効果的な意思決定が不可能な理由
ナックの松田です。先日、少し時間が空いたので、久しぶりにブックオフに行ってみました。特に読みたい本があったわけではなく、暇だし、通勤中に読む本ないし、とりあえず、ブックオフに行けば、何かしら面白い本あるだろうって感じでした。ですが、、、
ん~私だけかもしれませんが、そういう時って、全く見つかりません(汗)
何だよ、ブックオフ。全然、見つからないじゃん。と、ボソッと言っちゃいました。でも、後で調べたら、そのブックオフは書籍だけで、35万冊もあるそうです。。。
35万冊もあれば、必ず、良い本は存在するはず。ただ単に、目的がはっきりしてない中、お店に頼りすぎて、本購入&暇つぶしに失敗した。それを、ただ、ただ、ブックオフに八つ当たりしちゃっただけだと、家帰ってちょっと反省しました(汗)
選択肢があればあるほど。。。
本が35万冊もあって選べないのは、私自身のせいだと思いますし、実際、人間は、、、「動機づけや目的がなければ、効果的な意思決定は不可能」だと、脳科学的に言われております。
ですが、とは言いつつ、、、何かを選択する時に、常に動機や目的があるとは限りません。だから、、、暇だな~、何か楽しいことないかな?みたいな、宙ぶらりんというか、漠然とした感情にさいなまれることが、起こるのかもしれません。
現代での、、、こういった人間の心理、感情を、満たしているもののひとつが、SNS、比較サイト、まとめサイト、口コミサイトなどのサービスではないでしょうか。
動機や目的がなくても、見てるうちに、もしかしたら、見つかるかもしれません。
なにより、、、見るのはタダですし、どこでもいつでも見られますし、世界中のいろんな情報が溢れています。もしかしたら、見るだけで満足する場合もあります。。。
特に、暑い日が続く今は、外に出るのもおっくうになれば、自然とスマホを手に取り、オンラインの世界へGOしちゃいます。今は、オンラインで、たいていのことが、できてしまいますから、本当に便利な世の中ですよね。
でも、商売をする方からすれば、住宅営業しかりですが、オンラインだけでは、効果的にアプローチできなかったり、完結できないことが多くあります。
動機や目的を求め、オンライン(ネット上)を漂う人々をどうやって、オフライン(現実)に導くか。いわゆる、「OnlinetoOffline」略して、O2O(オートゥオー)という、オンラインでの情報接触行動をもってオフラインでの購買行動に影響を与えるような施策が、これから、確実に、存在感を増しますし、営業施策としても、重要度が高くなるのではないでしょうか。
ちなみに・・・
冒頭の本を買いに行く話ですが、ブックオフの一件の後に、私はあるサイトを利用するようになりました。
そのサイトは、
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読みたい本が、きっと見つかる
「HONZ」(ホンズ)
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「HONZ」は、レビュアーという方たちが、何冊もの本を読み、その中から1冊を選び出して紹介するサイト。小説を除くすべての本、サイエンス、歴史、社会、経済、医学、教育、美術、ビジネスなどあらゆる分野の著作が対象です。
この、「HONZ」の面白いところは、レビュアーの書評が本気なところ。口コミサイトなどのレビューと異なり、「HONZ」により厳選されたレビュアーさん達が、書きあげた書評は、それだけでも、読み応えがあります!
普段、自分が選ばなそうなジャンルの本も、しっかりとした書評で、読みたくなり、新たな分野の開拓にも、なるような気がします。
「HONZ」からそのまま、Amazonなどのオンラインショップに接続でき、購入することができるんですが、私は、「HONZ」の書評を読んだ上で、書店でちょっと立ち読みしてから購入するセルフO2Oで本選びをしています(^O^)
「HONZ」で目的、動機づけは、しっかりされているので、書店でブラブラさまようことも少なくなり、目的、動機づけを身をもって、体験しました。
普段から本を読まれる方も、何か本読んでみようかなと思われている方も、「HONZ」は結構、おすすめです。気になる方は、是非、お試し頂ければと思います。