決定を覆すスピード経営・人材育成
ナックの松田です。とても、良い週末でした。ラグビー日本代表が、現在、日本で開催されている、ワールドカップで、間違いなく、世界のトップに君臨する国のひとつ、アイルランド代表に勝利しました。いろんなメディアで取り上げられていて、ご存知の方も多いと思いますが、
結果を見た時、めちゃくちゃ嬉しくて、自宅に帰り、録画を何回見ても、泣けてきちゃいます。まだまだ、大会は続きますから、楽しみでしかたがありません(^o^)
数字もそうですが、、、
9月28日付けの新聞の情報では、12試合で、観客総数は、42万人以上にのぼり、観戦チケットは、180万枚超の97%が、販売済みとのこと。全48試合を生中継する、「ジェイ・スポーツ」の加入者も、大きく伸びていて、日本代表のレプリカジャージーも、12万枚以上が売れているそうです。関連する数字も好調で、試合も全部、面白く、それと、合わせて、すごく、良いなと思ったのは、日本のサポーターが世界に、認められたこと。他国の国歌を斉唱したり、選手の滞在先での迎えいれる姿勢など、「日本のサポーターは最高で、現在は日本が明らかに世界水準」というような、最大級の絶賛の声が、世界各国から、聞こえてきているそうです。
また、アイルランド戦の勝利に対しても、「ワールドカップは最高潮の盛り上がりを見せており、ラグビー界は日本に感謝している。」という記事も掲載されています。そんな、世界的にも評判となっている大会、ラグビーワールドカップですが、とても、大きな規模の大会ですから、万事、何事もなく、うまくいっているわけではないのも、確かなようです。。。話題になっていたことのひとつに、会場への飲食物の扱いについてがあります。今回の大会が開幕した当初は、ラグビーのワールドカップや国際大会に倣い、飲食物の持ち込みが禁止されておりした。飲食物の持ち込み禁止により、一部の会場で、フードコーナーに、長蛇の列、そして、売り切れが続出し、大混雑、大混乱が発生したそうです。
決定を覆すことができるか。。。
その状況から、大会4日目に、組織委員会は、規制緩和を発表し、個人が消費する量の食品だけは、容認されました。なぜ、そうなったか、想定できなかったのか、メディア、SNSなどで、憶測、賛否両論、飛び交っていましたが、この、食品だけオッケーにした決定を、柔軟な対応という見方があります。考えてみれば、準備期間の中で、長ければ数年前から、飲食物全面禁止で準備を進めて、いたのではなかろうかと。変更するにも、国内、国外、あらゆる関係各所に、伺いをたてたり、話を通したり、容易なことではなかったと想像され、これを、大会中に、変更し、周知したスピードは、すごいと感じますし、この、決定までのスピードは、混乱を解消し、良い大会にしたいという、信念や想いの現れなのではないかと、個人的には思います。
会社や組織の中でも、意思決定された内容が、実状に合っていなくても、いろんな事情で、決定を覆すのが難しい場合も、規模の大小に関わらず、あります。そういう場合に、そもそもの決定を、疑いたくなる気持ちもありますが、そうは言っても、、、そのまま進めるのか。変更をするのか。そもそも変更できるのか。仕事をする上で、こういった決定することは、悩ましい課題だったりします。そういう状況の時に、会社として、個人として、しっかりとした理念や信念、想いがあると、目的、ゴールが見えやすく、決断までのスピードや、その後の行動の質が、変わってくるように、思います。ワールドカップは、まだまだ、続きますから、良い大会になるよう願ってますし、日本を含め、各国の試合を、楽しみたいです(^o^)それでは、今週はここまで。来週をお楽しみに\(^o^)/