598人分の仕事をしているということ!?IoT/AI/VR関係
ナックの松田です。先日、子供の頃から、一応、スターウォーズ関連は、欠かさず見てましたので、絶対見たいと思っていた、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」というを映画を、家族がまだ、寝静まっている朝方に、こっそりと映画館に見に行ってきましたε≡≡ヘ(´Д`)ノ
DVDでも、充分満足できるほうですが、やっぱり、公開中でしか味わえない、大画面、大音量で体感する臨場感は、格別ですね(^o^)
遥か彼方の銀河系の話
見たことない方も、いらっしゃるかもしれませんが、スターウォーズシリーズは、遥か彼方の銀河系の話。ストーリーの中には、広大な宇宙を、宇宙船で行き来し、たくさんの異星人やロボットとのやり取りは、外せない要素です。
現代では、、、宇宙へ旅するロケット、AI、ロボットの開発は、民間でも盛んに行われており、普通になりつつありますが、これを、30年以上前に、完成度の高い世界観で、表現したスターウォーズシリーズは、革新的であり、先進的であり、改めてすごい作品だなと感じます。
いつか、こんな、未来が訪れるのかもと、想像が膨らむ中、もしかしたら、もうちょっとで、実現されそうなこともあるかも、と思わせられる記事を目にしました。
世界の航空機メーカー各社に、乗務員を減らすようなもくろみが、あるそうです。具体的には、通常、航空機の運行には、2~4人の操縦士が必要なところを、1人でも運行可能な操縦室の設計が、検討されているとのこと。
安全性が絶対条件の航空業界で、1人だと負担が増えそうで、危険も増しそうな気がしますが、この検討がされる背景には、深刻な要因があるようです。
近年、LCCの台頭により、航空業界の様相が変わりつつあります。ユーザーとしては、選択肢が増え、価格面でも喜ばしいと言えますが、その影響や人手不足もあり、これから、20年間で60万人以上のパイロットが、不足するという試算があり、今現在、世界中で、パイロットの獲得競争が、激化しています。
それに、伴い、報酬も高騰し、ある国では、一般的な報酬の倍以上の、高報酬で外国人パイロットの獲得に、乗り出しているそうです。人手不足、コスト上昇の煽りを受け、解決策として、1人で運行できる、航空機の設計に進路をとっています。そして、この進路を後押しするのが、テクノロジーの進歩。
例えば、、、いろいろと話題となる人工知能AIの開発がどんどん進んでおり、コックピットに搭載し、補助的な役割を担えるようなプロジェクトも着々と進んでいるそうです。安全、信頼との兼ね合いもありますが、近い将来、本格的に搭載されるのは間違いないでしょう。
世界中で拡大するAI
スターウォーズの劇中で、主人公が戦闘機に乗り、その際に、ロボットが同乗し、補助的な役割をする、シーンがあり、現実の航空業界でも、こういう形になりそうな気がします。驚くのは、これが、1作目公開当初の30年以上前に描かれていること。
未来的でかっこいいと思っていたことが、近年のロボット、AIなどのテクノロジーの進歩具合を見ていると現実になるのも近いかもしれないと考えさせられます。
航空業界だけでなく、人手不足は、様々な業界で、課題としてよく上げられます。その中で、テクノロジーを、取り入れて課題を解決しようとする動きが活発になっているのは確かです。AIや各種クラウドサービスが、代表的なところかなと思います。
これらは、あくまでも、人間の補助的な役割とも、考えられますが、ニューヨークに本社をおく、世界的大企業の株式取引部門では、10年程前には、売買を行うトレーダーが、600人いたそうです。そこに、AIを導入した結果、今では、たったの2人だけ。。
単純に考えると、598人分の仕事をしているということなんですかね(汗)これが本当なら、もう、補助ではなく、主力的な役割ですよね。
パイロットも株式トレーダーも、専門的な知識、経験が必要で、業務を担える人財を育てるためには、時間と労力と費用、それだけでなく、本人の意志など容易なことでは、ありません。
この2つの業界だけでなく、どんな業界でも、人手不足↓人が育たない(育てる人がいない)↓高齢化これからの、深刻な課題ですね。
この課題を解決する、方法なのか、それとも、そうせざる負えないのか、どうなるかは、分かりませんが、何らかの形で、テクノロジーを、取り入れることは避けられないこと、なのかもしれません。