しつこいとあきらめないの定義営業・接客,経営・人材育成
ナックの松田です。先日、大学時代の先輩に誘われて、ラグビーの試合にでました。しかも、行ってみたら、人数がギリギリでフル出場せざるおえない状況。体力がもたず、暑さと疲れで意識朦朧の中、なんとか試合終了まで耐えることができました。
でる前から、ある程度は予想はしていたんですが家に帰ってすぐ、やっぱり、、、
全てのものごとが絶望的に思えるほどの全身の筋肉痛になってしまいました。。。
そこに、、、そんなつもりはないのでしょうけど、追い打ちをかけるように、小さい脅威が迫っていたんです・・・
手を替え品を替え
全身が痛くて、ソファーから微動だにできない私。そんな、痛みに耐えている中、、、
お昼寝から目覚めた、2才になる息子が満面の笑みでこちらを見ているのに気づきました汗
最近、体力がありあまって仕方がないようで、普段、割りと本気を出して遊ばないと納得してくれません。今日は、勘弁してくださいよ~という、甘えた言葉なんか、聞いてくれるはずもなく。
まずは、、、痛くて、動けない私を、面白がって、爆笑しながら突っ込んできますヽ(`▽´)/逃げることもできないし、全く抵抗もできません(T_T)
やめて~と言えば言うほど、闘志に火がつくようで・・・突っ込み、引っ張り、はたきと、持てる技を駆使してちょっかいをかけてきます(T_T)
遊びたいのは山々でも、やっぱり痛くて動けないので、とりあえず耐え続けていました。
しばらくすると、、、いつもと違って遊んでくれないのを、理解したのか?ちょっかいをやめて、あきらめたのか家のどこかにいっちゃいまいした。
遊んでやれなくてゴメンな(T_T)と思っていたら、、、すぐ、戻ってきて、今度は、自分のお気に入りのオモチャをテーブルに並べはじめ、並べたオモチャに向けて(まだ、単語しかしゃべれないので)、首をかしげながら、あれ?あれ~?としきりに言っています。
恐らく、、、「あれ?」(なんでこんなところに、オモチャがあるのかな~)「あれ~?」(楽しそうなオモチャだな~)(チラチラ私を見ながら笑)と、私の気を引こうとしているのは、分かりました!
その後も、、、お気に入りの食器とスプーンを持ってきて私に向かって、「あ~ん」と言って私に、食べさせる真似をしてきたり、布団を引きずってきて、「ねんね~」といって、私に寝るように促したり、耳元で大声で叫んだり(;O;)
などなど、とにかく、手を替え品を替え、いろんなことをしてくる姿勢に、私も、だんだん面白くなってきて、「分かったよ。じゃあ、お散歩行く?」と結局、負けました笑
ものすごく痛かったんですが、筋肉痛の時は、軽いウォーキングをするのが良いので、ちょうど良かったかもしれませんね(^^)
しつこくされるのは嫌だけど。。。
息子の姿勢に負けた私ですが、、、人って・・・「しつこい」は嫌でも、「あきらめない」は嫌じゃないのかもしれません。
「しつこい」と「あきらめない」はどちらも行動をし続けるという意味では、似ているような気がします。でも、意味を調べてみると、
「しつこい」一つのことに執着して、離れようとしない。執念深い。
「あきらめない」取り組んでいる物事に対して、途中で放棄せずに最後まで遣り通すこと。状況や文脈によって捉え方も変わる場合もありますが、しつこいはネガティブ、あきらめないはポジティブな印象を受けることが多いのではないでしょうか。
こと、営業、接客において、「しつこい」という言葉は、ネガティブなイメージがありますね。
しつこい営業をされたくないお客様の心理に対し、「いつこい営業は一切いたしません」などのキャッチフレーズを使われる会社もいらっしゃると思います。
「しつこい会社」「しつこい営業」「しつこい接客」
このような印象を受け手に持たれてしまったら、ネガティブな影響しか、想像できませんもんね。ただ、そうは言いつつも、何がしつこいで、何があきらめないか?は受け手次第。良い印象を与えるのが望ましいのですが、受け手によって印象は異なりますので、その時によって正解は変わります。
ですから、、、一辺倒ではなく、相手を見定める必要があり、一朝一夕で身につけるのは難しいスキルかもしれません。
そこでポイントになるのが、まずは、自分の中で、しつこいとあきらめないの定義をはっきりさせておくことだと思います。
その上で、行動を振り返り、修正を重ねていくことが、重要だと考えます。
【しつこいとあきらめないの定義】
しつこい:同じ方法を何度もくりかえす
あきらめない:失敗から何かを学び、成長して再度挑戦をしてくる
どちらが、お客様にとってポジティブな印象を与えるかは一目瞭然ですね。