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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H22 1/5号)

MBA
2010.1.5

今回のテーマ:リフォーム市場は本当に拡大するのか 〜後編 H10年01月05日

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【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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工務店の経営者の皆様のために、
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「福袋」のような企画をご用意しました。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

このプレゼントは、1000人くらいに

受け取ってもらいたいです。

http://www.sales-up.jp/eco-sales.html
(案内は終了しております)



●お世話になります。ナックの日下部です。


あけましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。
本年も宜しくお願い申し上げます。


さて、2010年になりました。


初出社日の今日は、

まだ、脳が休みボケから回復していない

のですが、実は年末年始にかけて仕事していました。



それがこれです。

http://www.myhome-univ.jp/goodhouse/campaign04.html (このページは現存しません)

(エンドユーザー向けのキャンペーンです)



このページをインターネット上にアップしてもらい、

それをチェックする仕事をしていました。



なぜ、今回、このようなキャンペーンを行うことに

なったのかというと・・・



私が、2010年という年に、工務店の皆様に

オススメしたい「戦略」があるからです。




私は、今年のキーワードは、

「環境(エコ)」「子供」だと思っています。



これを外してビジネスをしても、難しい年になる

気がしています。




●私が「環境(エコ)」「子供」にこだわる理由と、その根拠とは?


「環境(エコ)」については・・・



民主党の鳩山首相が、

「2020年までの温室効果ガスの削減目標(中期目標)について、

1990年比25%削減を目指す」と述べられています。



それにともない、色々な産業で「環境(エコ)」に取り組みが

始まり、住宅業界には「住宅エコポイント制度」がはじまります。



国土交通省も「住宅エコポイントの説明会」を開催するので、

かなり本気なんでしょうね!



エコ住宅を建てている工務店にはお客様が集まり、
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そうでない工務店には閑古鳥がなくかもしれませんね。
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「子供」については・・・


これは、今話題になっている「子供手当て」です。

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■子供手当てとは・・・・

15歳の4月1日の前日までの子どもの保護者に

毎月2万6千円を支給する予定。

ただし、初年度(2010年度)のみ月1万3千円となる。
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毎月もらえるのは、心強いですね〜。


これは、とっても家計にはありがたいものなので、

多くの産業で「子供とその親」をターゲットに、

色々なサービスや商品を提供してくるでしょう。



「これが、2010年のビジネスキーワードだ!」

と私が思っている根拠です。



●どうやって、この波に乗るか?


工務店さんが、この波に乗るために、

「工務店向け”福袋”と言っても過言ではない企画」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
を企てました。

http://www.sales-up.jp/eco-sales.html
(案内は終了しております)





この内容を、わかりやすく言うと、


以下の内容が全部セットになっていて、
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信じられない価格で販売します。
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・マイホーム大学でエコ住宅キャンペーンを行い
 エコ住宅に興味のあるお客様を集めます。
 そのお客様から資料請求が入るでしょう!


・期間限定でエコ建材を超特価で購入できる
 仕入れルートを提供します!


・あなたがお客様に送ってあげる、エコ住宅に特化した
 「資料請求ツールデータ」をプレゼントします!


・エコ住宅に特化した「もの凄い営業研修」を用意します。


・あるビルダーが年1700棟売る原動力になった、
 「エコ住宅の営業マニュアル」を、工務店向けにして
 プレゼントします。


・自社で作りかえられるエコ住宅用の
 「営業アプローチブックデータ」をプレゼントします。


・エコ住宅用の「チラシ」「展示用パネル」「見学会用のぼり」
 「パース」「WEBバナー」をデータでプレゼントします。


※他にも色々あるので、WEBページでご確認下さい。

http://www.sales-up.jp/eco-sales.html
(案内は終了しております)


●なぜ、こんなに安く提供するのか?


年末にこのサービスを紹介したときには、


「これだけセットになって、たったの●万円?!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
安すぎて、怪しいんだけど!!」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

という電話がたくさん入りました。



もちろん、営業研修まで開催しますので、

講師料や会場費などを考えれば、

ハッキリ言って赤字です。



きっと、それをわかっている方が、

「どうせ、後から何かを売りつけられるんじゃないか?」

と心配になっているのだと思います。



そこで・・・

私の、本当の狙いをお知らせしたいと思います。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


私の狙いは、単純なものです。



1、ナックネット(会員工務店向けの建材の共同購入会)を
  もっと認知してもらいたい。

2、マイホーム大学を知ってもらい、掲載社数を増やしたい。

3、ナックが、色々なサービスを提供していることを知ってもらいたい。


ということなのです。


今回の企画に参加してもらえれば、上記の3つの目標が達成

されることになるので、その広告効果を狙っているため、

赤字で提供することにしたのです。


あとから、何かを売ることはありません。
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あるとすれば、超特価でエコ建材を買ってもらうくらいです。

でも、そのときにはあなたの会社に売上が立っている

状態ですので、悪い話ではないと思います。





もちろん・・・

将来は10倍以上に値上げすると思いますので、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
今のうちに手に入れて下さい。
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http://www.sales-up.jp/eco-sales.html
(案内は終了しております)


追伸

・カード決済

・銀行振り込み

の両方に対応しています。

この福袋的な企画は、1000人くらいに

受け取ってもらえたらうれしいです。

(^_^)





○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●




今週のテーマ「リフォーム市場は本当に拡大するのか」後編



3.住宅メーカーが本腰を入れ始めた〜1000億円競争


「新築が減っていけばリフォームが増える」、
そういう簡単な話には、残念ながらなりません。

この不況下で、新築同様リフォームも
敬遠されがちです。


給湯器が壊れたとか、
雨漏りがするとか、

緊急性を要するものは自然発生的に
出てくるでしょうが、

大型リフォームや、建替え断念層をターゲットとした
まるごと改装には、ブレーキが掛かっているようです。


デザイン性の高い提案型リフォーム
を得意とするMR社などは、

やはり大型受注が落ち込んでいると言います。


まるごと改装のSF社も
受注が前年割れとなりました。


せっかく拡大期の入口に立ったリフォーム市場が
不況に負けないよう、

今こそ政府の支援策によって、
本当に軌道に乗せていきたいものです。


一方で住宅会社の方も、ストック市場へ向けて
着実に動き始めています。

まず大手メーカーは、リフォーム事業に
本格的に取り組み始めました。

早くに取り組みを始めたK社のリフォーム部門では、
既に700〜800億円という規模に達しています。


その後を追う、最大手のS社やD社は、
急激にリフォーム部門の人員を増強しています。

新築部門、マンション部門などの余剰人員を、
リフォーム部門へどんどん移しているのです。


この他、M社なども500億円規模まで来ていますから、

大手4社のうち、

どこが最初に1000億円の規模まで到達するか、
競い合っているといった状況です。


減っていく新築部門から次世代産業のストック部門へ、
どんどん人を移していますから、

大手メーカーのリフォーム部門は
確実に売上を伸ばしてきています。


そもそも大手メーカーは何十万戸という
ストックを保有していますから、

手を打たなかった今までが
もったいないことをしていたと言えます。

それでも、今までは儲かる新築だけで
やってこれたわけです。

それが新築不振により、リフォーム事業に本腰を
入れることになったのです。


リフォームは、やればやるほど
効率も上がってきますので、

生産性自体が上がり、利益も出せるように
なってきているようです。


中でもA社は

経常利益で10%を超える高収益で知られます。

自社の新築OB客を、
入居時から徹底的に教育して、

メンテナンスをしながらのロングライフ
ということを植えつけて、

捕捉率を5割以上に保っている
すごいリフォーム会社です。

外壁リフォーム、屋根防水工事に関しては、
9割以上の捕捉率とも言われており、

ほとんどのOB客が新築で建てたA社に
リフォームを依頼していることになります。


これは工務店、ビルダーも見習うべき、
ストック活用の見本です。


まずはOB客宅を徹底して回ることです。

接点を少しでも多く持つということ。

この点においては、大手メーカーよりも
地域密着で経営するビルダー・工務店の方が、
むしろ優位に立っているでしょう。

OB客回りに関しては、
アフター点検員として専任を置くべきです。

OBストックが1000件あるとしたら、
2名でもいいと思います。

1人1日10件回るとすると、年250日回れば、
2年で全邸を回ることが出来ます。

また、月に1日などと頻度を決めて、
全社員でOB訪問をする日を作っている会社もあります。


例えば50人で1日20件回ると、
1000件全てを回ることが出来ます。

建物の点検となると専門の人員が必要ですが、
「何か不具合はございませんか」という、
ちょっとした挨拶なら誰でもできます。

それだけでも、リフォームに結びつく
キッカケにはなってくるはずです。





4.省エネ・耐震改修と太陽光発電はどうなる?



さて、今年に入って一番増えた
リフォーム工事は何でしょう。

それは太陽光発電(PV)の設置工事です。


リフォームも新築も合わせてですが、
経産省によると、

PV設置に対する補助金の申請件数は

今年1月から11月19日までで10万件を突破した
と言います。


余剰電力の新しい買取り制度開始により、
11月以降は1日800件を超える申請が
続いているようです。


住宅メーカーの中には、新築事業で既に
5割にPVを搭載しているところも多く、

前年度に比較して軒並み導入率がアップしています。

もちろんリフォーム事業でも
今年度に入ってから格段に
太陽光リフォームの件数が増えており、

最大供給のK社などはこの半年間で
3100棟もの住宅に太陽光発電の設置工事を
行ったといいます。

同社は累積で既に7万5000棟の設置実績があるようです。


PVは新築でもリフォームでも、
需要掘り起こしのための起爆剤と言えるものです。

よって民主党は当初、
来年度予算においても、

PVの補助金予算を200億円から412億円へと
倍増させる概算要求を出しました。

ところがこれが事業仕分けによって
見送りとされそうなのです。

せっかく導入に弾みが付いたのに、
これでは一気にPV熱は冷え切ってしまいます。


確かに過熱しすぎたという面もあるかもしれません。


家電業界からもこの分野に多数参入してきており、

採算が合おうが合うまいが、
無茶な工事をやっている
という話も聞きます。


こういういい加減な会社を排除するためにも、
ビルダー・工務店が信頼できるPVリフォームを
提供していかなくてはなりません。


現状、PVは大手主導ですが、
工務店も大手メーカーに負けずに、
アピールをしていく必要はあります。


ちゃんと設置すれば、3kWのPVを載せただけでも、
電気代がほぼゼロになるという実例もあります。

また、補助金支援は完全に廃止が
決定したわけではありません。

再度、予算の見直しを求められることに
なっています。


また廃止になるとしても、
エコポイントとしての還元など、

何かしらのPV支援策は打ってくると思われます。

でなくては、政府が掲げるCO2削減25%も難しい話になります。

PVの他にも、太陽熱利用の温水器などへの
補助金新設も検討されているようです。

住宅のエコ推進においては、
PVももちろん大事ですが、

今後はストック社会への新たな政策も
いろいろと出てくると思われます。

新築偏重からリフォーム、
中古再生などへの舵きり対策は、

各工務店でも打っておくべき緊急課題です。






(情報提供:住宅産業研究所)

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