暑ければ暑いほど、より実感できる営業・接客,心理学
ナックの松田です。週末は、本当に、暑かったですね(;´Д`)関東では、「早すぎる梅雨明け」という見出しで、報じられていまして、関東甲信地方が、6月に梅雨明けするのは、初めてのことだそうです。ある記事では、「大猛暑」の予兆か?とも、書かれておりました。ん~覚悟して今年の夏を、迎えねばですかね。。。
人間ほど暑さに強い動物はほとんど存在しない。
暑がりの私は特になんですが、暑い日の外出っておっくうになりませんか?私だけかもしれませんが、、、冬の寒さは服を着込めば、ある程度は耐えられますが、夏の暑さは、どんなに薄着しても、暑いものは暑くて、逃げ場のない感じが、すごく苦手です(ToT)
苦手なので、毎年、どうにか、少しでも快適に乗り切りたい思いから、暑さ対策にアンテナを広げておりますが、その中で、ある気になる記事をみかけました。記事には、「人間ほど暑さに強い動物はほとんど存在しない。」と、書いてありました!?
暑さに強い実感が全くないので、半信半疑で読んでみると、人間も恒温動物の端くれであり、全く動いていなくても代謝熱が発生する。外界の温度が変化しても体温を、維持することで活動し続けることができる。と、言った内容でした。
ちょっと難しくて、何回も読んでなんとなく、少しだけ理解したつもりですが、例えが、すごく分かりやすくて、「夏の炎天下に“マラソン”できる動物を人間以外で見たことのある人はいないはず。」
それはっ!たっ、確かに!?真夏の甲子園で何時間も、野球の試合をする高校生や、夏の野外ライブで激しい動きで、歌い続けるアーティスト、海、山、川で、炎天下の中、日焼けで真っ黒になるまで、はしゃいで時間を忘れ遊んだり、と、暑くても、人間は、活動できますね。
逆に、炎天下の中、人間くらい動き回っている動物って、言われてみれば、あまり見たことないかも。暑いの苦手と言ってる私も、そういえば、真夏の灼熱の中で小学生の時から、ラグビーの練習できていました(゚д゚)ハッ!
苦手意識が強い状態ですが、「人間ほど暑さに強い動物はほとんど存在しない」と、自分に言い聞かせ、今年の夏に臨んで、みようかと思います(^o^)/
暑いと人間は、、、
ちなみに、気温と人間の関係についての、見解や研究はたくさんありますが、その中に、商売をする上で、関係してきそうな内容がありました。
「気温が高いと人間は不機嫌で短気になる。」
これは、アメリカの大学の研究で、地球温暖化で人間が攻撃的になる?という、気温上昇の人間への影響を、研究した内容でした。同じような内容で、検索すると、接客との関係が書かれた記事もあり、蒸し暑い部屋より、涼しく快適な部屋の方が、働く側は比較的、寛容になり、接客を受ける人は、アンケートに答えてくれやすいという研究なども、書かれていました。
そういうことで考えると、、、夏の暑い日にお店に入る際には、無意識的に涼しいことを、期待しているような気もします。
ですから、店内に入ってみて、外気温と同じくらいだと、あ~暑いなと軽く落胆してしまうことも、あるような気がします。夏の集客、接客は、暑さとの勝負でもありますから、そこを逆手にとり、心地よい空間を、提供することも効果的な、アプローチですよね。
また、、、五感に訴えるようなアプローチも効果的で、スーパーなどの惣菜売場では、棚に敷くシートを、従来の、オレンジ色、赤色などの暖色系から、水色などの寒色系に変え、視覚的に涼しさを演出したりします。ただ、水色だけだと色が映えない場合があるので、背景を水色にして、文字は赤色、かき氷ののぼりみたいに、暖色だけどあえて差し色にするのも有効です。
他にも、嗅覚に訴えるなら、アロマミストの、ミント系の香りで、清涼感を与えたり、風鈴、せせらぎなど聴覚でも、涼を演出できますね。触覚では、物理的に冷やすのが、良いと思うんですが、見学会会場や屋外では、スポットクーラーが使われたりしますね。
電源やそもそも設備がない場合、これは今日のネット記事に出てまして、大阪のベンチャー企業が開発した、「バケツエアコン」なるものが、存在するみたいです。バッテリー駆動で、ロックアイスや凍ったペットボトルを入れたら、冷気を吹き出し、周囲を冷やせるそうです!これは、実用的であれば、イベント会場や現場などでも、重宝しそうですよね。
夏のキンキンに冷えた部屋や飲み物が、格別なように、暑ければ暑いほど、より「涼」を感じることが、できるのかなとも思いますから、どうせ暑いなら、仕事でも、プライベートでも、上手く利用したいものですね。