ゴールをスマートに設定する目標達成
「目標を立てる」
「ゴールを明確にする」
会社を経営していくうえで
当然ながら、必要なことです。
ただし、いざフタを開けてみると、
「目標を立てただけで、それっきりになっている」
「具体的に何をしていけばいいのかわからない」
という状態になっているケースは
少なくありません。
そこで今回は、
『成果につながるゴール設定の仕方』
についてお伝えしたいとおもいます。
そもそも、目標・ゴールとは
・あなたが達成したい結果
・ビジネスにおいてあなたが向上させたい点
ですよね。
この目標、ゴールを設定する際に
『SMARTの法則』
というフレームワークをもとに
設定していくと良いといわれています。
S:Specific(具体的)
ゴールは、具体的であること。
先程あげたように、
ゴールはあなたが達成したい目標を
はっきり描いたものです。
逆に、具体的ではないゴールとは、
・最高を目指す
・一流の営業マンになる
・競合に勝つ
・クレームを減らす
・お客様の夢を実現させる
・地域で信頼される会社になる
などです。
これらの目標、ゴール自体が
悪いというわけではありません。
個人で思っているだけであれば、
それはそれでいいかもしれませんが、
ビジネスとしては、抽象的で曖昧です。
どういう状態になれば、最高と判断できるのか?
どういう状態になれば、一流と判断できるのか?
どういう状態になれば、競合に勝ったと判断できるのか?
と具体的にする必要があります。
M:Measurable(測定可能、数値化)
ゴールは、数値で測定可能であること。
ゴールは具体的であることにも直結するのですが、
できる限り数値で測定可能なゴールを
設定するといいですね。
「競合に勝つ」
→「勝ち6 対 負け5」
というように勝ち越した状態を維持する
「クレームを減らす」
→特定の期間内で○件以内におさえる
直接、数値で測れないゴールであれば
間接的に数値で測定できる必要な事柄を
決めておくといいですね。
A:Achievable(達成可能)
ゴールは、現実的で達成可能であること。
そもそも、現実的に達成が不可能なゴールを
設定してしまわないようにしましょう。
夢物語で終わってしまうと
モチベーションも保てません。
だからと言って、低すぎる目標も
あまり好ましくありません。
努力、挑戦をして手が届くかどうか、
ギリギリのラインにゴールを置くといいでしょう。
R:Relevant(成果重視、有意味)
ゴールは、達成したときに意味があるものであること。
個人的な目標であれば
どんなゴール設定をするのかは自由です。
ただし、ビジネスとして、企業として
ゴールを設定する場合には、
・売上を伸ばす
・利益を伸ばす
・コストを下げる
など会社の業績につながるかどうか
この点を忘れずにゴール設定をすることが大切です。
T:Timely(期限が明確)
ゴールは、期限が設けられていること。
いくら具体的で数値で計測できたとしても、
また、会社の業績につながるゴールだったとしても、
それを1年でやるのか、10年かけてやるのかでは、
大きな違いがあります。
また、ゴールを達成する時期を曖昧にしておくと、
結局手をつけずにズルズルと先延ばしになり、
何もしていない。という状態になりかねません。
期限をしっかりと明確に決めることが重要です。
「SMARTの法則」について
簡単にご紹介させていただきました。
会社としてのゴール設定。
部署ごとのゴール設定。
個人としてのゴール設定。
業者間でのゴール設定。
など様々な場面で
この「SMARTの法則」は
活用できるかと思います。
いま現在、あなたが立てている目標・ゴールを
このSMARTと照らし合わせて
チェックしてみてください。