そのままではダメなのか?市場動向
ナックの松田です。昨日は、1年で最も寒いと言われている大寒でした。確かに、朝晩など寒い日が続き、また、インフルエンザも流行しているようですから、体調を崩さないよう、少し気を引き締めて、生活しなくてはと思っております。
2020年までに・・・
年末から年始にかけて、このメルマガでも、よく、取り上げますが、今年の、大きな出来事、消費税増税や、改元。そこに、向けて、特に企業としては、書類関係など、何かと準備が必要な時期かと思います。そんな中、これは、来年2020年までですが、仕事には欠かせない物に関しての、ある期限が、着々と迫っています。その期限とは、、、「Windows 7」(以下、Win7)の延長サポートの終了。PCを動かすためには欠かせない、OS(オペレーションシステム)のひとつが、「Win7」ですが、2009年に発売されてから、現在でも多くのシェアを誇っています。発売から、10年近くも経ち、個人的にも、すごく慣れ親しんだOSで、最近、自宅も会社も「Win10」になってから、いまいち、勝手が分からず少し苦労しました。
その「Win7」ですが、実というか、周知の事実ですが、約3年前にメインのサポートは、終了しています。そして、現在は、延長サポート期間となっており、2020年1月14日に完全に終了します。終了すると、セキュリティ更新プログラムや有償サポートを含むすべてのサポートが受けられなくなります。え?サポートってマイクロソフトから、何かしてもらった記憶ないんですけど。。。という方も、いらっしゃるかもしれませんが、PCをシャットダウンする時などに、更新プログラム、Windows Updateなどにより更新してからシャットダウンのような表示がされたりするのもサポートの一貫です。終了日まで、約1年となり、「Win10」への移行が急務、といった記事もよく目にするようになりました。
Win7のままじゃだめなの?
慣れもあるんでしょうけど、正直、使い勝手で言えば、サポート終了しても、使えなくなることはないし、個人的には、「Win7」のままで、良いんだけどなと思ってしまいます。とは言っても、、、「Win10」への移行が進められる理由として、セキュリティがあげられます。世の中、デジタル化が進む一方、ニュースにも度々、なりますが、犯罪のデジタル化も同様に進んでいます。企業で言えば、顧客データの流出など、個人でも、コンピュータ・ウィルスなどのマルウェアに関する被害が増加しています。残念ながら、デジタル化が進めば進むほど、被害も増加するはずです。うちに限ってそんなことはない、とは、もう言い切れない時代になってますし、企業にとっては、顧客からの信用に関わります。ですので、備えることは、とても大切だと思います。
その他にも、、、見積や顧客管理ソフトなどでも、「Win7」は保証対象外になってたり、そもそもインストールできないソフトも、でてきています。心配なのは、来年1月の終了間際に、「Win10」への移行が集中して、駆け込み需要が発生する可能性も。そうなると、PC本体が品薄になり、移行完了できず、終了日を迎えなくてはならないなんてことも。何かあってからでは遅いですし、対応したくてもできない状況は、避けたいことですから、何かと大変そうな2019年ですが、「Win7」のサポート完全終了も、考えておきたい事柄かなと思います。