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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H24 4/23号)

MBA
2012.4.23

今回のテーマ:「震災から1年〜進化した防災・エコ技術」後編         H24/4/23

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
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みなさんこんにちは!

先週に引き続き、今週も萩原が

お届けします(´ー+`)キラッ



そして・・・長野の工務店様

『こんにちはーー!』

みなさんにメルマガが届くころ

私も長野駅周辺をウロついてます。



あ、もちろん仕事ですから〜( ̄▽ ̄)

すれ違ったら気軽に声をかけてください(笑)




■ 突然ですが・・・私・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★


“アフリカ”が大好きです!!



あの雄大な自然にうっとり

悠々と暮らすワイルドアニマル

大地と共存して暮らす人々



なぜか行ったことないのに、

自分の原点がそこにあると、

不思議と思っているわけです

( ^^)人(^^ )

みなさんは、何処かに自分の

原点を感じる場所、ありますか??



いつか大切な人と一緒に行きたいので、

アフリカ旅行はずっと我慢しています。



50代過ぎになって、旦那さんと

子供たちと一緒に行きたいです!

そんな素敵な家族が理想です・・・



ん!?

なんだか話がズレそうなので

余談はこの辺にしておきましょう

o(^^o)(o^^)o 



■ 1枚の紙切れに・・・心を奪われる!?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★


インターネットを通して、

あるアフリカの絵画を購入しました。


(原画って書いてないからコピーかな)

(まぁ、ネットで購入したものに
  そんなに期待しないけどね・・・)


・・・と思って待つこと1週間



 『ピンポーン』
 『○○急便で〜す!』


届いた荷物を開けてみると、

思った以上に完成度の高い絵!

ヽ(*^^*)ノ


 
私『おぉ〜!原画だ!』

  (ヒラリ・・・)
 
私『ん?紙が付いてる』



その紙切れには【ベイカー】さんという

笑顔あふれる黒人男性の写真と、

彼のプロフィールが書いてありました。



そして一緒に、

《私の絵が大陸を越えて、あなたの

 手元に届いてとっても嬉しいです。》



そう、書いてありました。

感動のあまり30分ほど絵を

見続けました。このベイカーさんが

絵を描いている様子を思い浮かべながら。



ムズムズ・・・

ムズムズするなぁ・・・



届くか分からないけど、私も

ベイカーさんに“ありがとう”を伝えたい!

基本、感覚思考人間なので(女性には多いそうです)

思い立ったらすぐ行動!!(o^-^o)笑

販売会社にメールを送りました。



内容は・・・


“ベイカーさんの絵が私の家に

 無事に届きました。あなたのファンに

 なりました!これからも素敵な絵を、

 多くの方に届けてください。”


そう伝えてもらうようにお願いしました。



そしてベイカーさんからの手紙は

大切に大切に・・・保管してあります。

というか捨てられるわけないですよね!?

m(;∇;)m



そしてこれを期に、

日に日に増えていくアフリカグッツ。

もうすぐ同社から、キリンの置物が届くのです。


というか本当に必要だったんだろうか・・・?(笑)



◎ 完全に心奪われている私です。

みなさんも同じ様なご経験

ありますでしょうか?

特に・・・そこの女性の方(笑)!



販売会社の戦略にハマっている

自分自身が見えてきます。



■ 人の心を揺さぶるエモーショナル・マーケティング
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★


<エモーショナル・マーケティング>とは

その名の通り、人の感性に訴えかけ、

顧客が満足する“経験”を植え付け、

顧客獲得まで持っていく、比較的新しい

販売手法と言われています。

(※ちなみに現時点では

 学校の教科書に載っていません)



例えば、大手コーヒーショップのスターバックス。

スターバックスの登場によって、それまで

ただの飲み物メニューであった“コーヒー”が

メインメニューとなりました。



今までにない画期的な戦略が、世界進出を

現実化したと言われています。



どんな戦略かといいますと・・・


◎コーヒーはただ飲むだけの飲み物ではない
  種類を豊富に、いつでもフレッシュな
  コーヒーを出せるようお客様に見える場所で
  その場で作ります。
 
◎高級感を出すために、MサイズやSサイズの
  表記をせず、グランデやトールに名称を変更。
  カップにはスタッフが“Thank you!”と
  メッセージを書くときも。

◎複雑なメニューばかりで覚えられないけど、
  今度はあのグリーンの飲み物に、違うトッピングを。
  本日のコーヒーと店員の笑顔がやる気の源。


などなど、今までのコーヒーショップには

なかった高級感がある販売スタイル。



“あなただけの、新しいコーヒースタイル”

それが、顧客に確かな“記憶”を植え付けました。



● 今回のアフリカの絵の例でもそうですね。

“あなたに届いて嬉しい”の一言がネット客の

心を奪い、ファンにさせてしまいました。


たった1枚の紙切れなのに、すごいですね。

今回は購入後ではありますが、リピーターや

口コミなどを通して、マーケット拡大が期待できそうです。



●個人的にはこのエモーショナル・マーケティング、

今のデジタルな時代だからこそ注目されるべき

マーケティング戦略なのではないかと思います。



■ お客様の心をつかんでいますか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★
 

みなさんのお仕事は、

お客様との接触頻度の回数が

多い業界だと思っています。



ご来店の方だけに関わらず、

ネット上のお客様も同様です。



お客様の心をつかんでいますか?

ファンになってくれていますか?

みなさんとの経験や記憶を植え付けていますか?



例えばインターネットから資料請求してきた

お客様に、ベイカーさんのような笑顔の写真に

手書きでメッセージを加えてみたりすると、

特に、女性からすると嬉しいと思いますよ♪



“○○様の家づくりを担当する○○です!”

 その後はみなさんの想いを述べてみて下さいね。



これから自分の家づくりに関わるであろう

人の顔と、メッセージが見えたら

まさに、ポイントアップ!

お客様の安心につながります。

☆(*^o^)乂(^-^*)☆ ヤッタネ!!



エモーショナル・マーケティング

是非トライしてみてください♪



・:*:・・:*:・おまけ ・:*:・・:*:・


ちなみに(^^)←これ(顔文字)も

エモーショナルマーケティングの一部。


仕事のメールでもよく見かけます。

アメリカでは“エモティコン”という

俗語で呼ばれているんです。


西洋では

 ←これです。理由はわかりませんが、

縦にしてスマイルの顔文字を表現します。

時代はデジタル化するにつれて、

エモーショナル・マーケティングの

必要性がどんどん高まりそうですね!


ではでは、また来週♪



○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●


今回のテーマ「震災から1年〜進化した防災・エコ技術」後編


■住宅周辺分野の防災・エコ技術


前回は、東日本大震災後の住宅会社の

防災・エコ技術について、最新事情を紹介しました。

もちろん、建材や設備など周辺分野の企業でも、

様々な技術が次々と開発されています。



まず、被災地復興と耐震強化の意味合いを

強めて復活したエコポイントに対応するため、

断熱や耐震にかかわる建材・設備メーカーは

高機能・低価格の商品開発でしのぎを削っています。



日本板硝子では、厚さを6.2mmに抑えた高機能複層

ガラスの廉価版を、エコポイントが再開される

11月21日の着工に間に合うよう、

同月1日に発売しました。



ウッドワンが10月に発売したのは、既存の壁をはがさずに

設置できる断熱改修パネル。

部屋の広さを損なわないよう

パネルの厚みは通常の

半分以下の24.5mmとしてあります。



地盤改良の分野では、

住宅密集地における戸建住宅の液状

化対策として、施工機械を

超小型化してクレーンを不要とし

費用を4割削減する技術

(ケミカルグラウト社)なども開発されています。



震災で普及が加速した太陽光発電も

パネルの重量半減(フジプレアム社)や

発電容量を世界最高水準に向上させる(パナソニック)

など、続々と新たな技術が取り入れられています。



LIXILでは、シャープと共同開発した屋根

一体型太陽光発電システムを4月に発売し

年間2600棟分の販売を目指すとしています。

同社は昨年9月から、通販サイト上に

「太陽光発電ショップ」を開設し

ネット上で見積り・補助金申請・電力会社への

売電申込までサポートできる仕組みを確立。



また今年3月には、被災地での復興需要に対応すべく

仙台に大型の旗艦ショールームをオープンさせるなど、

販売面でも積極的に新戦略を打ち出しています。



■免震・制震と非常時対応で差別化する集合住宅


震災後、大手マンションディベロッパーが相次いで


「超高層物件は原則的に免震・制震技術を採用する」

「数日分の飲料・食料を備蓄する」など、

災害対策基準の強化に乗り出しました。



既に首都圏、東海、近畿では、免震・制震を謳う

新築物件が続々と登場しています。



このほか、非常用電源として太陽光発電や

蓄電池を導入する動きや、備蓄品の拡充、

居住者同士の連帯感を養うための

コミュニティスペースを充実させる

といった動きも見られました。



戸建住宅とは異なる、マンションならではの

スケールメリットを活かした防災対策もたくさんあります。


以下に、一部を紹介しましょう。



・非常時に太陽光発電で井戸のポンプを稼働し飲料水用にろ過
 
・大地震時に住戸への水道供給を自動的に遮断し、漏水を防止
 
・停電時に非常用エレベーター等を48時間動かせる発電機

・非常用備品倉庫を兼ねるコンビニ型店舗を配置

・インターホンから各戸に緊急地震速報を流す

・広大な敷地内に高さ12mの避難山を配置し、非常時は近隣に開放



■自治体の取り組み


最後に、自治体が推進する災害・エネルギー対策について、

主な動きを見てみましょう。



近畿地方では、自治体と民間企業や

団体が連携して、木造住宅の耐震化を

推進する取り組みが始まっています。



これは、各自治体と提携した工務店や

NPO法人が、耐震化の支援制度を住民に告知したり

耐震診断や工事、そして補助金申請の手続きを

一括して請け負うというもの。



支援制度の認知度を向上させ、

煩雑な申込手続き等を代行することで

耐震化を推し進めたい考えです。




中でも大阪府は、住戸単位ではなく

自治会など地区単位で耐震化の希望を受け付ける

「まちまるごと耐震化支援事業」を開始。

「平成27年度の耐震化率9割」の目標達成に邁進しています。



東京都でも首都直下地震に備え、

「木密」地域の建替えに固定資産税を減免する措置、

大地震でも住み続けられるマンションの認定制度創設

新たな防災計画の策定などに取り組んでいます。



また各区単位でも、建替えや耐震改修等に

対する優遇措置を強化する動きが進行中です。



太陽光発電や太陽熱利用システム、

ガス発電などへの助成金を上乗せする自治体も増えています。



東京・荒川区では「街なかメガソーラー〜みんなの発電所計画」

として、今年から3年間、太陽光発電を設置した

住宅や事業所への助成金を上乗せします。



但し、いざという時には、地域の非常用電源

として提供することが条件。大規模な太陽光発電施設を

作れない代わりに、既存の建物の

屋根を活用するという、下町ならではの施策です。



より総合的な取り組みとしては、

国からの構造改革特区認定等を

活用して、スマートグリッド(次世代送電網)

の構築などを目指す動きも見られます。



自治体のほか、多種多様な業種の

民間企業や研究機関が参画して

防災やエネルギー使用の最適化を目指す

大規模な「未来の街づくり」構想が、被災地を含め、

全国各地で進行中です。大手企業だけでなく、

地域企業の参画を募る自治体も多くあります。



それぞれの自治体がどんな街づくりをしようとしているのか、

常にアンテナを張っておく必要がありそうです。



スマートタウンを始めとした

地域全体で取り組む次世代型の

街づくりの詳細については、また改めて紹介したいと思います。




(情報提供:住宅産業研究所)

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