日常の中に「自分らしく」相撲を取り入れる?
ナックの松田です。相撲の人気が再燃していますね。メディアでも相撲の情報をよく目にしますし、今回のブームで特徴的なのは、、、
数年前から言われるようになった「スー女」(すーじょ)という言葉じゃないでしょうかね。「スー女」が今のブームの一役を担っているとも言われています。
読んで字のごとく・・・
「スー女」とは、相撲女子のことで、相撲をこよなく愛する女子のこと指す。比較的、50代以上のファンが多いと言われていた相撲界で女性の、特に20代~40代の層のファンが急増しているそうです。
少し話を逸れて、、、ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、数年前の相撲界は、度重なる不祥事から、イメージダウン、人気が急激に下降していました。
そんな、絶望的な状況から、2015年には15日連続の満員御礼と、驚きのV字回復を見せ、今に至っています。回復した要因として、考えられるのは、まず、昔も今も変わらないことですが、実力と話題性をもった力士が続々と登場していること。
例えば、大相撲1月場所で初優勝を果たした、稀勢の里が19年ぶりの日本人横綱となったことは記憶に新しいと思います。その他にも、実力と共に個性を持ち合わせた若く新しい力士が毎年、登場しており、話題性としても事欠きません。
どのスポーツでも、今も昔も、スターが誕生すれば、盛り上がるのは、必然ですし、喜ばしいことですね(^^)/そこに加え、、、昔と少し異なる、情報発信の方法で人気が後押しされます。
相撲協会は、公式ツイッターを開設したりと、積極的に情報を発信し始めました。実力や個性を兼ね備えた力士たちで、素材としては申し分ありませんから、魅力的なコンテンツとなることは、これも、必然的。
露出が増えることで、知名度が上がり、知名度が上がれば、ますます露出が増える。というふうに、良い相乗効果が生まれているんじゃないかと思います。
今場所は、横綱3人が休場に加え、人気大関2人の休場と、残念な話題ですが、やはり注目度は高いので、まだまだ、ブームの火は、燃え続きそうですね。
ちょっとカッコいいなと。
これは、ネットに書いてあったんですが、今まで上げた要因に加え、そこに、「女性が味方についた!」と、ブームに火が付いたきっかけとして、みられているそうです。
アナウンサーの方や、芸能人の方と結婚されたり、力士の方って、元々、モテると思いますから、男としての魅力は充分なのかなと。そこから、「スー女」という言葉の誕生。
女性が味方に付いて、応援してくれるのって、なんというか、
とても心強いですよね<(_ _)>「スー女」は、最近では、20代の割合が特に増えてるみたいです。
これは、個人的な見解ですが、女性の注目を集めているのは、力士の魅力だけではないような気がします。その理由は、少し調べたら、どうやら、「スー女」の定義があるそうです。
~「スー女」の定義~
仕事や勉強に一生懸命な時間を大切にしながらも、こよなく愛する相撲のため多大な情熱や時間をかける女性たち。
日常の中に「自分らしく」相撲を取り入れた素敵なライフスタイルを確立している。これを見たとき、ちょっとカッコいいなと、素直に思いました。
相撲はもちろん面白いし、相撲のファンであることにより、素敵なライフスタイルを築く。相撲、力士だけでなく、こういった部分も、魅力なのかなと。
そして、今風な話でみれば、この姿を、SNSで公開することにより、その本人が映えるのかもしれません。インスタ映えなんて言葉もあるように、SNS上でどう映るかを、重要視する層が、年齢、性別にかかわらず増えてきています。
これは、商売をする上でも、見過ごせない事実じゃないかと思います。良い商品があることは前提としても、情報は、、、まずは見てくれなくては意味がありませんし、反応してもらわなければなりません。
これからの情報発信は、物を売る時でも、物を良く見せるだけでなく、それを手に入れたら、どうなれるのか。また、場合によっては、ライフスタイルやSNS映えなど、幅広い表現方法を求められることが増えそうですね。