自分のありたい姿。目標達成
ナックの松田です。2018年が始まって、2回目の配信となります。この時期、よく目にするのが、「目標」に関する記事。「一年の計は元旦にあり」といったことわざもありますから、「目標」というワードが注目されるのも、当然かもしれませんね。
一年の計は元旦にありの由来
ちなみに、この、「一年の計は元旦にあり」ということわざの由来をご存知ですか?諸説あるみたいですが、中国の書物「月令広義」の一節だという説では、
一日之計在晨(一日の計は晨にあり)※晨(あした)=朝
一年之計在春(一年の計は春にあり)※春は、中国の暦でいう正月
一生之計在勤(一生の計は勤にあり)※勤=まじめに努力すること
一家之計在身(一家の計は身にあり)※身=自身の身の振り方や生き方
この4計の中の、1年の部分が、お正月などに使われていると、言われていますが、、、全体をみると、一日、一年、一生そして、一家と、よく使われる一年のことだけではなく、人の生活、一生に気づきを与えるような、言葉だったんですね。
目標には「目印」の意味もありますから、自分が向かうべき道を決める、または、方向性を見直すなどの機会としては、一年の区切りは、ちょうど良いのかもしれません。
目標は必要?
先ほど、目標は「目印」の意味もあると書きましたが、だとしたら、どこに向かうための目印なんでしょう?ここに、私は、目標をたてる本質があるような気がします。
目標は何のためにあるか?それは、、、「目的」を達成するためにあります。
「目的」があってこその、「目標」ということです。ですから、、、「目標」をたてる際には、なぜ、なんのために、誰のためになどを、掘り下げることが良いと思います。
例えば、ただ、漠然と、「今年は勉強するぞ~」と目標をたてても、なぜ、なんのために、どうなりたいか、こういった部分があやふやだと、モチベーションが保てず、続かないことが予想されます。
その先には、、、やっぱり、達成できなかったなという、挫折感だけが残ってしまう可能性もあります。ましてや、社会人には、学生の受験ような期間的な区切り、ゴールは、多くの場合、自分で設定しなくてはなりませんから、目的意識をはっきりさせることは、モチベーションの維持のためにも、必要となります。
あくまでも、「目標」は、、、通過点であったり、目的達成の手段。その先にある「目的」、つまり、自分の理想とする姿や手に入れたいものなど。良い目標をたてるためには、まず、自分がどうなりたいか、何をしたいのかを、しっかり自分と向き合って、明確にすることが一歩なのかなと思います。
「目標」は大きく持てともいわれますが、大事なのは、「目的」を達成または近づくこと。ですから、小さな「目標」でも、成功を積み重ねることも、素晴らしいことだと思います。