【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H20 7/21号)
MBA
2008.7.21
今回のテーマ:エコへの関心をアピール 【前編】 2008年7月21日
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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
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発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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日下部 興靖
●はじめに こんにちは!ナックの日下部です。 今、工務店の皆様に、「家を検討しているお客様を紹介する」ために、 色々な準備をしています。 そのために、私一人で通常業務をこなしながら、 プラスアルファで複数の業者と打ち合わせを重ねています。 正直、しんどいです・・・。 でも、これが出来たら、「数千人からありがとうをもらえる」 と思ってがんばっています。 私は自分でも、仕事は早いほうだと思うのですが・・・ 私にも限界があります。 今、私が考えていることを、私が考えているスピードで こなすには、仲間が3人くらいは必要です。 それだけアイディアが湧き出ています。 将来のことを考えると、あと10人くらい必要になります。 しかし、そうなったときに採用しようとしても、間に合いません。 私の仕事を任せられるスキルをつけてもらうためには、 数年間は経験を積んでもらい、それから私が直接指導し、 マーケティングを覚えてもらわなければなりません。 受注に苦しむ工務店さんを救う仕事は、今日入社したからといって 明日出来るようなものではないからです。 そこで・・・ 上司に掛け合って、中途社員を募集させてもらう ことにしました。 詳細はこちら(募集サイトです) http://www.kenchiku-kyujin.com/ (このページは現存しません) ナックで働く魅力をアピールしたいのですが、このメルマガの 本来の趣旨と違ってきますので、興味のある方は募集サイト をご覧下さい。 ただし・・・ 簡単に採用されるわけではありません。 筆記試験や適正試験に面接もあります。 つらく苦しいこともあります。 しかし、ナックで働くやりがいは満点です。 これは経験したものでないと、感じることのできない 「ここでしか学べないこと」がたくさんあるからです。 だからこそ・・・ 「業界を良くするために働きたい!」 という方だけ、応募してくださいね! 詳細はこちら(募集サイトです) http://www.kenchiku-kyujin.com/ (このページは現存しません) ○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○● テーマ 「エコへの関心をアピール 前編」 最近の商品トレンドのキーワードのひとつに「エコ」があります。 自然素材を使用した生活雑貨や衣料品、省エネ仕様の家電品など、 各メーカーが「エコ」をキーワードとした商品を開発し、 マスコミでエコ関連の話題が取り上げられることも少なくありません。 それだけ「エコ」に関心を持つ人は多く、消費者が商品を 購入する際の理由づけの一つになっていると言えそうです。 特に住生活は、消費者にとって最も身近な事柄であり、 エコ住宅への関心は高まっています。 つまり、エコをコンセプトにした商品は、ユーザーの興味を 惹くことができ、地球環境への配慮・貢献を示すことは、 企業のイメージアップにも繋がるということです。 すでに大手メーカーはエコをコンセプトにした新商品開発や 大型キャンペーンで先行し、地域ビルダーでも仕様や素材、 地域貢献などでエコのアプローチをして業績を伸ばしている 会社があります。その具体的な事例について見ていきましょう。 1.CO2削減住宅 7月7日に開催された洞爺湖サミットでは、CO2の排出を 50年後までに50%削減するという長期目標が先進国の間で 合意されました。 国内でも、今年から京都議定書の約束期間が始まり、 2008〜2012年までの温室効果ガスの排出を6%削減する ことになっています。 このような社会の動向を受けて、住宅メーカーでは 様々なキャンペーンを展開し、CO2削減住宅をアピール しています。 帝国データバンクが全国約2万社を対象に実施した調査に よると、自然エネルギーの利用に取り組む企業の割合は、 全業種中、建設業の8.4%がトップだったということです。 「リサイクルの実施」「植林」「屋上緑化」などの項目でも、 平均値より高い割合でした。 ビルダー・工務店もこの流れに乗り遅れないようにしたいものです。 太陽光発電搭載住宅No.1(累積6万棟)の実績を誇る ハウスメーカーA社では、大容量の太陽光発電と高気密高断熱性能、 蓄熱式暖房や空気循環システムを採用したエコ住宅を 商品ラインナップの前面に押し出したキャンペーンを継続しています。 テレビCMや専用ホームページなどを使ったこの大々的な キャンペーンによって、「A社はエコに貢献している」という イメージが浸透し、エコに関心のある消費者の住宅購入の際の 選択肢に入ってきます。 ハウスメーカーB社では洞爺湖サミット開催に合わせて、太陽光発電に よるCO2削減量が生活時のCO2排出量を上回るエネルギー製造システムを 採用したモデルハウスを建設しました。 B社は今年4月から、家庭で排出したCO2を太陽光発電システムと 家庭用燃料電池で相殺するエコ住宅を販売していますが、 このモデルハウスはその発展形に当たります。 また、このモデルハウスは、日本の技術を世界のメディア関係者に 対して発信する「環境ショーケース」の一環で、モデルハウス内には 二足歩行ロボットや省エネ家電、電気自動車などが展示されます。 ビルダー・工務店では、ハウスメーカーのような大規模なキャンペーン は難しいですが、CO2を削減する設備を取り入れることはできます。 例えば、既存の商品ラインナップに太陽光発電設備を格安で追加できる 限定キャンペーンなどはいかがでしょう。 エコへの関心をアピールでき、客単価の上昇にも繋がるのではないでしょうか。 オール電化とパッケージ化して、ランニングコストの節約を勧める こともできます。 今年から「省CO2モデル推進事業」の公募が開始され、CO2削減に要した 費用の1/2を上限として補助金が支払われます。 自治体によっては同じような補助金制度を設けていることもあるで しょうから、上手に取り入れたいものです。 (情報:株式会社 住宅産業研究所) ●次回予告 次回のテーマは、 ”エコへの関心をアピール「CO2削減住宅」” を予定しています。 ご期待下さい!!!!!