なんのために取り組むのか。市場動向
明けましておめでとうございます。
ナックの松田でございます。昨年は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。 本年も、少しでも皆様のお役に立てる情報を提供できるよう、心がける所存でございますので何卒、昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
過ごしやすいような気もしますが、
改めまして、本年も、毎週月曜日、工務店MBAに、お付き合いいただけましたら、幸いでございますm(__)m私は、年末から年始にかけて、体調を崩してしまいましたが、なんとか、新年を迎えられましたので、体調管理をしっかりし、1年を過ごしたいなと、思っております。2019年から2020年の年末にかけては、例年に比べ、各地で雪が降らないということが、ニュースになっていましたね。各地のスキー場では、雪不足により開業が遅れたり、札幌では、観測史上初の積雪ゼロの大晦日だったそうです。なんとなく、肌でも感じますが、今のところ、「暖冬」ということになるのでしょうか。
「暖冬」となると、普段、雪が多い地域では、外出しやすくなったり、暖房費がかからなくなったりと、メリットともとれることが、あるようですが、ビジネスにおいては、スキー場の開業遅れは売上に直結しますし、アパレル各社では、比較的、単価の高い冬物の販売が、伸びなやんでいるようです。自然は、様々な形で、私達に影響を与えますね。それは、ビジネスにおいては売上だったり、災害という形になれば、命に関わります。ここ数年は、私達、人間の考えや力を上回る出来事が、日本のみならず世界中で、起こっており、そういった出来事を目にするたびに、人間の無力さ、自然の力の強大さを、感じます。
出来ることはないのか。。。
規模によりますが、自然災害が発生した場合、我々、人間は為す術がありませんが、ただ、大なり小なり、いずれかの形により、人間が生活していくことにより、自然災害の原因となる影響を、環境に与えているのではないでしょうか。こういった状況の中で、最近、よく耳に目にしますが、「SDGs(エスディジーズ)」、持続可能な開発目標として、取り組みが注目されています。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために国際社会共通の17の大きな目標が掲げられています。目標とは、貧困や飢餓といった問題から、働きがいや経済成長、気候変動に至る課題に、世界的に積極的に取り組み、持続可能な世界を実現するため行動するということ。特に、環境問題に関しては、企業が行う多くの事業活動は、環境に何らかの影響を与えていることから、事業者が環境の続可能性を意識した取組を実践することは、企業を持続可能なものとする上で不可欠となるとされています。
日本においては、今日の日経新聞にも掲載されていましたが、今年、開催される世界的に注目の集まるオリンピック、パラリンピックにおいて、日本の姿勢が本格的に注目される大会となり、「SDGs」を意識した法令改正なども相次ぐそうです。こういった背景から、HPなどを通じて、「SDGs」への取り組みを伝えるページを設ける企業が増えています。事業規模や売上、従業員数だけでなく、企業の在り方として、「SDGs」に取り組む姿勢が、重要視される潮流は、これから、どんどん強くなっていくでしょう。取り組む姿勢を見せるのが大事ではなく、なんのために取り組むのかを理解しなければ、本質を見失ってしまいそうですが、最終的に、自分自身に影響を与えると捉えれば、企業としても、個人としても、無視できない事柄なのではないかと思います。それでは、今週はここまで。今年も宜しくお願い申し上げますm(_ _)m