【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H23 6/20号)
MBA
2011.6.20
今回のテーマ:「同居・隣居・近居、新しい2世帯提案」後編 H23/6/20
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
中條 達也
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中條 達也
「この本、気になって買っちゃったけど・・・。」 「いつも、買ったままでほったらかしなんだよなぁ〜」(>_<) 「現場に足を運ぶのも大事だけど・・・」 「勉強もしなきゃならない!」 「特に、営業の方法ってのは、なかなか身につかないんだよな。」 「工務店経営ってのは、難しい上に、忙しいよなぁ〜。」 「よーーーし!」 「気合いを入れて、買ってきたこれらの本!」 「明日から、じっくり読むぞ!!」(^0^)/ −−−−−−−それから1ヵ月後−−−−−−− 「この1ヶ月、急なリフォームも入って、忙しかったなぁ。」 「あっ!?なんだこの本???」 「あ〜。」 「確か・・・1ヶ月前に、気になった本だ〜。」 「まだ、読んでなかったなぁ。」 「来週位には、仕事もひと段落つくだろうから、その時にでも読むか。」 「よし!来週から気合いを入れてがんばろっと!」 (^O^)/ −−−−−−−さらに1ヶ月後−−−−−−− 「んっ!?何だったっけ、この本???」 ・・・ ・・・ ●こんにちわ、中條です。 がんばって営業してますか? がんばって勉強してますか? (^0^) 冒頭に出てきた社長さん、 本からいろいろな知識を得ようとするこの姿勢! とても重要ですよね。 本屋さんに行けば、とても興味深い書籍が ズラっと並んでいます。 私も、定期的に本屋へ出かけます。 そして、たくさんの本を買います。 しかし、すべての気になる本を購入し、 すべての本をしっかりと読み込むのは、正直、 至難の業です。(>_<) 冒頭の社長さんのように、 読み損なった?本が出てくることも、 個人的にはとても共感します。。。 ところで!知識を得る方法としてあるのは 本だけでしょうか??他には?? 勘のいい方であれば、そろそろ気づくはず。 そう!セミナーがあるじゃないですか! (^O^)/ という訳で、今回は実践向きの セミナーの案内をさせて頂きます。 もちろん、みなさまの受注増大に繋がる 内容ですので、続きをご覧くださいね。 ●熊井君!がんばりました! ナックの熊井君、非常に勉強熱心で 工務店さんのお役に立てる情報はないかと、 日々、いろいろな本を読んでいます。 そして、ある方の営業についての本を読んだ後、 「これだっ!!これは今の工務店さんに 是非伝えたい営業ノウハウだ!!」 と、迷うことなくこの本の著者に電話して、 「先生の住宅営業の失敗から生まれた成功方法を、 このメルマガを読んでいただいている方に 是非披露してください!」 そう先生に伝えました。 その答えはというと・・・ 「無理です!」 (@0@) えっーーーーーー! びっくりです。 更に、がっかりです。 でも、 諦めない熊井君は、 再度、アタック!! 3回ほど、同じ事を 繰り返したと思います。 最終的に、 「了解をもらいました!」(^0^) すばらしい! 熊井君が地場工務店さんに絶対必要だからと がんばったのもスゴイですが、 この先生のお話を直接聞けることは、 なかなかありません。 ●7年間営業を失敗し続けたどん底から・・・ この先生が住宅会社のトップセールスマンへ なれた影には、苦節7年という険しい道のりが ありました。 そこから、何に気付き、どうやって トップセールスにのし上がったのか? その成功体験をお話いただくとともに、 誰にでも、即実践できる内容が盛りだくさんです。 このセミナーに参加すると・・・ ・毎日定時に帰っても、毎月安定受注できるように・・・ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・お客様から「あなたに相談したい」と電話が・・・ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・営業センス・カンがなくても売れる営業に・・・ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・「口ベタ」「あがり症」でも、トップセールマンに・・・ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ そして、お客さんから、 「もう、他社で決めたんで結構です。」 「資料だったら、ポストに入れといてください。」 「説明は要らないから、郵送してください。」 こんなことを言われる事が、なくなるのではないでしょうか。 さらに、 「建てる前に教えてもらってて良かったわ・・・。」 「悪いんだけど、相談に乗ってもらえないかしら・・・。」 「忙しいだろうけど、ついでの時にでも、 あの資料持ってきてくれないかな・・・。」 こんな声がかかるようになるかもしれませんよ。 (^_^) 住宅営業の苦手意識を克服したい方、 今までの営業概念をガラリと変えたい方、 是非、失敗から抜け出した営業テクニックを 学んでみませんか? 30名限定のセミナーです。 是非、ご参加下さいね! (^O^)/ セミナーの詳細はコチラ↓↓↓ http://www.nac-consul.com/nacss/kikuhara110708.pdf ○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○● 今回のテーマ「同居・隣居・近居〜新しい2世帯提案」後編 ■2世帯同居は動機の把握と決定権者の見極めが大切 2世帯住宅(あるいは近居住宅)は、 「何故2世帯で住むのか」という動機によって、 家づくりの進め方やプランが異なってきます。 主なものを挙げてみますと、 ・両親の高齢化で親の家を建替え ・子世帯が夫婦ともフルタイムで働きたいので孫の世話する ・子世帯が単独では持家を取得できない、生活できない ・高齢化した田舎の両親を呼び寄せ ・妻の実家が希望、その他 最も多いのは両親の高齢化ですが、 他にも色々動機が絡み合います。 これと関連して、誰が主導権を持っているかです。 端的にいえば、親世帯側なのか子世帯側なのか、 それが夫なのか妻なのかということです。 一般的には、親側が主導権を持っているケースが多いようです。 何と言っても、おカネを出すのは両親が多いからです。 商談にはあまり顔を出さなくても、企業決定権は 親が持っていることが少なくないため、親への配慮を 怠って土壇場で引っくり返されたという話をよく聞きます。 ■2世帯住宅提案のポイント では最近の2世帯住宅がどういう方向へ進もうとしているのか、 ハウスメーカーの新商品で見てみましょう。 ●2世帯同居住宅 1. 分離重視から共有スペース重視へ 2. 孫育てを通じて親・子世帯の交流を図る 3. 両世帯の中間に子供部屋 4. 親世帯側にも孫用スペース 5. 浴室は2つのケースが多い 6. ユニバーサルデザイン(孫と高齢両親両方に配慮) ●近居住宅(親の家) 1. 孫の動きが見渡せるオープンプラン 2. 子世帯の家財や衣類を預かれる大型収納 3. 孫用の居場所、勉強スペース 4. ユニバーサルデザイン 昭和50年代に2世帯住宅が提案されて以来、親・子世帯が 上手に同居していくためには、両世帯の独立性をどう高めるかが、 重要なテーマとされてきました。 しかし仲良し親子や共働き夫婦の増加などで、 団塊ジュニア世代辺りから、親子の距離が むしろ近づきつつあります。 これが分離重視から、共有スペース=コミュニケーション重視へと 変りつつある要因だと思われます。 このところ大手ハウスメーカー3社が、孫をテーマにした 2世帯住宅を相次いで発売しています。 孫を一緒に育てることで、親・子両世帯の コミュニケーションを図ろうというもので、 これが共有スペースの重視につながっています。 例えば小学校入学前の孫は、祖父母のところで過ごす時間が多いし、 入学しても両親が共働きの時は、学校から帰ると祖父母の所へ直行 ということが少なくありません。 このため玄関周辺に玩具やランドセルを収納できるキッズ収納や、 祖父母の側にも遊んだり勉強したりするスペースを提案しています。 無論これで両世帯の独立性を犠牲にしている訳ではなく、 キッチンやバスを各々に設けるよう提案しています。 また孫がケガなどしないよう配慮することは、 祖父母が高齢化した時も使いやすいユニバーサル デザインになるよう配慮しています。 子世帯が30分以内くらいの距離にあり、日常的に 行き来していることを想定した、いわゆる近居住宅というのは、 ハウスメーカーでも商品化しているのは、現状1社だけと思われます。 マンションなどで収納が十分ない子世帯の家財道具等を 預かっておく大型収納、孫を預かった時の居場所や 勉強スペース等を提案しています。 こうしたことは、これまでの家づくりではなかなか 思いつかなかった提案ですし、子世帯が近くに 住んでいるかどうかは、質問しなければ分からないことです。 日常的に行き来しているような関係であれば、 提案すると喜ばれるでしょう。 (情報提供:住宅産業研究所)