CONTACT お問い合わせ REQUEST 資料請求

BLOG

スタッフブログ

【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 4/26号)

MBA
2011.4.26

今回のテーマ:「東日本大震災」後編                       H23/4/26

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


中條「ふくちゃん〜!・・・あれ?」

中條「ふくちゃん〜!!ふくちゃ〜〜〜ん!!!」

ふくちゃん「はい、は〜〜い!」



中條「そういえば、あのお客さん、どうなりました??」

ふくちゃん「んっ?んん〜〜〜・・・」



中條「(うん?)ふくちゃん、なんか歯切れ悪くない?」

ふくちゃん「そんなことないよ・・・。」



中條「いつもの元気はどこへ?商談がうまく進んでないの?」

ふくちゃん「いや、そうじゃなくて・・・」



中條「えっ?なになに?どうしたの?」

ふくちゃん「・・・・お腹いたいねん!」


中條「なにそれ〜!」

(>△<;)



●こんにちわ、中條です。


今日は、とある会社の「ふくちゃん」

(※もちろん通称です)

と呼ばれる方のエピソードを元に


『経営者として、忘れてはいけない大切なこと』


についてお話したいと思います。



冒頭で出てきた「ふくちゃん」は

とても人なつっこい、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
そして、

とても優しい、
^^^^^^^^^^^^^
更に

とてもユーモアある
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
関西の社長さんです。



会社はご夫婦で経営をされており、

とても優しく、しっかりした奥様と、

仲良く楽しくという言葉がピッタリなご夫婦!



会社の持ち味を一言で言うとすれば、

明るい人柄で勝負をする!

そんな雰囲気の会社です。

(^_^)



下積みを長年、頑張って来られた

という大工上がりの社長さん。



些細な事でも

お客さんのところへスっ飛んで行く、

正義の味方のような存在。



お客さんとの良好な関係づくりに関しては

非の打ちどころがない「ふくちゃん」。



しかし、いざ、経営の話となると、

苦手意識が先に出て、苦労が耐えない状況でした。

(>_<。)



●苦手意識を、どう克服したのか!?


そんな「ふくちゃん」社長は、

自身の経営に対する苦手意識を克服するために、

一大決心をしました!



それは何かというと・・・



自分の目標とする会社と

自分の会社との違いは何か?



つまり、理想と現実の狭間にある

自社に足りないものを、とことん、

しらみつぶしに探す!と

腹を決めたのです!



本人曰く、

「足りないものが、たくさんあった!ありすぎた!」

(>0<)

とのことでしたが、

あきらめずに、着実に時間をかけて探したからこそ、

いろいろな課題を見つけることが出来たそうです。



●経営者として忘れてはいけない大切なこと


また、この方の、すばらしいところは、


「○○を見たお客さんはどう思うだろう?」

「○○を聞いたお客さんはどう考えるだろう?」
 
「○○を知ったお客さんは何をするだろう?」


と言うように、


『お客さんの目線に立った経営』に
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

とことん、こだわりを持っている点です(^_^)



例えば、資料送付では・・・

施工事例をたくさん載せるなど、家づくりが初めての人でも

夢のマイホームをイメージしやすい資料を送る


例えば、見学会では・・・

お客さんが不安に思っていること(土地・お金など)を、

あらかじめPOPにして説明をする


例えば、提案では・・・

できるだけ専門用語を使わずに、お客さんが

わかりやすい言葉で説明をする


などなど、お客さんの目線に立つことで、

やるべき事が見えてきます。



●現場見学会の開催!そして・・・


そんなふくちゃんに、今まで見学会は

どうやっていたかを聞いてみると・・・



ふくちゃん「思いつきでしか、やってませんでした!」(^0^)

中條(・・・ん〜〜〜、さすがどんな時も明るい性格)(〜_〜)



しかし、他社の見学会の成功事例を真似て、見直したことで、

たくさんのお客さんが来場してくれました。

たくさんのOBの方が応援してくれました。



開催した見学会は、大盛況でした!



今までのくすぶった流れが、一気に変化しそうな、

そんな反響ぶりでした。



・・・しかし、そんなに世の中、甘くないですね。

即、受注!!

なんていうのは、タイミングがあってこそ。



そこで、

『お客さんの目線に立った経営』
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
を忘れず、コンスタントに先々を考え、

やるべき事をやり続けました。



すると、着実に良い方向に、事は運ぶものです。



そして、持ち前の、

ご夫婦の性格が上手く作用し、

(新築の契約に向けた)良い方向となるお話が

ポツリ・ポツリと入ってきました。



そして、ついに!

(^△^)



お客さんの目線に立った経営をすることで、

結果、お客さんはどうなったかというと・・・


こちらをご覧いただければ、

きっとお分かりになると思います。

http://www.myhome-univ.jp/honne_5.html?mba110426 (このページは現存しません)


とても、元気で明るい工務店!

今後も期待しています。

(^0^)




○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「東日本大震災」後編



■資材不足が工務店の現場を直撃


東日本大震災後、全国的に見て、住宅業界では

どんな影響が出ているのでしょうか。



大きく分けると次の3つがあります。


(1)資材等の不足

生産設備の被災、復興需要、合板、グラスウール断熱材、

キッチン、ユニットバス、エコキュート、一部技術者など


(2)営業活動の停滞

販促自粛ムード、ガソリン不足、着工の目途が立たない

契約物件のキャンセル、商談の先延ばしなど


(3)消費者マインドの冷え込み 

自発的自粛、計画停電、ガソリン不足



当面最も問題になっているのが、(1)の資材不足です。



特に基礎資材である合板は、国内生産量の3割近くが

東北地区に集中していた上、仮設住宅等の復興需要が重なり、

構造用合板などの厚物中心に深刻な品不足が続いています。



グラスウールは、エコポイント需要などで震災前から

不足していたため、一挙に表面化しました。



キッチン、バス、洗面化粧台などに使う部品の

排水トラップ生産メーカーが被災したことから、

製品そのもののが不足しています。



オール電化に欠かせないエコキュートも、減圧弁という

欠かせない部品の生産の8割以上を、被災地の工場が

占めていたため、供給不足が懸念されています。



こうした資材不足の影響は、大手より

規模の小さな工務店ほど深刻です。



ただ、どれをとっても、半年以上の

長期にわたって続くとは思われません。



正常化するまでのつなぎの対策が、

カギになると思われます。
 


・契約済みや工事中のお客様へのお詫びと説明

・金融機関への説明とつなぎ融資の要請

・代替材、代替メーカーへの切り替え



一番懸念されるのは、


資材不足

⇒着工や引き渡し遅れ

⇒入金遅れ

⇒資金繰り難

⇒破綻

というパターンです。



代替材などの採用を含め、まず工事の続行努力です。



実際工務店でも、野地板を製材品に切り替える、

1階床合板を根太+製材品にといった動きも見られます。



■東日本大震災後に住宅業界で起きること


今回の大震災は、「200年に1度くらいの災害を

想定しておけば大丈夫」といったこれまでの常識を、

ユーザーも業界も根底から覆されました。



復興過程で明らかになってくることも含め、

家づくりも変わる可能性があります。



【家づくりで変わる可能性】


1)合板を使わない工法が増える〜大断面集成材使用工法など

2)断熱材の多様化〜ポリエステル、羊毛、セルロースファイバーなど

3)太陽光発電、エネファームなど創エネルギー住宅の増加

4)オール電化など家庭エネルギー一元化の見直し

5)アクティブよりパッシブな生活提案

6)臨海部、原発30キロ圏など「万一」が想定される物件は売れなくなる



資材不足に対応するため、既に代替材に切り替えるなどは

各社が実施していますが、その結果従来より良くなった、

安くなったということは十分あり得ます。



また1つの資材に限定することの怖さから、あらゆる面で

「分散」によるリスク回避が進むかもしれません。



エコキュートの一時的な品不足は別として、東日本一帯で

来年夏くらいまでは計画停電が続くとすると、当然、

オール電化の良し悪しも議論になるでしょう。



一方で太陽熱、地熱、エネファームなど、

創エネにはますます関心が集まるでしょう。



今回の大震災では、ユーザーにとってどうしようもない

「住んでいる場所」によって、明暗が大きく分かれました。



津波被害では、過去に何度も被害を受けている

地域があったのは、ご承知の通りです。



今後沿岸部や原発があるエリアの物件は売れないなど、

開発計画も検討する必要があります。



依然厳しい状況が続いている地域も少なくないと思いますが、

読者の皆様が一刻も早く平常ペースを取り戻し、事業の維持・

拡大に取り組んでいかれることを、お祈り申し上げます。





(情報提供:住宅産業研究所)

OTHER BLOGS

他の記事も見る

一覧に戻る

NEW BLOG

/新着記事

CATEGORY

  • MBA
  • 経営・人材育成
  • IoT/AI/VR関係
  • 工務店MBAとは?
  • 資金計画
  • 市場動向
  • ハウスメーカー
  • 耐震・制震・免震関係
  • バックナンバー
  • なぜ無料なのか
  • 集客・マーケティング
  • 太陽光/省エネ/ZEH関係
  • 営業・接客
  • 商品・トレンド
  • HP・WEB関係
  • 業界ニュース
  • 心理学
  • 目標達成
  • マインドセット
  • コミュニケーション
  • リフォーム・リノベーション