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新聞は読んでいますか?経営・人材育成

コミュニケーション
2017.7.10

ナックの松田です。「新聞を読め!」これは、私の大学時代の授業冒頭で、先生が全員に必ず言っていた言葉です。お恥ずかしながら、その当時の私の頭の中は、95%部活でした。そんな私は、、、新聞?いやいや、そんなの、読む時間なんてありませんよ~と、聞く耳もたずでしたが、、、


先生は、ただ「新聞を読め」というだけでなく、新聞を持参してくるようにも、言ってました。それは、酷な話だよ~と思っていましたが、今、思えば、、、授業をとっている生徒分、新聞が売れたところで、その先生に何もメリットなし。


じゃあ、なぜそんなことを言っていたのか?


新聞は読んでいますか?


昔も、今も、就職の面接で、「新聞は読んでいますか?」という質問は、結構、聞かれるみたいです。ネット検索でも、「面接 新聞読んでいない 不利?」のようなワードが検索されています。


こういった面で、大学生のうちから、新聞を読むクセを付けたほうがもちろん良いなとも感じますが、そもそも、、、「新聞は読んでいますか?」の質問は、読んでいることを確認したいのでしょうか。


面接する人にもよると思いますが、別のところに真意があるのかなと、私は考えます。


「基礎的な知識(政治や歴史など)がないと新聞読んでもわからないから意味ないよ」この言葉は、世の中の出来事を分かりやすく解説できることで人気の「池上彰さん」が、何かの記事で、おっしゃられていました。


この記事を読んで、もしかしたら、新聞の質問には、その人の基礎知識をはかる目的が含まれているのかなと思いました。ん~なんとなく耳が痛いです(汗)


実際、私自身も面接で、新聞のこと聞かれて、しどろもどろになり、取り繕い、冷や汗かいたことが忘れられません。


他にも、身の回りで起きている出来事以外に、政治・経済・文化的な視点で物事を把握しようしているか。業界について興味関心をもっているか。などなど、、、


「新聞は読んでいますか?」は、新聞を通してその人自身の、基礎知識や、興味、考え方などの、情報を得ることができる質問なのかもしれません。


新聞で知り、書籍で理解する


冒頭の「新聞読め!」先生の話に戻しますと、池上さんのもう一つの言葉で、その先生の言葉の真意も、少し分かるような気がします。


「新聞で知り、書籍で理解する」知るだけでなく、ものごとを理解できることが望ましい。でも、知らないことは、調べられないので、理解することもできない。


だから、まずは、知るための手段として、新聞を読め!そして、理解を深めてください!という、思いが先生の言葉にはこもってたんじゃないかと、深読みかもしれませんが、今更ながらに感じます。


現代では、ネットニュースが、普及し、あらゆる情報、知識が、誰でも、いつでも、どこでも、得られます。


また、、、SNSにより得た知識または経験を、これも、誰でも、いつでも、どこでも、全世界に発信することができるので、「知る」ことには積極的な時代だと思います。


一方、、、情報伝達のスピードも速くなり、誰よりも面白いことを、誰よりも速く発信すること、つまり、「情報の鮮度」が重要視されているようにも感じます。


鮮度が優先されれば、理解を深める前に発信、表面的な表現となったり、信憑性の薄い情報になることが考えられる。今も昔も、人の噂は、流れれば流れるほど、尾ひれがつきますし、不思議なことに、発信元から離れれば離れるほど、真実っぽくなってしまう。


膨大な情報に溢れている現代では、情報源を追うことは容易ではありません。


ですが、ただ「知る」だけでなく、「理解」を深めるという意識を持たないと、溢れかえる情報に惑わされてしまうかもしれません。

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