【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H21 11/9号)
今回のテーマ:今回のテーマ:成熟社会の決め手、クチコミ営業〜前編09年11月9日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
「日下部さん、今回も参加します!」というメールをたくさんいただいています。
http://www.nac-consul.com/maidai_semi.html
(終了しております)
●お世話になります。ナックの日下部です。
先週、体調を崩してしまい、4日に送ろうと思っていたメールを8日に、送ることになってしまいました。
遅くなって、スイマセンでした。
メールをお送りした直後から、申込が殺到しており、
個別にコメントもいただいています。
例えば・・・
======================================日下部様
●●工務店の●●です。
前回のセミナーもお世話になりました。
日下部さんのセミナーは、いつも参加させてもらっていますが、
参加するたびに内容がパワーアップしているので、
今回も参加します!!
<後略>======================================
こんなメールが、何通も届いているので、とてもうれしいです。
頂いたメールには、全部目を通しています。この場を借りて御礼を・・・ありがとうございます。
(^_^)/
●どんな勉強会なのか?
さて、工務店さんの魅力をお客様に伝え、ハウスメーカーで家を建てようとしている人に、
工務店という選択肢がある事を知っていただき、
「日本の住宅業界を変える!」
という私の使命をまっとうするためにも、
今の工務店が困っているのは・・・「ネットで資料請求が入った後!」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
なんですよね〜。ネットを通じて資料請求して来た人に、
どうすれば連絡が取れて、アポが取れるのか?
見学会に来てもらえるのか?
簡単に言うと、
”ネット反響客のランクアップ術”
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^が必要なんだと思います。
だから、それを学ぶための勉強会を企画したのですが、
それだけでは面白くないと思ったので、最終的に
契約して利益を残す方法までお話しすることにしました。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^お申込はコチラ
↓ ↓
http://www.nac-consul.com/maidai_semi.html
(終了しております)●限定枠も残りわずかです・・・
今回は、前回のように100名などの大勢の参加者を集めるのではなく、
50名程度の勉強会にしようと思います。
と、カッコつけて言ってみたのですが、
本心は11月〜12月は皆さん忙しいから、
そんなに集まらないかな〜と思っていたのです。
いやいや・・・私が甘かった・・・。そろそろ、締め切る会場が出てきそうです。
念のため・・・後で怒られないように・・・
先に言っておきます。
1会場50名限定になりますので、お近くの会場が満席となったら、他の会場でお願いすることになると
思いますので、興味のある方はお早めに!
お申込はコチラ
↓ ↓
http://www.nac-consul.com/maidai_semi.html
(終了しております)○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○●
今週のテーマ「成熟社会の決め手、クチコミ営業」前編1.成熟社会で生き残れる企業とは?
日本という国は、先進諸国の中でも先頭を切って、
最も早いスピードで
成熟化が進んでいます。
「成熟化」とは、具体的に言えば、
人口が増えず(あるいは減り)、
高齢化が進むために、市場が縮み、
経済が成長しない
ということです。
例えば、日本の人口が
既に減り始めていることは
ご存知かと思います。国連の2005〜2030年の予測によると、
日本は7.5%減少すると言われています。
これに対しフランスは9.2%、
イギリスは9.8%、
アメリカは22%増加する見込みです。
インドにいたっては、
32.7%も増えます。
つまり、住宅であれ
自動車であれ
衣料品であれ、基本的には、
国内のあらゆる需要が減少していく
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ことになります。
こうした成熟化社会で
生き残っていけるのは、いったいどういうタイプの
企業なのでしょうか。
大まかに分類すると、
以下の3つのタイプと
言われています。
1)顧客満足度が高く、再購買やクチコミでお客様が来てくれる企業2)商品・サービスが完全に差別化され、どこにも負けない企業
3)価格が一番安い企業
成熟社会では、
所得が増えるどころか
減る可能性が高いため、価格指向が強まり、
一番安い企業の存在価値は
常にあるわけです。
ただし、常により安いライバル企業が
現れるため、「一番安い」という位置を
ずっとキープしていくのは、殆ど不可能と言えます。
従って通常の場合、1)と2)
のタイプしかありません。
しかし、2)の商品・サービスで完全に差別化する
というのは、
実は大変難しいことです。
特に住宅のような商品では、特許で守られた技術が
あるわけではないし、秘伝の味があるわけでもありません。
そのため、人気があると見れば
すぐオッカケ商品が
出てきてしまいます。
無論、商品で差別化を図ること自体を
否定しているのではありません。
それだけで、お客様に選んでいただくのは
容易ではない、ということです。
従って、生き残りを図るには、
1)のタイプの企業を
目指すことになります。
つまり、一度買っていただいたお客様をファン化
↓
次に買う時も自社を選んでいただく
↓
友人・知人に自社のことを話していただく、
という流れを作ることが
基本になるということです。2.OB施主をファン化し、生涯のお付き合い
「再購買と言っても、住宅の場合、
同じお客様がまた建ててくれることは
そうそうない」とお思いのことでしょう。
しかし、OB施主から
「あの工務店は良かった」
と聞いていた友人・知人が、いざ建てる時になって
自社に来てくれた、といったクチコミ効果は
無視できません。
こうしたクチコミのお客様の
いいところは、来ていただいた時点で
既にファンであり、他社と競合になることが
少ないということです。
もう1つ大きなメリットは、見込客を探すコストが
かからないということ。
価格競走が
ますます激しくなる中で、大手メーカーでさえ、
カネのかかる総合展示場を減らす
など販売経費の削減に懸命です。
それに代わる営業手段として、大手もクチコミ営業の拡大を
推進しています。
お客様をファン化する
もう1つの狙いは、リフォームなど広い意味での
再購買の拡大です。
^^^^^^^^^^^^昨年度まで100万戸あった
住宅着工数が、今年度はこのまま行くと
80万戸を割る可能性が
高くなっています。
こうした状況では、1人のお客様の
あらゆる住まい関連需要を
取り込んでいくことが、生き残りには
不可欠となります。
ではOB施主から、どんな需要が発生する
可能性があるか、見てみましょう。
・子供夫婦の家を建ててやりたい・田舎から両親を呼び寄せる家を近所に購入したい
・保有している土地にアパートを建てたい
・2地域居住をするため田舎で家を取得したい
・田舎へ移住するため自宅を処分して欲しい
・太陽光発電システムを取り付けたい
・耐震、バリアフリー、断熱化などのリフォームをしたい
・自宅をリフォームし、一部をアパートに変えたい
ざっと挙げてみても、いろいろな需要が
想定されます。
そうしたニーズが
発生した時、まず、
自社に相談があるような工務店を
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目指しましょう。(情報提供:住宅産業研究所)