可能性や活路が隠れている場所経営・人材育成
ナックの松田です。今まで、ちゃんと見たことなかったんですが、、、最近、サッカーの天皇杯に注目しています(^^)毎年、やっているのは、ぼんやりと知っていたんですが、今年の天皇杯には、今、衝撃が走っています!
サッカーが好きな方は、当然、ご存知だと思うのですが、そもそも、天皇杯とは、日本サッカー協会に登録しているチームが参加できるようです。
つまり、、、J1、J2、J3、JFLのみならず、大学チーム、高校チームも、条件を満たせば、出場可能な日本最大のオープントーナメント!
しかも、チーム強化費として、優勝賞金1億5,000万円(^^)/
プロ、アマ、学生の全てのチームに、チャンスがありますから、かなり、、、ビッグでドラマチックな大会が天皇杯なんです(^O^)
天皇杯に走った衝撃。
今回の天皇杯は、第97回となり、88チームが出場、4月22日から始まっています。
その中で、ニュースでも、結構とりあげられており、私が注目したきっかけにもなった、天皇杯にセンセーショナルな、旋風を巻き起こしているチームがあります。
そのチームが、、、茨城県代表の筑波大学!
具体的にどんな旋風を起こしているか一言で表すと、「ジャイアント・キリング」(番狂わせ、弱者が強者を倒すという意味)
1回戦で、J3の「Y.S.C.C.横浜」に2-1で勝利、
2回戦で、日本トップのJ1に所属するベガルタ仙台を3-2に大勝利、
3回戦で、またまた、J2のアビスパ福岡を2-1で撃破
大学生が、プロ相手に次々と、快進撃を続ける様が、「ジャイアント・キリング」と呼ばれ、注目を集めています。
つぎの試合は、9月20日、相手はもちろん格上、J1 大宮アルディージャ。
勢いにのる筑波大学と、プロの意地がぶつかりあう、大注目の一戦ですヽ(`▽´)/
自主性を培うこと。
プロ相手に快進撃を続ける、筑波大学蹴球部(サッカー)の実力は、どんな環境で培われているのか。その要因と思われる、興味深い記事がありました。
筑波大学蹴球部内には「パフォーマンス局」と呼ばれている組織があり、学生主体で運営されているそうです。
組織されたきっかけは、現監督が就任1年目に感じた、選手たちの、、、
『ピッチの中でだけサッカーをしていれば良いんでしょ』という雰囲気。
プロの選手ならそれで良いのかもしれないが、、、せっかく、立派な名門の大学にはいって勉強できるんだから、その、勉強の部分を活かすことで、ピッチでのパフォーマンスをあげることが、実現できるんじゃないのか。
そこで考えたのが、サッカー部の選手自身が自分達の試合や国内外のプロ試合を分析して、チームやプレーに反映させるデータを作り出すというアイデア、つまり、それが、『パフォーマンス局』だったそうです。この考えには、個人的にとても衝撃を受けました。
私自身、小学生から大学までラグビーをやっていましたが、今思えば、部活だけちゃんとやってれば良い、というよりは、そうする以外、考えたことがありませんでした。
部活以外のところに活路を見出し、かつ、自主的に行う姿勢。
部活という世界の中で、部活のために部活以外のことを、自主的に行うのは、当時を思い浮かべて、想像しても、ものすごく難しく感じます。
なんというか、どうしても、与えられた試練を耐え抜くことがメインの考えで、そうすると、試練待ちの状態になりがちで、しかも、それに気づいていない。それが、自主性の欠如につながり、可能性を狭めていたかもしれない。
今、振り返るとそう思えてくるとともに、今の社会人としての自分にも同じことが、いえるかもしれないなと、ふと感じます。
もしかしたら、無意識に、「与えられた仕事やっていればいいんでしょ」になっていないか?
もしかしたら、その状態に気づいていないかもしれない。
自主性が持つことが、全てではないとは思いますが、可能性や活路は、今、目の前にある仕事以外のところに隠れているかもしれませんね。