せっかくの良い仕事でも、価値は下がってしまう?経営・人材育成
ナックの松田です。先週から、2018年平昌オリンピックが、開幕しましたね。今回のオリンピックでは、昨年の大会で、世界記録をマークし、「絶対的エース」との呼び声も高い、スピードスケートの小平奈緒選手や、オリンピック2連覇がかかる、フィギュアスケートの羽生結弦選手、
その実力で世界世界的な選手に成長した、スキージャンプの高梨沙羅選手、個人的には、W杯総合1位という実力で満を持して、オリンピックに挑戦する、ノルディック複合の渡部暁斗選手が、注目です(^^)/
今回のオリンピックは・・・
オリンピックが始まると、メディアの話題はオリンピックが中心。でも、今回は、外交問題も、同じくらい注目されていますね。各国、国を挙げた行事ですし、せっかくの選手の晴れ舞台に、水を差すことにならないよう、願うばかりです。
さて、いろいろと注目の集る、韓国平昌で行われる冬季オリンピックですが、開幕前からも違った意味で注目されていましたね。「開催に間に合うのか」「深刻な工期遅れ」といった、見出しで、様々な事柄が取り上げられていました。
メイン会場が当初は、ドーム型を予定していたが、工期の遅れや予算削減などで、屋根なしになったなど。。。こういったことは、リオオリンピックの時にも、同じようなことが言われてましたし、2年後に控える、我が日本でも、ささやかれています。
どの大会も最終的には、もちろん関係者の方の、尽力あってのことだと思いますが、無事開催できていますので、騒がれていてもあまり気にすることではないのかなとも感じます。
ただ、遅れについて、取り上げられるたびに、思うのは、国を挙げた行事ですから、関係する方々は、もちろん、各業界の第一人者で、優先順位が最も高い案件でしょうから、充分に心血を注げるはず。
計画も綿密に立てられるだろうし、あらゆるリスクを想定しているはず。なのに、なぜ、遅れという話題が、いつもでてくるのか。
最終的には、間に合ったけど、真意は分かりませんが、突貫工事でなんとか間に合わせたなんて話も、聞きますし、開催国のトップクラスに優秀な人たちが、計画、実行してるはずだから、あらゆることを想定できているんじゃないのかなと。。。安易な疑問かもしれませんが、いつも不思議に思ってしまいます。
どんな仕事にも・・・
どんな仕事にも、必ず期限があります。どんなに良い仕事をしたとしても、期限までに完成しなければ、せっかくの仕事でも、価値は下がります。
また、ただ、期限を守れば、良いという訳ではない。いいかげんであってはならない、仕事の質ももちろん、大切です。どんな仕事にも同じことが言えると思いますけれども、その仕事の中でも、期限と質を満たす仕事としては、オリンピックは超難易度の高い、案件だと思います。
注目度も抜群に高いですから、少しのミスでも、大ごとにされかねないので、本当に大変な仕事ですね汗。
冒頭でも、ふれましたが、近年のオリンピックのほとんどで、特に施設建設が遅れ、直前になって、計画変更を余儀なくされています。直前になっての計画変更、工期遅延は世界的問題になる可能性、ん~想像するだけで、胃がきりきりする状況ですね。。。
2020年に向けて、国立競技場をはじめ、様々な施設が建設の真っ只中です。私たちの国、日本の晴れ舞台で、期限と質を守れるか。競技と合わせ、注目したいとろころです。