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最前線のものを、新品同様で・・・市場動向

商品・トレンド
2019.7.8

ナックの松田です。先日、テレビで、消費についての特集を、目にしました。最新のファッション事情を調査した内容でしたが、良いのか、悪いのか、理にかなっているのか、もったいないのか、中々、考えさせられる特集でした。

着るのは、1度だけ?


特集では、現代の消費行動に今までにない現象が、見られ、その現象を、「ワンショット消費」と表現されていました。服や小物などを購入したら、着用した写真を撮影しSNSに投稿、その後、フリマアプリなどで、すぐに売ってしまう消費行動が、生まれているそうです。ん~確かに、流行の移り変わりは早く、次へ次へと新しいものが生まれ、ついてくためには、それこそ、次から次へとアイテムを、手に入れる必要が出てきますから、売ることができれば、次への原資を得ることができ、理にはかなっているのかもしれません。「ワンショット消費」のミソは、身につける回数を少なく、できるだけ早く売ること。そうすることで、フリマアプリなどに、最前線のものを、新品同様で出品し、少しでも高く売れる可能性が高くなります。

1回だけ、着て写真撮って、SNSに投稿して満足するという感覚が、個人的には飲み込めてませんが、捨てているわけでもないし、クローゼットに塩漬けになってるよりは、有効活用なのかもしれないなとも思いますし、なんとも言えない感覚に陥っています。フリマアプリの聞いた話ですが、欲しい靴をネットなどで、あえて、2足買って、自分で履く用と、1足は履かずに、すぐに、フリマアプリに出品。新発売や人気のある靴などは、希少価値が高いので、定価以上の価格で、売れる可能性が高く、2足目の価格をペイしつつ、儲けがでることもあるみたいです。本なども、新刊を買って、すぐ読んで、すぐフリマアプリなどに出品。定価で売れれば、買った金額をペイできますし、少し安く売れても、結果、定価で買うよりお得に、読めるなどなど、フリマアプリなどを利用して、様々なテクニックを駆使する人も、世の中にはいるそうです。

話が少し逸れましたが、、、


「ワンショット消費」が良いか悪いかは、正直、私には、判断がつきませんが、服であれば、1回しか着ないことが前提になったら、耐久性などを気にしなくて良くなり、ペラペラの素材だけどものすごく、おしゃれな服とか、お金払えば、一定時間、店の中の服を着放題、写真取り放題とか、いろんな業態のお店が、でてきたりしませんかね。でも、自分で、売れちゃうところが、鍵のような気もしますし、フリマアプリの今後ますますの発展か、想像もし得ないようなサービスが生まれるのかもしれません。年齢、性別、趣味、嗜好などの違いにより、こういった消費の形が、すべての人に当てはまるとは、思いませんが、ここ最近の、目まぐるしい程のITの進歩が、根本的な価値観の変化を、少しづつ、でも、確実に、もたらしているように感じます。ものへの関心が無くなる、というか、SNSへ投稿するなど、それ以上の関心事ができた、ということなのかもしれません。どうでしょうね。

こういう考えは、他の消費にも、影響するでしょうかね?ものを所有することに、価値を見出さない人たちが、確実に増え、売るという行為が、物理的にも、精神的にも、ハードルが下がり、何かを購入する時に、すぐか、いずれにしろ売るという前提があったとして、そういった、消費者に対する、営業活動や、選ばれる商品とは、今まで通りで果たして、良いのか。ただ、こと、住宅に関しては、先日の日経新聞に、少し違った切り口でしたが、20~30代の持ち家志向が強いといった記事がのっており、低金利ということもあり、所有することに価値は見出されているという、見方もできます。もしも、住宅で、すぐ売るのを前提に買う価値観が、根付いたとしたら、売る側の価値観も、根本的に変わってしまう、または、変わらざるおえなくなるのでしょうか。それでは、今週はここまで。来週をお楽しみに\(^o^)/


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