【工務店MBA】建築業界の最新ニュース(H21 1/19号)
MBA
2009.1.19
今回のテーマ:2009年、長引く住宅不況を乗り切れ!
〜不況の波を吹き飛ばす1年にしたい 後編 09年01月19日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【工務店MBA】建築業界の最新ニュース
発行:株式会社ナック
工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━工務店MBA事務局
/www.home-builder.jp/
TEL:03-3343-3000
日下部 興靖
●お世話になります。ナックの日下部です。 実は・・・私・・・ 1年ぶりくらいに、セミナーをすることになりました。 http://www.web20sb.com/2.html (このページは現存しません) ●このセミナーでお話しする内容とは・・・ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 「田舎の小さな工務店でも、ネットを活用してハウスメーカーから お客様を奪い取り、安定受注するための勉強会」 を開催します。 もちろん、売り込みは致しません。 そのかわり、有料の勉強会です。 このセミナーはお勉強会なので、参加後に営業マンから電話がかかって 来ることもなく、その場で全てお伝えして終わり。 (^_^) 売り込みのセミナーなら、「勉強になったよ」では困るのですが、 このセミナーで一番欲しい言葉は「勉強になった!」です。 ちなみに、私が決定力の高いホームページの作り方から、 ネットでの広告の出し方、資料請求や見学会の参加申込み に誘導するところまでをお話します。 でも、それだけでは、家は売れませんよね? ●ホームページから家を売るためには・・・ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 多くの工務店さんは、ホームページから来たメールの問い合わせに、 どのように対応してよいか知りません。 間違った対応をしているので、資料請求→見学会に 誘導できないのです。 この問題を解決するのに、もう1人ライティングの先生を 講師として呼んでいます。 この人は、私の周りにいるスゴイ人のなかでも、 お客様の心をわしづかみにする文章が書ける天才。 私もたまに、添削をお願いしている・・・土屋大先生です。 土屋大先生はADエキスパートシステムの担当者なので、 ダイレクトレスポンスマーケティングが体に染み付いて いるので、頭の切れ味が違います。 私からすると、”うらやましいほどの才能”を 身につけている天才です。 この天才に、メールでの問合わせが入った後、 どのように返信すれば見学会に参加し、受注することが できるのか、”たっぷり”とお話してもらいます。 ちなみに、今回は有料の勉強会なので、このメール返信文の テンプレート(文章)もプレゼントしてもらえるので、 その日からこのテクニックを使えるようになります。 過去に、このメール返信テクニックを教わった工務店は、 死に物狂いで年6棟だったのに、今では月に2棟ペースで受注 するようになっています。 ●セミナー名称 集まる!売れる!工務店のWEB戦略セミナー http://www.web20sb.com/2.html (このページは現存しません) ●セミナーの開催日時 2/17(火)新宿:30社30名 3/16(月)大阪:20社20名 3/17(火)名古屋:20社20名 ※10時〜17時を予定 ●セミナーの参加費について ◆一般(ナック非会員) :52,500円 ◆ナック会員 :31,500円 ◆web2.0サイトビルダーの会員:21,000円 ※追加1名:10,500円 ※お弁当がつきます。 というのが、普通に案内する金額ですが・・・ ●工務店MBA読者には、特別価格でご案内します。 工務店MBAの読者の特典として、下記のフォームから 1月21日17時までにお申込頂いた方に限り、 ”21,000円”でご参加いただけます。 追加1名:10,500円、もちろん、お弁当はつきます。 (^o^)/ http://www.web20sb.com/2.html (このページは現存しません) --------------------------あなたが疑問に思うこと!?----------------------- ■どうせ、またSEOの話だろ・・・ 1年くらい前まで、私がweb2.0サイトビルダーという商品の販促で セミナーに周っていましたが、今回は売り込み禁止なので web2.0サイトビルダーの話はしません。 なので、SEOの話が中心ではありません。 なぜなら、web2.0サイトビルダーの会員さんでも役立つ内容を お話しするつもりだからです。 ■21,000円の価値はあるのですか? ナックの社内では、私には無関係な「ボトルウォーター事業本部や ダスキン事業本部のネット戦略も面倒見ろ!」と昨年末に社長命令が 出てしまいました。 かなりの広告予算を使って、ボトルウォーター事業本部を強化すると 社長は言っており、ナックで1番WEB戦略に精通している私に、 白羽の矢が立ったのです。 これって、うちの事業本部を含めると、東証一部上場企業の WEBマーケティングを、全部面倒見ろ・・・ と言っているようなもんですよね? (実は、転属させられるのではないかと、冷や冷やしています・・・) そんな私が今回お話しする内容は、”私が工務店なら、こうする!” というネット戦略をお話します。 自分でできないことは外注すればいいので、 参加した人なら必ず実践できる内容です。 おおよそ、これくらいの費用がかかるだろうという、 業者に発注したときの適正価格もお教えします。 しかも、参加費以外にナックに支払うお金はありません。 これは、WEBのテクニックはドンドン変わるので、 商品化できる内容ではないからです。 WEBの担当者を決めて、地元の業者に指示して行なう戦略です。 ナックの売り込みなしで、学べる勉強会の参加費21,000円が 高いか、安いか・・・ 私にはわかりませんが、高くはないと思います。 ■ネットに弱いうちの会社でもできますか? 現在、パソコンをお持ちでない方には、オススメできません。 パソコンを持っているが、ホームページを持っていない方や、 なんとなくわかるレベルの方なら、実践できるように お話しするつもりです。 もちろん、うちはかなり対策しているよ〜という会社にも、 1つか2つくらいは役に立つテクニックをお話できると思います。 ■WEB担当者にしたい営業マンに参加させてもいいですか? はい、結構です。勉強会ですから。 しかし、ここにこんな広告費を使う〜、ここにはこれくらいの 費用がかかる〜、そうすればこんな形で問い合わせ率が変わるから、 費用対効果では安いと思う・・・ という話を、営業マンや担当者が、 ”私がお話するのと同じように、社長に報告できない” と思います。 そんな意味のないことをするなら、他の会社に席を譲ってもらいたい と思います。なぜなら、本気でハウスメーカーのお客様を奪い取って 貰いたいからです。 本気でWEB戦略をやりたい人だけ、参加して下さい。 ■後日、質問しても教えてくれますか? また、今回の勉強会に参加された翌日からは、 私のお話する戦略について、私がサポートする時間がありません。 (社内のWEB戦略の仕事だけで、滅茶苦茶忙しいので) なので、後日以降の質問には、私の次に詳しい担当者に質問してもらい、 担当者が答えられないものだけ、私が対応する形になります。 ■どうせ、また同じ勉強会をやるんでしょ?! いいえ、二度と同じ勉強会は行ないません。 今回は、全国で70社限定なので、有料で参加してくれた 70社の既得権を守るためにも、二度とこのセミナーは 行ないません。 恐らく、私が工務店さんにWEB戦略をセミナーで お話しするのは、これが最後になると思います。 ■とりあえず申込むので、あとでキャンセルできますか? 申し訳ありませんが、キャンセルはできません。 ご入金後のキャンセルも、ご返金できない場合があります。 スケジュール的にも絶対に参加できる方だけお申込下さい。 ■いつまでに申込みをすればいいですか? 工務店MBAの特別価格は、”1月21日17時まで”ですので、 お急ぎ下さい。 その間に満席になった場合は、お申込みフォームを削除する場合が あります。ご了承下さい。 http://www.web20sb.com/2.html (このページは現存しません) -------------------------------------------------------------- ■なぜ、私がこのセミナーでお話しすることにしたのか? 今年の私の目標は・・・ 「家づくりを考えている人に、地域の住宅会社を探しやすくする!」 という目標を立てました。 ◆なぜ、こんな目標を立てたのか? 私の家の窓から見える範囲にも、○○建設・○○組という 2社の建築業らしい看板が見えます。 しかし、この2社が住宅会社なのか、公共なのか、土木なのか、 私にもわかりません。 私にわからないのですから、家を建てようとしている エンドユーザーには、絶対にわからないはずです。 私は近所の会社くらい知っておこうと、社名+市町村名で 検索してみました。 しかし、○○建設はホームページがなく、○○組は住宅はやっているのか どうかわからないほど、「ダサいホームページ」でした。 正直に、私はこんな業界を何とかしたいと思っています。 工務店がハウスメーカーと戦えるようにしたいのです。 家づくりをしている会社が、こんなにもあったんだ〜 とエンドユーザーに知らせたい・・・ だから、このセミナーでお話しすることにしたのです。 http://www.web20sb.com/2.html (このページは現存しません) ○●○●○●○●○ 工務店MBA 業界ニュース ●○●○●○●○● 2.2009年も厳しい年、どう乗り切るか!〜倒産はまだ出てくる? 打開策は? では2009年はどういった年になるでしょうか。 市場の冷え込みが更に深刻化するということも考えられますし、 少なくとも回復というところまでには、2010年以降まで 待たねばならないでしょう。 倒産もまだ出てくると思われます。 昨年の上場企業の倒産が33社、そのうち25社が不動産・ 建設業関係です。ある程度淘汰されたようにも思いますが、 今年もマンション業者、建売業者、老舗ビルダー等の倒産の 流れは続くでしょう。 不動産系から注文系ビルダーへも波及してくることも考えられます。 大手メーカーは戸建主導からアパートやリフォーム、中古住宅流通等、 多角的な戦略を強めてくると思われます。 主力は戸建であることは変わりませんが、戸建ではまだまだ苦しい 状況は続くでしょう。 但し実際には、客が全く動いていないわけではないのです。 総合展示場の来場者数からすると、2008年の来場者は微減程度で、 悪い地方でも数%減といった程度。 つまりユーザーはそこそこ動いているということが言えます。 ただ、「住宅を今買う」という最後の決め手に欠けている ということでしょう。今買うのは確かに不安なことが多いですから、 背中を押すことが重要になってきます。 少し見えている光明としては、まず住宅ローン減税は多少背中を 押す要因になるかと思います。最大では600万円ですが、 まるまるその恩恵を受けるということは、余程借入が多い ということで、その辺もきっちり説明する必要があります。 減税以外では、以下のように様々な住宅関連補助・助成制度が挙げられます。 1) 超長期優良住宅等先導的モデル事業 2) 住宅・建築物省CO2推進事業 3) 高齢者居住安定化モデル事業 4) 住宅用太陽光補助金 5) 民生用燃料電池導入支援補助金 6) 耐震改修などに対する補助 詳細は省きますが、超長期住宅ならば、予算額が170億円、 上限が200万円まで、太陽光は予算額291億円、1kw当り7万円の 定額補助が出る等、これらをうまく顧客にアピールして背中を 押すことも重要になってくるでしょう。 このほか各自治体による補助やエコキュート等の定額補助もあり、 これらの情報をしっかりと把握しておく必要があります。 今は住宅ローン金利も低いですし、見方を変えれば買い時とも 言えるのです。 国の助けを借りることも重要ですが、自助努力による 生き残りのための不況打開策には、どんなことがあるでしょうか。 新築住宅市場のパイは確実に減るわけですから、その中でいかに 現状を維持できるかがポイントになるでしょう。 それにはビルダーの原点、工務店の原点へ戻ることが必要だと 思われます。原点と言えば、やはり地域密着型の経営です。 1)地域密着で横ばいを維持、品質、エリア等を限定して販売する 〜地域シェアアップ 2)新築住宅だけに依存しない体制を作る〜多角化、地域深掘り戦略 3)環境重視の家づくり〜地産地消等、ハウスメーカーとの差別化戦略 とにかく自社の方向性を明確にすべき年であり、ただでさえ下がってくる モチベーションをどう維持していくかです。 3.客に購買力がない今、価格戦略をどうとるか? マクドナルド、ユニクロが好調ということは、価格戦略がうまく行った 成果と言えます。ユニクロは低価格でありながら高品質を実現し、 特に冬用の肌着は大ヒット商品で、冬本番前に売り切れ店が続出しました。 住宅も価格戦略をどう取るかで、売れ行きは左右されると思われます。 とにかく安いというだけではダメで、そこにどんな付加価値を付けるかが ポイントになっています。 今地方では土地付きで3000万円を超えると難しいようです。 2000万円台前半や2000万円を割るというところも結構多くあります。 そこまでしないと客は動かないと言います。住宅購入者には 土地なし客が多いわけですから、土地が高いならば建物を 低く抑えないといけません。 そのため、最近の住宅は狭小化・低価格化が進んでいるのでしょう。 1000万円以下の住宅商品も多く、880万円、700万円、 更には20坪台で580万円などという超ローコスト住宅も 出てきています。ローコスト住宅のコストダウンのポイントは、 狭小化と規格化です。 間取りは2〜3種類、大きさ3タイプ等と決まっている商品も多く、 そこにオプションを付ける等してホームページ上で簡単に 見積りもできたりします。 品質を落とすのはやはり問題ですので、他の部分でのコストダウンが 求められています。もちろん広告宣伝費の使い方、組織の見直し等、 商品だけでなくあらゆる部分でコストを削減する必要があるでしょう。 低価格化も一つの手ですが、超長期住宅のように少し高くなっても、 性能の良さや長寿命ということで売れているケースがあるのも、 また事実です。本当に200年もつかどうかは別にして、 長い目でみればお買い得ということは言えるでしょう。 実際に取り組んでいる熊本のS社や石川のH社などは受注好調だと聞きます。 要するに価格に見合うものを提供していくということで、高いなら高いなりの、 また安いなら何故安く提供できるかというしっかりとした裏づけが必要なのです。 とにかく昨年以上に厳しくなるとも言われている1年ですから、 今後の縮小市場に備えて、棟数が目減りしても利益の出る仕組みを構築する年に してみてはいかがでしょうか。 (情報提供:株式会社 住宅産業研究所)