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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 12/11号)

MBA
2012.12.11

今回のテーマ:「『現場力』を鍛えよう」(前編)             24/12/11

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
萩原 舞花
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いつもご愛読ありがとうございます。

MBA事務局の萩原です。



突然ですが、日光に行ってきました!

私にとっては人生で初めての、「社員旅行」を

体験させていただきましたヽ(*^^*)ノ



日光といえば・・・

いろは坂、華厳の滝、東照宮、日光江戸村・・・

温泉や名物など、関東地方では有名な名所ですよね!

食べ物で言うと、湯葉が有名です。



さて、以前のメルマガでも、私が考える

旅行の目的についてお話をしたことがあるのですが

覚えていらっしゃいますでしょうか。



そう、私が個人的に旅行に求めている事・・・

それは「トラブル」です!!!



(嫌な奴みたいな響きですね・・・)

 ( ̄ー ̄; ヒヤリ



単純に、皆が“ハッピー”に旅行が終わってしまっては

得るものが少なく、物足りなく感じるのです。



ましてや今回の旅は、普段一緒に仕事をしている

チームでの旅行です。



折角ですから、「何か大きな問題が起きて、

それを皆で乗り越えるぞ!という映画の

ワンシーンのような、アドベンチャーが

あってもいいのでは?」

と勝手に思っていましたo(⌒0⌒)o



すると・・・



夜な夜な強く念じていたのが効いたのか・・・

なんと、私の期待していた、「トラブル」が

発生したのです!!!



(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) 


さて、その気になる「トラブル」とは、

2日目の観光は終始「大雪」に見舞われました!!



(観光なんて無理じゃないか・・・!?)という最悪

の天候だったのですが、せっかく日光に来ているのに

観光をしないなんて勿体ない!ということで、

強行突破で計画実行になったのです。



外は15センチほどの雪が積もり、大荒れの吹雪の中、

皆で市バスにのって、「いろは坂」を登り、

バスを降りて徒歩で華厳の滝へ向かう。



「寒いー!」

「痛いー!(顔が)」

「遭難するー!」

「うわー!(ズボッ!)」
(雪の深いところに足を突っ込んだ音です)



いい大人たちが、大雪の中一列になって

雪山を進んでいくのです・・・!!


「華厳の滝を目指す!」という、ひとつの目的達成

のために、皆で一生懸命になって進み、協力しあう

姿というのは素晴らしいですよね!



雪に備えた防寒具は誰も持っていませんので、

終始、心臓まで凍るような寒さでした。



ただ、今回の旅行は私にとってはとっても楽しくて、

参加した皆さんと、寒い思いをしながらも

一緒に雪山を歩けて、なんだか嬉しかったです。



■  ただ楽しいだけではつまらない!社員旅行の目的とは・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★



皆様の会社でも、社員旅行ってありますか?

定期的な旅行ですか?それとも、売上や目標達成に

伴った、達成旅行でしょうか?(⌒o⌒)



社員旅行の目的として一番大きく挙げられるのは、

やはり「親睦を深める」ことだと思います。



普段共に業務をこなしている仲間ではありますが、

なかなかプライベートでのコミュニケーション

を取りあうのは、相手によっては難しいこともあります。



しかし、こういった親睦を深める会を作ることによって、

相手の意外な一面なども、見ることができるかもしれません。



以前、とある工務店社長様に社員のモチベーションアップに

関してのお話を伺った際の出来事です。



「うちは必ず1年に一回、社員旅行を

 設定するようにしている。」と仰っていました。



その理由は、



「人間は、目標を達成した際に、

 楽しくて嬉しいご褒美があればモチベーションアップや、

 成長に繋がる。」からだそうです。



確かに、何かワクワクするようなご褒美をもらえるのであれば

社員達は、目標達成に向かって頑張りますよね!

( ^_^)/\(^_^ )



また、「チーム力」をアップするためにも実はこの社員旅行が役に立つのです。

社員同士が、同じ時間と空間を、旅行を通して過ごすことによって、お互いの

弱みや強みを理解しあい、結束が強くなるのです。



その為には、今回の「大雪の中強行突破で観光する」ではないですが

旅行の際に何か皆で一緒に達成できるようなイベントを企画するのが

良いのではないかと思います。



最近では、こういった楽しいイベントのほかにも、社員全員で

モチベーションアップの研修や勉強会にご参加なさる会社も

増えてきているみたいですね♪



人間というものは不思議で、同じ釜の飯を食べた同士が仲良くなったり、

腹を割って話し合う関係を築けた際に、「信頼」が生まれてくるんですよね。



近頃、会社の中でのコミュニケーション、そして個人の持つコミュニケーション

能力が低下してきているというお話を聞くことがあります。



どんなに仕事ができても、やはり職場で人間関係を構築するには、

仕事力だけでなくコミュニケーション能力もとっても大切です。

社員一人ひとりが、高いコミュニケーション能力を身に着ける

ことができれば、会社のイメージがぐんと上がりますよね!



会社の雰囲気がよくなると、来店されるお客様にも不思議と

社員の仲の良さというものが伝わるものなのです♪

「この会社、安心できるな。」とお客様に自然と

思ってもらえるに越したことはありませんよね。

(゚ー゚)(。_。)ウンウン



冒頭でも述べましたが、今回の旅行は私にとって、人生で

初めての「社員旅行」でした。



まだまだ比較的社歴の浅い私(萩原)ですが、今回の旅行を通じて

チームワークの大切さや、コミュニケーションの大切さを

深く学ぶことができました♪♪



皆様の会社でも是非、こういった社内のイベントに取り組んで

みてくださいね(^0^)ノ



2012年も残すところあと20日・・・

頑張っていきましょうね!



それではまた来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●



今回のテーマ「現場力を鍛えよう」(前編)



■現場力の向上は「5S」の徹底から



ユーザーが住宅業者を選ぶ基準として、商品(工法・設備・仕様)

設計・プラン、価格、営業マンなどの様々な要素がありますが、

施工技術や現場の品質もその一つです。



在来工法にこだわるシニア世代のユーザーは、

特に現場に厳しい目を持っています。



構造見学会や完成見学会でも、建具の収まりなどの

細かい点にも目を光らせているものです。



若いユーザーでも、着工からいざ施工が進んでいくと、

やはり自分の家には興味がありますから、頻繁に現場に

足を運ぶユーザーは少なくありません。



そこで協力業者が適当な対応をしていたり、マナーを守らなかったり、

些細な箇所で手を抜いたり、要望と違う仕上がりになっていると、

引き渡し後のクレームに繋がります。



せっかく契約が取れても、ユーザーの満足度が低ければ

悪評にもつながりますし、紹介やリフォームといった

二次的な受注を逃すこととなります。



モノが大量消費される時代を経て、現在はそれなりの価格に

見合うそれなりの品質が求められます。改めて「現場力」を

見直すべき時かもしれません。



それには第一に協力業者・職人の教育が重要です。



基本的なことではありますが、現場の「整理」「整頓」「清掃」

「清潔」「習慣化」の5Sを改めて徹底しましょう。



ポイントは、整理・整頓の基準をルール化すること。



「この現場は狭いからしょうがない」などの特例を認めてしまうと、

やらないことの言い訳を作ってしまうこととなります。



現場の整理・整頓を徹底することで、材料や工具を

その都度探すような無駄を省くことができます。



清掃を徹底することで、現場内に作業スペース・移動スペースを確保できます。



現場マナーの向上は、結果として作業効率を上げることとなり、

コストダウンにもつながります。



■現場の改善が顧客満足を生む



新潟県から全国に展開するビルダー、イシカワでは、現場の

効率化を図るため、自社の大工の1日の仕事内容を分析しました。



その結果によると、現場で実作業に擁しているのは

作業時間の43%に過ぎず、17%は作業工程を考え、

11%が相談・指示、6%が手戻り仕事ということでした。



この結果を受けて、現場手順を最適化する研究を行い、

作業マニュアルを作成して運用することで、

実作業時間を80%以上に改善しました。



この内容をチラシやホームページに掲載し、他社と比べて安く、

高品質の住宅を建てられるというアピールにつなげています。



協力業者の意識を向上するため、定期的に勉強会を行ったり、

全社員に向けた経営会議にも協力業者を参加させている

ビルダーも少なくありません。



協力業者と一体となって、現場意識を向上することは、

営業面でも協力を得られるというメリットがあります。



徳島県No.1ビルダーのはなおかでは、

協力業者として52名の専属大工を抱えています。



専属大工に、経営理念や社訓に基づいた顧客満足度の

高い対応を徹底するため、月1回3時間の勉強会を行い、

全社会議にも参加させています。



言わばほぼ社員のような扱いで、社員旅行にも同行させ、

賞与も支給しています。



引退後は、現場清掃や若手の指導、客へのアドバイザーなどの

活躍の場所を与えることで、関係性を築いています。



そして、同社の専属大工は営業にも参加します。



完成見学会は月1回開催し、毎回150組・500名以上が来場するため、

営業マンだけでは全ての来場客に対応できません。



そこで、大工も完成見学会に参加して、家づくりのアドバイスなどで

来場客と積極的にコミュニケーションを取ります。



実際に施工に携わる大工が接客することで、

細かい技術的な質問にも応えられます。



同社の引き渡し後の顧客アンケートでは、大工に対する満足度は

ほぼ100%に近く、大工の接客・信頼感が受注に

結び付いていると言えます。



人口が減少し、住宅需要も減っていく将来を考えると、

元請けのビルダー・工務店も、下請けの工務店・職人も、

仕事を確保するのは徐々に難しくなっていきます。



お互いがウィンウィンで仕事をできるような関係を

築くことが、今後の生き残り戦略となります。






(情報提供:住宅産業研究所)

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