限られた時間の中で、、、
ナックの松田です。昨年末から、最近まで、管理入院という形で、2ヶ月ほど、妻が入院しておりました。病気ではなかったので、体調に関しては、さほど、深刻な感じではなかったのですが、私にとっては、頭を悩ませるというか、身も心もフル回転させるような、2ヶ月を過ごしていました。
分からないことだらけ。
入院となった当日は、夕方、妻が病院に行って、体のことを考えて、そのまま、入院となることが決まり、私も意見を聞かれましたが、そのまま、入院が1番だと感じ、同意しました。同意したすぐ後、妻の体が1番だと思いつつ、よぎる不安がひとつ。我が家には、3才になる息子がおりまして。。。
あ、あれ?明日から、どうしようかな。。。息子は、朝と晩のご飯は、何を食べるのだろうか。というか、作るの俺じゃん(;゚Д゚)保育園の送迎って、どうやるのかな。そもそも、会社どうしようかな(;゚Д゚)そこから、1週間は、手探りの連続で、朝晩のご飯を用意。遅刻早退させて頂き、保育園の送迎。お風呂に入れて、着替え、歯みがき、寝かしつけ。洗濯。掃除。買い出し。着の身着のままで入院した妻の、荷物の準備と搬送。そして、仕事。
大変でした感をだして、書いておりますが、世の中には、この書いた大半のタスクを、日常的なタスクとしてる方が、たくさんいらっしゃることは、重々、承知しておりました。いえ、承知していただけで、大変さをちゃんと分かって、おりませんでしたm(_ _)m途中からは、なんとなく、リズムをつかめましたが、それまでは、タスクを消化しきれず、フリーズもしくは、ちょっと泣きそうに、なっていました(T_T)
今回のことで、気づいたこと。
こういうことがなかったら、気づかなかったなと思うのは、まず、限られた時間の中での、日常のタスクの多さと、難易度。特に、子どもは思ったようには、行動してくれず、気分によっては、1分で終わる着替えがどんどん伸びる(T_T)他にも、、、対面キッチンへの憧れ。うちは、対面ではなく姿は見えず、息子、食事中。私、食器洗い中。「パパ~みてみて~キラキラだよ~」笑顔で、どれどれ~と見てみると。おもちゃのペンライトをチカチカ点滅させ、味噌汁をかき混ぜるようにぐるぐる。意表をつかれすぎて、言葉が見つからず、「その、ライト、防水じゃないよぉっ」と、訳の分からない指摘をしてしまいました(-_-;)
暖かく見守るというか、目が離せないのを実感し、対面キッチンの有効性を初めて、身をもって認識しました。あとは、絶望的に、家のどこに、何があるかが、分からないということ。子どもの服が、普段着なのか、パジャマなのか、見分けがつかず、日頃どれだけ家事に、携わってないかが露呈してしまう結果となりました(汗)こういう時、テレビ電話って、とっても便利で、本当に助けられました。
そして、最後に、仕事の段取りの重要性を再認識。普段もそうですが、保育園の迎えの時間があるので、より、時間が限られるなか、1日の仕事のタスクをどう消化するか。正確に、かつ、効率的に取り組むには、普段の行いが本当に重要ですね。子どもに体調が悪ければ、保育園からお迎え要請がきますので、誰に何をお願いしなくてはならないのか、瞬時に判断し、依頼する必要があるので、やはり、これも、普段の行いが左右しますね。すべきことがある中、時間は有限。限られた時間をどのように使うかは、生きる上で、楽しみでもあり、課題でもあるのかもしれません。
ちなみに、、、先日、妻は退院して、普段の生活に戻りつつあり、私は、自然に、保育園の準備や、洗濯などは進んできるようになってまして、少し成長できたのかなと思います。