が実施されてきました。 5〜6月には、年間の一次エネルギー消費量を正味ゼロとする 住宅に対し、省エネ設備・建材の購入費の1/2(上限350万円) を補助するZEH支援事業の公募も行われました(PV、燃料電池、 リチウムイオン電池、エネルギー計測装置は補助対象外)。 7月には二次公募が始まり、9月上旬まで受付中です。 スマート関連設備についても、事業者の技術開発支援や モデル事業等の助成に加え、今年の春からは 一般家庭へのHEMS及び蓄電池の導入に 対する補助金も開始されました。 HEMSには定額10万円、定置用リチウムイオン蓄電池 には100万円を上限に機器費の1/3が補助されます (事業期間はいずれも2014年3月末まで)。 100万円を超える単位で補助金が交付されるのは 確かに手厚い支援と言えますが、高レベルな 省エネ住宅はそれだけ高額であるという ことで、消費者の負担がゼロになる わけではありません。 重要なのは、省エネの本来の意義に加え、 お金を掛けるだけの便益(光熱費・快適・ 健康・防災など)を理解してもらうこと。 特に、「補助金の活用と光熱費削減・売電効果に より初期費用を○年で回収」という点を、 消費者が納得できる形で明示できれば、 普及に弾みがつくものと思われます。 では省エネ住宅は、実際にどの程度の光熱費削減 効果があるのか、大手メーカーのスマート ハウス販売概要を見てみましょう。 ●補助金+光熱費削減で初期費用は回収できるか? スマートハウスの設備価格や光熱費削減効果を明示している 主要なメーカーの概要は下記の通りです。 企業名 設備価格(概要) 光熱費削減(年間) 大和ハウス 392万円(PV3.5kW/蓄電池2.5kWh/HEMS) 268,550円 積水ハウス 597万円(PV+燃料電池3.5kW/蓄電池8.96kWh) 264,300円 積水化学 377万円(PV4.8kW/蓄電池5.53kWh/HEMS) 324,000円 S×L/ヤマダ 493万円(PV4.32kW/蓄電池6.0kWh/HEMS) 267,616円 各社で比較・試算条件が異なるため、性能を公平に比べる ことはできませんが、上記を見る限りでは初期費用を 効率的に回収できるのは積水化学 (進スマートハイム)のようです。 設備価格を年間光熱費削減額で割った数値が初期費用の 回収年数となりますので、進スマートハイムの 費用回収期間は11〜12年となります。 ただし積水化学では、各種の公的補助金に加え 同社独自の割引キャンペーンやモニター協力 などにより、実質負担額を230万円程度に まで抑えることができると謳っています。 その場合の回収期間は7年と、大幅に短縮されます。 さらに同社が提供するコンサルティングサービスでは、 居住者の状況に応じて蓄電池の最適な放電 開始時間や、家電のお得な使用時間帯の アドバイスなどを行ない、費用の 早期回収を実現する経済的優位性 をアピールしています。 大手メーカーの平均像としては、現行の補助金を活用した場合、 スマート設備の費用回収期間は10〜15年程度 というのが相場と言えそうです。 ●スマートハウスがもたらすNEB スマートハウスがもたらす省エネ以外の便益 (NEB=ノン・エナジー・ベネフィット)は、 経済性のほかにどのようなものがあるでしょうか? 震災と原発事故があったことで最も注目を浴びたのが、 災害時のバックアップ機能です。 多くのスマートハウス商品が、停電時に自動的に 自立運転に切り替わる機能を備えています。 蓄電池に常時一定の電力を残しておくことで必要な 電力を確保し、昼間はPVで発電、さらに燃料電池が あれば雨天や夜間でも発電と給湯が可能です。 今春相次いで投入された創蓄連携システムは、いずれも 数タイプの運転モードを備え、居住者のライフ スタイルや価値観に合わせた活用が できるようになっています。 最も基本的なのが、次の3つのモードです。 1)蓄電優先〜停電に備えて蓄電池を常に満充電状態にしておく 2)経済優先〜PVの電力は売電し、家庭では安価な深夜電力を蓄電して使う 3)環境優先〜PVの電力を蓄電して家庭内でフル活用する 先進技術を活用することで、無理や我慢をせずに エコに貢献でき、万一の場合の備えもできる 心のゆとりは、スマートハウスの 大きな利点と言えます。 エネルギーをコントロールして最適化するHEMSは、 今後のIT技術の進化とともに様々なNEBを もたらす可能性を秘めています。 例えばミサワホームの「エネココ」は、個人単位の 電気・ガス・水道使用量を表示して家族で楽しく 環境貢献を競えるような機能や、水道使用反応 をキャッチして子供の帰宅を親のスマートフォン に通知する安心機能も備えています。 トヨタホームのHEMSも、玄関の施錠・開錠を外出先に メールで知らせたり、外出先から空調や床暖房を 操作できるという利便性を備えています。 また家の中から車(EV/PHV)の充電状況を確認でき、 空調操作も可能など、カーライフを快適にする アイディアも盛り込まれています。 8年後の省エネ義務化、ゼロエネ標準に向けてスマート 技術が日々進化している今、住宅会社は「低炭素社会 の実現とお客様の便益向上」という使命感を持って 家をつくる時代となりました。 中小工務店にとっては大きなチャレンジですが、最新設備や 支援事業等の情報収集、そして技術習得に励み、 新たなビジネスチャンス獲得を目指しましょう。 (情報提供:住宅産業研究所)