1週間休まなくてはならない?
ナックの松田です。先週のメルマガで、東京に雪が降った話を書かせて頂きましたが、私個人は、結局そんなに、影響なかったんですけれども、ニュースでは、各地での混乱や被害が多く、とりあげられていましたね。今週も、太平洋側に、また、雪が降る可能性が、高いようですので、引き続き、注意したいものです。
こちらも注意しなくてはですね。
雪の話題とともに、各メディアでとりあげられているのが、インフルエンザですね。厚生労働省の発表によると、、、1/15~1/21の1週間に、全国の医療機関を受診した推計患者数は約283万人となり、統計を取り始めた1999年以降、最多となったそうです。
都道府県別の、定点1医療機関あたりの患者数をからみると、80人を超えているのが、鹿児島県、宮崎県、福岡県、大分県
次いで、60人~60人強の、佐賀県、長崎県、静岡県、熊本県、沖縄県、高知県、三重県、愛知県、埼玉県、千葉県
50人~50人強の、山口県、山梨県、神奈川県、愛媛県、鳥取県
全国の保健所地域で、、、警報レベルを超えているのは、453箇所(全47都道府県)、注意報レベルを超えているのは、92箇所(1都1道2府27県)。
年齢別でみると、0~10代の患者数が、全国で、126万人となっており、特に、抵抗力の弱い子どもには、より一層の注意が必要です。
ちなみに・・・
もし、インフルエンザにかかり、休まなくては、ならない時、何日休まなくてはならないのか?よく、1週間は、休まなくてはならないと言われますが、医師の診断、所属する会社の就業規則に、基づき療養する必要がありますけれども、大人の場合、、、法律での明確な決まりはありません。
では、どこから、1週間がでてきたのか?これは、学生に適用される、「学校保健安全法」にて定められている、出席停止期間「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」に倣い、多くの場合、計1週間の出勤停止と、定められております。
ただ、これも、あくまでも、原則ですから、医師の診断に従い、完治または、許可の元、出勤しないことには、症状が軽くなったからといって、出勤し、周りの人に感染させてしまうことにもなりかねません。
冬は、寒気と低湿度=乾燥を運び込むため、インフルエンザウイルスの伝染において、この期間が最適な季節だと言われています。
特に、気をつたいのが「湿度」ウィルスは、空気によって、運ばれるくしゃみや咳による飛沫を通して、伝染します。暖かく湿度が高い場合は、空気中の湿度が飛沫をより、重く大きくするため、ウイルス拡散が抑制されます。
ですが、、、気温や湿度が低くなる、つまり乾燥すると、これらの飛沫が抵抗なく空気を通して飛びやすくなります。
また、乾燥状態が続くと、のどや気管支は防御機能が低下するためインフルエンザウイルスによる感染が起こりやすくなります。ウェザーニュースの情報では、室温が20℃の場合は湿度65%以上、24℃の場合は55%以上をキープすることで感染の可能性が低くなるそうです。
まだまだ、、、寒く乾燥する時期が続きますので、充分に注意し、健康に暖かい季節を迎えたいものですね。