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新築24棟を受注し続ける家族経営の工務店 vol.1経営・人材育成

コミュニケーション
2020.4.6

値段が決まっていない物を買う人がほとんどいなくなったこの時代。時価の寿司屋ではなく回転寿司がメジャーになりました。1棟1棟、仕様も価格もちがう注文住宅においても、メニュー化されている家でなければ選ばれなくなっています。十数年前まで主流だった 「ウチはどんな家でも建てられます」では通用しなくなってしまったのです。

ここで、


毎月、全国の工務店向けに東京や大阪で“注文住宅のメニュー化”と“建築コスト削減”について指導している社長さまを、今日はご紹介致します。木造住宅の施工経験がほとんど無いとき、一気に住宅産業に事業転換し、すんなりと成功の道を歩んでいます。


はじめは、、、


公共で6億あった売上が1億1400万に・・・「公共を請け負っていたとき、仕事を受注しても粗利はさまざまでした」当時を振り返ってそう語ります。「1億で落札した工事が1億5000万になることもありましたよ」まさかそんな事が本当に起こるのかと話を聞いても驚きの連続でした。

だから、どうしたら安くなるのかをずっと模索していましたが粗利ほぼゼロの工事もあったそうです。売上をあげるために、仕事をもらわないといけない。そして、頭金を確実にもらわないといけない。社長の父親に言われていたそうですが、実はその本当の理由は、会社のお金を回すためだと気付いたとき、すでに経営状態は悪化していました。

その当時の売上は6億円、銀行に借入れの相談に行ってもなかなか貸してくれない・・・。銀行から言われたことは「小さくても強い会社を作ってください」「5ヵ年計画を立ててください」だけだったそうです。銀行の担当者から出された指示は、従業員を減らして売上規模を2億に縮小することと粗利20%以下の仕事は受注しないこと。その年の売上は結局、1億1400万円でした。父親と一緒に顧客の挨拶まわりをして、それから5年間はツライ時期を過ごしたそうです。

「会社を潰さないために何でもやると覚悟していました」その覚悟のおかげか、徐々に仕事が増えてきて、5年の期間で新築を3棟受注しました。なんとか会社を立て直すために、当時いろんな事業を模索しました。

住宅フランチャイズの説明会に参加


良さそうな住宅フランチャイズは見つかったものの、当時はモデルハウスを建てることが加入の条件だったところが多く、その資金がなくて断念・・・。


コンビニのオーナー募集の説明会に参加


よく考えると土地と店舗が必要・・・。その資金がなくて断念・・・。そんな時、ナックのセミナー案内が目に飛び込んできました。たった1人で年間7~8棟の新築を工事請負契約している、という案内でした。本当にそんなこと出来るのか?嘘だったら、だまされたらどうしよう?でも・・・本当だったら良いな。すごく有意義な話を聞けるかもしれない。半信半疑で参加してみたそうです。


そのセミナーは


話を聞くだけではなく現場も見せてくれるセミナーでした。参加者は十数名。現場を見せてくれる社長とナックのスタッフ合計15名ほどでバスに乗り込みます。現場を2軒回り、「本当に同時に動いてる現場が2棟あるんだ・・・」思わず言ってしまうほど驚きました。さらに、現場で作業していた大工さんが「社長!」と言っているのを見て、「本当にこの人、社長なんだ・・・」。

現場を2軒回った後、事務所も見せてもらいました。鍵を自分で開けて、電気をつけて入っていく姿を見て、「本当にこの人、1人でやってるんだ・・・」半信半疑が確信に変わっていきました。この社長は、今から10年も前のセミナーのことを鮮明に覚えていました。かなり衝撃を受けたのでしょうね。その詳細は次回にお伝えします。

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