「ホームページの『見学会』告知、何を載せれば良い?」HP・WEB関係
特に常設モデルハウスを持っていない会社の場合、
見学会が重要な集客源
となることも多いのではないでしょうか。
見学会で公開する建物は、
おそらく自社の自信作でしょう。
しかし、
見学会において建物と同じくらい重要なのは
「集客のための宣伝活動」です。
先週もお伝えしたとおり、
お客様はまずネットで情報収集をし、
気になる会社や建物を選んでから足を運びます。
どれだけ良い建物を公開しても、
ホームページなどで
「魅力が伝わる告知」をしなければ、
お客様に足を運んでいただけません。
今回は、見学会告知のポイントを解説します。
お客様の求める情報を網羅していますか?
まずは、
掲載するために必要な情報を揃えましょう。
必要不可欠なのは「写真」です。
ホームページなどで建物の
「第一印象」を決定づけるので、
丁寧に撮影しましょう。
「暗い」「傾いている」「狭く見える」
写真をよく見かけますが、
このような写真は当然ご法度です。
お施主様の中には
写真掲載に難色を示す方もいらっしゃいますが、
写真掲載の有無は集客にも大きく影響します。
可能な範囲で写真を掲載できるよう
丁寧に依頼しましょう。
また、
完成前から集客を開始する場合に
パースを使うこともありますが、
写真撮影が可能になった段階で撮影し、
ホームページ掲載画像の差し替えを行いましょう。
写真の他には、
建物の「見どころ」を文章で
まとめる必要もあります。
営業担当者や設計担当者に、
以下4点を確認すると、
見どころをまとめやすくなります。
・お施主様からどのようなご要望があったか?
・お施主様は以前のお住まいにどのような不満があったか?
・ご要望や不満に対し、自社はどのような提案をしたのか?
・お施主様のご要望以外に、自社で提案し形にした点はあるか?
できれば、
写真撮影の前にこれらの点を確認しておき、
撮影時には「見どころが伝わるように撮影する」
ことを意識すると良いでしょう。
さらに、住宅会社の中には、
お施主様や設計担当者のコメントを紹介したり、
建物を動画で紹介するというところもあります。
より多くの情報を載せることが
集客にはプラスに作用します。
可能な情報は積極的に掲載しましょう。
お客様に「伝わる」表現をしていますか?
情報掲載で気をつけたいのは、
「お客様に伝わる表現を徹底する」ということ。
せっかく撮影した写真も、
ただ載せるだけでは魅力が伝わりにくいものです。
簡単な見出しだけでも良いので記載し、
見どころが伝わるように工夫しましょう。
建物紹介を書く際は
「住宅に詳しくないお客様にも伝わる文章か?」
という点を意識しましょう。
特に、以下のような文を書いている方は要注意です。
・面積・採用設備やメーカー名など、
スペックだけを書いている
・工法・性能・専門用語など、
住宅に詳しくない方には分からない情報を書いている
伝わりやすい説明文のポイントは
「お施主様の新しい暮らしがイメージできるように書く」
「お客様にメリットが伝わるように書く」
ということ。
例えば
「○○畳のリビング」と書くよりも
「親子でゆったりおうち時間を楽しむリビング」
「太陽光発電○○kw搭載」と書くよりも
「毎月の光熱費をおトクにする太陽光発電を搭載」
などと書くほうが、
家づくり初期段階のお客様には
魅力が伝わるでしょう。
せっかく文章を書くのであれば、
ただ書くだけではなく、
“集客のプラスになる”
文章を書くよう心がけたいものです。
(情報提供:住宅産業研究所)