【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 7/11号)
MBA
2011.7.11
今回のテーマ:「震災復興期の集客と企業PR」前編 H23/7/11
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
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中條 達也
「この先の経営が更に発展しますように!」 そして、 「売上が1,5倍の目標に届きますように!」 更に、 「利益が10%アップしますように!」 あと、 「従業員がそれぞれ、成長しますように!」 もういっちょ、 「皆が健康で、安全に日々を過ごせますように!」 更には、 「お客様と末永く、良いお付き合いが継続しますように!」 これも大事、 「協力会社の皆さんと、いままで通りの信頼が続きますように!」 最後に、 「家族がいつも笑顔でいれますように!」 あっ。これも、 「奥さんの機嫌が、いつも健やかでありますように!」 自分のことも、 「私自身が、今後も挑戦し続ける環境でありますように!」 えーーーーーーーーっと、、、、それから、、、、 いつも、ふと考え、思っていることは、 メモに残しておかないとなぁ〜 (^^;) 「次の新規プロジェクトが、上手く行きますように!」 「○○様邸の提案が無事に、受注につながりますように!」 それとーーーーーーー。 んーーーーーーーーーっと、、、。 ●こんにちわ、中條です。 いつもメルマガをご覧頂き、ありがとうございます。 私としては、このメルマガを配信させて頂き、約半年が過ぎました。 めでたく現在まで続いているのは、皆さんのお陰です。 本当にありがとうございます。 内容としては、気になった事柄や私が経験した出来事を 思いのままにお伝えさせていただいています。 読みづらい点も多少あるかと思いますが、ご勘弁ください。 たくさんの方々と交流をさせて頂き、 やり取りした事実を、そのまま書いています。 今後ともどうぞ、よろしくお願いします。 (^0^)/ さて、本日は、 【目標設定】についてお伝えしたいと思います。 ちょうど、先週は七夕でした。 皆さんは、その日をどのように、 過ごされましたか? (@0@)? ・社内で設定した目標を再確認した ・家族で希望を言い合った ・小学生の七夕の工作物を見て、懐かしく思った ・お客さんへのDMで、想いを綴って送った ・週末にイベントを開催し、盛り上がった ・何もしなかった ・忘れていた 人によって、それぞれだと思います。 因みにわたしは、 「仲間と共に仕事をして行く上で、 全員の長期的な理想と要望をまとめてみよう!」 そう、思いました。 (^_^) ただ、日々職場で皆と顔を逢わせ、共に過ごしているので、 皆から「中條は急に、何を言い出したんだ?」と思われるのが嫌なので 照れ臭く思ってしまい・・・。 まだ何も出来ていません・・・。 (>_<)(反省中です) ほとんどの方は、 年度の初めに、その年の目標設定を行なっていると思います。 ある元気印の会社では、 売上や利益の目標だけではなく、 部署ごとの行動目標、 さらには従業員のふるまいまで、 細かいところまで、具体的に目標を掲げているそうです。 (@O@)〜 目標設定は、細かければ細かいほど、良い! と聞いた事があります。 皆さんもお分かりの通り、目標設定は行動指針ですので、 目標を立てる時は、できるだけ、細かく設定してみましょう。 ●自分のやりたいことが目標! あなたの会社では、 目標設定がありますか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ どれだけ深く目標を設定していますか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ その目標は、 社内の全員に浸透していますか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 更に、 目標の達成度合いをしっかりチェックしていますか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ いかがですか? (@_@) 目標の設定は大切ですが、 それ以上に達成に向かう意識が重要と思います。 また、業務の売上数字だけではなく、 あらゆる方面で目標を持つことは、 自分自身のやりがいにつながります。 7月7日の七夕は、願いを込める風習がありますが、 この日を利用して、個人目標を設定すると楽しいかもしれません。 (^0^) 個人目標の達成が、会社の業務にも良い影響を与え、 結果的に成長につながることはあります。 とある会社では、業務以外のことでも 社長や社員さん、そしてパートさんも皆が、 個人目標を掲げていました。 ・所属しているサッカーチームで成績を出す。 ・次回のマラソン大会で、入賞する。 ・毎朝、朝ごはんをしっかり食べる。 ・毎月、1kgづつ痩せる。 ・語学勉強に励む。 ・3日に1回は、ゴルフ練習をする。 ・あいさつを大声でいつもする。 というような目標を掲げ、 業務以外にも精を出していました。 この会社、社内の雰囲気がとても良い会社です。 ナックでも、少し前に、ゴルフを始めた同僚の金○君が、 目標を、 【マスターズで優勝!】 と神木に書いた時は、 ア然、としました。 (ー0ー;) しかし、ありだと思います。 みるみる本人の腕は成長していますので、本気なんでしょうね。 (^0^)ガンバレ〜! ●思い立ったが吉日! 目標は、いつ立てても構わないと思います。 どんな内容でも無いよりは、ずっと良いですよね。 ルールがあるわけではありませんが、 自分のルールがあるとチェックもしやすいと思います。 (^_^) 会社の業務目標は、 決算を終えた翌月つまり、期の初めと 3ヶ月ごとに区切った四半期ごとにチェック。 個人の目標は、 年の初めと 半年後の7月つまり、七夕にチェック。 (^人^) このように目標の設定とチェックについて自分のルールがあると、 過去、現在、未来をしっかりと見つめて、 今日から何を更に頑張れば良いのか?が、 理解できるかもしれませんね。 良いアイデアが浮かんだ方は、 こっそりと教えてくださいね。 (^0^) ≪8月度スキルアップ研修のご案内≫ 前回大好評につき、追加開催です! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆『ドカンとお客様が集まるコピーライティングマスター研修』 8月8日(月)8月9日(火)追加開催します! http://f.msgs.jp/r/ctest.do?g0bI_7_e3_bir (このページは現存しません) ○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○● 今回のテーマ「復興期の集客と企業PR」前編 ■企業PRは、「自粛・お見舞い」から「応援ムード」へ 大震災から4ヶ月が過ぎ、住宅業界では不具合の修繕や仮設住宅 といった火急の懸案への対応から脱却し、本格的な復興に向けての 意思表明や具体的な支援策が活発になってきています。 住宅メーカー最大手のA社は、敗戦からの復興期、住宅難の 時代に創業し、半世紀にわたり住宅を供給してきた企業の歩みと 50周年の感謝を、TVCMや新聞広告で伝えました。 震災については一言も触れていませんが、 困難を乗り越えて発展してきた我が国の 歴史を振り返ることで、希望を感じられる内容です。 今年から設計自由度の高い新たな鉄骨構法を導入したB社は、 日本を家から元気にしようというコンセプトで 「がんばれ! 日本の家」というサイトを開設。 耐震技術、新構法、創エネ(太陽光発電・エネファーム)の3つを柱に 「もっと強く! もっと広く! もっと発電!」 というアピールで、新居応援キャンペーンを展開しています。 以前から工場生産による施工精度の高さを謳ってきたC社は、 「自然災害の絶えない日本で、強さを誇れる住宅をつくる」 という信念のもとで培ってきた技術力をアピールしています。 同社の栃木販社では、ユニット構造の頑丈さに加え、 約60日というスピード建替えや、仮住まい・引越し準備などの 手配を行うフルサポート体制などを紹介し、 建替え検討者に訴求していました。 栃木は内陸県のため、津波の被害は受けていないものの、 全・半壊2,300棟超、一部損壊56,000棟超という住宅被害が出ています。 津波で財産も仕事も失ってしまった沿岸地域とは異なり、 住む場所から考え直すという必要もないため、 建替え意欲の旺盛な被災者は多いと思われます。 同じく栃木県の最大手ビルダーD社では、県内だけでなく、 昨年出店した仙台市内の物件も今回の激震に耐えたことをアピール。 また、即入居支援(建売住宅に100万円相当の家具・家電・カーテン等を進呈)、 らくらく建替支援(仮住まいの手数料・敷金・礼金・6ヶ月分の家賃をサービス) を行うほか、同社が扱う中古住宅購入や賃貸入居に対しても、 手数料割引などの特典を設けました。 地域工務店のネットワークを主宰するE社では、 震災直後から被災地工務店の緊急支援を行い、 4月からは本格的な事業再生に向けた支援活動を開始。 また地元主体の復興を後押しするため、 福島・宮城・岩手の各県で工務店連合を発足させ、 仮設住宅建設事業への地元工務店の積極参画を促しました。 消費者に向けては、耐震性・長期優良・太陽光発電を前面に押し出した、 「安全・安心住宅キャンペーン」を展開。 エネファームの無料モニターや、建築資金100万円等の特典(抽選) も用意しています。 ■安全・安心アピールは新たな段階に 4月までは殆どの企業が積極的な営業活動を自粛していた 東北地方でも、5月頃からは集客を意識した広告や キャンペーンが目につくようになってきました。 テーマとなるのは、やはり「安全・安心」に関することです。 住宅メーカーF社の青森支店では、 「今こそ考えたい!」というキャッチコピーで、 地震保険や太陽光発電に関するセミナーを開催。 前出のB社でも、被災地で、 「安心・安全、創エネ・省エネ、家族の絆」 をコンセプトとした復興支援商品を発売し、 「どうぞお気軽にご相談ください」 と呼びかけました。 安全・安心に焦点を当てた広告やキャンペーンは、 全国的にも増えています。 リフォームでは、耐震性強化のアピールに加え、 差し迫った電力不足で予想される不便さを、 いかに快適に乗り切るかといった提案が 目を引くようになってきました。 木造メーカーG社のリフォーム部門では、定価制リフォームに 耐震診断・耐震補強を含めることで、安全・安心を強調。 またエコポイントの期間中であれば、標準仕様で102,000ポイントが 付与されるとして、早めのリフォーム実施を呼びかけています。 今夏は「節電・省エネキャンペーン」として、 内窓(1ヶ所)のプレゼントも実施中です。 分譲地の広告などでは、「海が見える」 という宣伝文句は全く見られなくなりました。 かわりに、高台であることを強調して「標高○メートル」 と表記したり、地盤強度を数値で示したりと、従来はあまり 目立たなかった情報がアピールされ始めています。 今回の震災では、多くの家族が死別の悲劇に見舞われたことに、 世界中の人々が胸を痛めました。 一方で、家族が励まし合って困難を乗り越えようとしている ニュースなどに感動を与えられることもありました。 「家族一緒」ということが安心の基本であることを、 改めて感じたという方も多いと思います。 こうした国民感情は、奇しくも、近年再び注目を浴びている 「多世帯住宅」のコンセプトに合致しています。 従来の需要層プラスαの需要が生じる可能性も あるのではないでしょうか。 (情報提供:住宅産業研究所)