【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H21 12/14号)
MBA
2009.12.14
今回のテーマ:低価格で取り入れられる省エネ設備 〜後編 09年12月14日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
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日下部 興靖
東京ビックサイトで開催していた、 エコプロダクツ展に行ってきました。 エコ商品だと、ここまで集客できるのか!? と驚きました。 ●お世話になります。ナックの日下部です。 切り口が大切・・・ 切り口が大切・・・ そうやって、いつも言っているのですが、 やっぱり「エコ」という切り口は強いですね! エコに関する内容は、後日改めて 「工務店にとってメリットのあるエコ」 について、過激な提案をしようと思います。 あなたにとって、完全にメリットになるお話です。 今週中に「号外」を送りますね! 楽しみにしておいて下さい。 ●営業が苦手な人ほど、契約率を高める仕掛けを作れ! センスのいい営業マンがいるから家が売れる! でも、その営業マンが退職したら家は売れなくなる! こんなことが、以前から建築業界では起きています。 だから、「売れる営業マンを雇おう!」と思う経営者が 多いんですよね〜。 でも、ある意味素質のある経営者であれば、 「営業マンで売る仕組み」 は作りません。 売る仕組みを作って、家を売るようにします。 では、どうすれば、家が売れる仕組みが作れるのか? ●あなたのビジネスで、最も大切な財産は何ですか? この質問に答えられる経営者は多いと思うのですが、 実践できている企業はたくさんあります。 答えを先に言うと、ビジネスにおいて最も大切な 財産とは、「あなたの会社のファンのリスト」です。 普通にリスト化した顧客リストではなく、 「あなたの会社のファン」 になっているリストです。 最近では、顧客リストを持っているのに、 売上が上がらない会社が多くなっています。 「顧客リストが大切!」 ということは認知されてきているのですが、 多くの人が誤解しているのは、 「普通の顧客リストをあなたのファンにしていない!」 という点です。 ●顧客リストを営業マンに頼らずファンにするには?! これは簡単です。 あなたにもできるし、あなたの会社のパートさんにも 簡単にできます。 わずかな手間と、わずかな費用で継続したコツコツ作業で、 簡単にファンにできます。 イシバシを叩いて渡る人でも・・・ 清水の舞台から飛び降りるつもりにならなくても・・・ たいしてお金をかけなくても・・・ 顧客リストをファン化する事ができるのです。 ただし、こんな人はダメです。 ・とにかく、何もかもがメンドクサイと何もしない人。 ・ランクの低いお客様と契約することに醍醐味を感じている人。 ・簡単に契約が取れてしまうことに、罪悪感を感じる人。 ・もう住宅業界から他の業界に転向を考えている人。 ・お客様をファンにすることに、わずかな投資ができない人。 残念ながら、このような人にもオススメいたしません。 それだけ、簡単にできる方法があります。 大切なポイントなので、もう一度言いますが・・・ この方法なら、あなたにもできるし、パートさんにも できる方法です。 http://www.nac-consul.com/kandou_koubou.html (案内は終了しております) ここに参加すれば、その場で仕組みを作って帰れます。 今まで、できない人はひとりもいません。 ●そろそろ家を建てようと思うので、相談に乗ってもらえますか? こんな不景気で、新しいお客様と出会い、コンスタントに 契約を取っていくことは、並みの営業力ではできません。 これからは、営業力に自信のない人ほど、 資料請求が入ったら、このツールを送る・・・ 見学会に来てくれたら、このツールを送る・・・ ということを仕組み化してしまい、ランクアップしてきた お客様だけ契約するようにしなければ、生き残れない 時代になってきている気がします。 もし、あなたの顧客リストの中から・・・ 「そろそろ家を建てようと思うので、相談に乗ってもらえますか?」 というお客様が現れるようになったら、あなたの会社は どれだけ営業が楽になるでしょうか?! 仕組みを作ろう・・・ 仕組みを作ろう・・・ 耳にタコができるほど、色々なところで耳にしている 言葉ですが、ここまで具体的に教えてくれるところは、 私は他に知りません。 http://www.nac-consul.com/kandou_koubou.html (案内は終了しております) あなたの会社の仕組みは、顧客リストをファンにしていますか? 追伸 「工務店のためのネット集客講座 第二弾」にご参加 頂いた皆様、ありがとうございました。 アンケートを全て拝見しました。 今、私は、次の「第三弾」に、何をしようか考えています・・・。 今週中に「号外」で送ろうと思っている内容を、 「第三弾」にしたら、またまた喜んでもらえると思うので、 号外を必ず見るようにして下さいね! (^_^) ○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○● 今週のテーマ「2009年度 下期の商品トレンド」後編 3.こだわり派・時短派?家づくりの姿勢も様々 最近は、家そのものに対するニーズだけでなく、 家づくりの姿勢においても多様化が進んでいます。 少し前に「建築家と作る家」 といったコンセプトが流行ったように、 団塊ジュニア世代には、 時間をかけてこだわりの家をつくりたい という人が多くいました。 しかし、ポスト団塊ジュニア世代は、 前回紹介したとおり、 手近・手軽を好む傾向にあります。 こうしたニーズに効率的に対応するために、 最近各社から相次いで発売されたのが、 多プラン・多仕様型の規格住宅です。 木造大手のG社は、 規格と自由設計のハイブリッド型 とも言うべき2つの新商品を発売しました。 1つは、 柱の配置を30プランに固定しつつも、 仕切り壁を自由に配置できるという商品。 さらに取り外しの容易な間仕切り壁や、 可動収納を用いることで、 バリエーション豊富な 空間づくりを可能にします。 もう1つは、 高性能・高仕様を装備した300タイプの ベースプランを比較・検討できるという商品。 オプションについては、 「家事サポート」 「木のぬくもり」 「ホームシアター」 などとテーマ別にパッケージ化し、 ベースプランに付加することができます。 この商品では、 お客様自身がネット上でプランや仕様、 予算のシミュレーションをできるよう、 専用サイトを用意しました。 このシステムにより、 スピーディな家づくり、 手間と時間をかける家づくり、 こだわり部分を重視する家づくり など、様々な顧客タイプに 対応が可能になります。 お客様が自宅で自らプランを 検討してくれるわけですから、 住宅会社にとっては、 商談の効率が格段にアップする という効果もあります。 鉄骨系のH社では、 従来の人気商品に50の規格プラン を設定しました。 50プランの中には 2階建てと3階建て、 間口4.75〜10.5m、 床面積97.75〜192.5平米、 2世帯住宅のプラン も含まれています。 工夫が見られるのはプラン集の作り方。 すべてのプランの平面図、 正面外観図を載せ、 玄関の向きや部屋数、 ストレージ、ガレージ、アール外壁の有無 などを一覧表で示し、 比較検討しやすくしています。 また、 「開放感いっぱいのリビングで大きく背伸びがしたくなる家」、 「収納たっぷり。気持にもゆとりを感じる家」 など、それぞれの特徴を端的に表す説明を書き加えている点も、 プランを選びやすくする工夫と言えます。 4.賃貸住宅に新たな選択肢 賃貸や店舗の併用住宅というと、 中高年の建替え向きの商品 というイメージでした。 しかし、今は長期優良住宅の時代。 一次取得の若いお客様でも、 老後の生活までを想定した家づくりを 提案する必要があります。 そこで登場したのが、 将来的に自宅を分離して賃貸や店舗に 変更することを想定して建てる住宅。 あらかじめ分離ラインを想定して 先行界壁を設置することで、 大がかりなリフォームを回避します。 I社が提案する「先行界壁」の提案は、 長期優良住宅先導的モデル事業に採択されました。 今年、多くのメーカーが投入して 競うように宣伝しているのが、 太陽光発電(PV)搭載のアパートです。 この11月からPVの余剰電力買取額が 2倍になるという新制度がスタートしたことでも 注目を浴びています。 アパートの場合、PVの電力の使い方は いくつかのタイプが選択できます。 1)自宅併用のオーナー宅や、同一敷地内にあるオーナー宅で使用 2)アパートの共用部分の電源として使用 3)アパートの各住戸で入居者が使用 3)のタイプでは、 電力会社との契約により、 入居者自身が余剰電力を 売電することもできます。 入居者獲得の競争力という意味では、 大きな差別化ポイントになります。 以上、最近の商品傾向を見てきました。 今回取り上げた開発テーマ以外では、 ・都市部攻略の切り札として4階・5階建の投入 ・再びブームとなっているペット共生 ・進行する高齢社会へ向けたシニア世代対応 などへの取り組みも見られます。 世代や居住エリアごとに 価値観・ニーズが多様化している上、 非婚やDINKS、同居・隣居・近居 といった大家族志向の復活など、 家族の在り方も実に様々です。 自社の得意とする分野が、これらのニーズのどこに 合致するのかを見極めることが、 「選ばれる住宅会社」への一歩と言えるでしょう。 (情報提供:住宅産業研究所)