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「ラグビー = 男子」だけではありませんコミュニケーション,市場動向

市場動向
コミュニケーション
2017.6.26

ナックの松田です。前回、「語感」という言葉について、ご紹介致しました。今日は、続きで「語感」に絡む別の話題を書かせて頂きたいと思います。

○○=男性は古い?


「語感」の意味には、、、言葉に対する微妙な感覚や、イメージのことも含まれます。


例として、、、「大工さん」と聞くと、多くの方、特に現場や業界を知らない方は、無意識的に「男性」をイメージして、考えてしまうというようなこと。これに似たようなことが、他にもあります。


私は、大学生までラグビーをやっていたんですが、ラグビーと聞くと無意識的に男性をイメージしませんか?


昔、大ヒットしたドラマの影響か、男子学生が雨の中、泥にまみれひたすら、タックルの練習をする。。。こんなイメージから、よく、ラグビーは、3K(キツイ・汚い・危険)スポーツとも言われます。


ラグビーの「語感」が与える印象は、ゴツい男が根性でキツイことに耐える、「ラグビー = 男子+3K」といったところでしょうか。


そんなラグビーですが、、、実は、最近、「ラグビー = 男子+3K」だけでは、ありません。


その理由としては、今、「女子ラグビー」が盛り上がっていて、今までのラグビーのイメージが、変わりつつあります。きっかけは、リオデジャネイロ五輪より、7人制ラグビー(セブンズ)が、正式競技となったことから、注目を浴びるようになりました。


「サクラセブンズ」の愛称で、美人な方が多いとメディアでも話題で、今までのラグビーの3Kイメージとのギャップといいますか、なんか華やかなイメージがあります。


来たる2020年、東京五輪でのメダル獲得が期待される、大注目の「女子ラグビー」が、新たなラグビーのイメージを築いています。サッカーなでしこJAPANをはじめ、日本の女子スポーツが世界レベルになりつつある中、「女子ラグビー」もどんどん活躍して欲しいなと思います。


新たなイメージ


冒頭の話に戻しますが、「大工さん」= 男性。総じて、建設業、建築業のイメージ。ここも、ラグビーと同じくらい、男性というイメージが強い業界。このイメージを変えようとする、取り組みがあります。


それらは、専用HPなどを開設し、「建設業 +女性」というイメージの構築をはかっています。具体的に、何点かご紹介致します。


建設女子全力応援『おうちクラブ』

国土交通省とよしもとがタッグを組み、建設業界の魅力を伝え“建設業界における女性活躍推進施策”を盛り上げる


けんせつ小町

女性が持てる力を発揮できる産業にしていくため、女性にとっても働きやすく、働き続けられる労働環境の整備を進める


建設産業で働く女性がカッコいい

女性現場監督の活躍などを紹介


建設×女子部

女性による女性のための建設業界ポータルサイト

内容としては、今、活躍されている女性の体験談や、お笑い芸人を起用しての現場体験など、業界の今を分かりやすく解説されています。


あげさせて頂いた例を、ご覧になって頂いてお分かりかと思うのですが、ターゲットは「女性」。建設業における女性技能労働者の割合は約3%と、製造業の平均値や全産業平均値に比べて極めて低い状況。


ですが、大学で建築や土木工学を学ぶ女性の割合は着実に増えていて土木建築工学科の学生に占める女性の割合は、1993年時点では約9%、2015年には18%以上にまで増加しているそうです。


建築・土木・測量技術者における就業者の女性割合の推移を見ても、過去10年間でその割合は約1.5倍に増加。


ご紹介した取り組みは男性中心で、女性の活躍が遅れているイメージの建設業界に新たな動きが出始めているということなのかなと思います。

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