増え続ける様々な「こ・しょ・く」
ナックの松田です。普段、あまりテレビドラマを見ないのですが、今シーズン楽しみなドラマがあります。そのドラマは、放送地域が限られるのですが、テレビ東京にて放送されている、「孤独のグルメ」というドラマです。
ご覧になられた方も、いらっしゃるかもしれませんが、ざっくりドラマの内容をお伝えすると、おじさんが1人で、ただただ、ご飯を食べているだけ。。。なんですが、、、、そこに、、、
主人公の様々な葛藤や、食に対する喜びが描かれています。
具体的には、個人で雑貨輸入商を営んでいる主人公が、仕事の合間に食事をするんですが、その中で、お店選び、メニュー選びの葛藤が事細かに描写されています。
ドラマの中では、主人公の心の声が聞こえてくるんですが、自分なりの食事に対する信念をいくつも持っており、ここの葛藤がまず面白いです(^o^)
そして、このドラマのもうひとつ、大きな特徴として、主人公がご飯を食べているシーンです。チョイスする料理もものすごく美味しそうですし、何より、めちゃくちゃ美味しそうに、食べています!
テレビドラマでは、松重豊さんが主人公を演じているんですが、食べるというか、料理と勝負している感じ!しかも、放送されているのが、深夜12時過ぎ。。。絶妙に空腹を刺激され、私の場合、胃袋がなにか、脂っこいものを欲しがって、グルグルと暴れだします(汗)
内容としては、本当にただおじさんがご飯を食べているだけなんですが、2012年から始まり、2017年4月の放送で、Season6をむかえます。
う~ん、人気がある証拠ですかね笑テレビ東京系列で、関東以外では、一部地域のみの放送ですが、DVDもたくさん出ていますし、原作のマンガも結構、面白いです!もしご覧になられたことのない方は、機会があれば、チェックしてみてはいかがでしょう(^o^)
個人的な感想ですが、深夜に見るのはあまりオススメしません。胃袋が暴れだす可能性が・・・
増え続ける様々な「こ・しょ・く」
冒頭でご紹介した、ドラマは、おじさんが1人でご飯を食べるという内容で、大人が1人でご飯を食べる分には、特に問題はありませんよね。。。
ですが、今、このご飯を食べることに、将来への不安や懸念を感じるような、ことが言われています。
キーワードは、、、「こ・しょ・く」
そして、主な対象は、「子供」
昨今、核家族化、共働きの増加に伴い、子供の「孤食」が、増加しています。「孤食」とは、一人で食事を取ること。
特に、子供の「孤食」は、偏食になりやすく、食欲も落ちるため、「体調不良になりやすい」「元気が出ない」「精神的な満足感が得られず、情緒不安定になりやすい」といった影響が懸念されるそうです。
これは、子供がいて、共働きの私個人としても、心配になりますし、気をつけなきゃいけないことだと感じます。
また、これだけではなく、「こしょく」には種類があり、
・「個食」家族で食卓を囲んでも、食べているものがそれぞれ違う。
・「子食」子どもだけで食べている。
・「小食」ダイエットのために食事量を制限する。
・「固食」同じものばかり食べる。
・「濃食」濃い味付けのものばかり食べる。
・「粉食」パン、麺類など粉ものばかり食べる。
などなど、一口に「こしょく」と言っても、様々な種類があり、それぞれに影響が考えられます。
冒頭でご紹介した「孤独のグルメ」の原作者がこんなことをおっしゃらています。
「食は誰にも身近なもの。食べることや、おいしそうに食べる様子を見て楽しい気持ちになる感性は、いつの時代も誰でも共通だ」
今日、とりあげた「こしょく」は、各家庭で解決すべき問題かもしれません。
ですが、「モノ売りか」ら「コト売りへ」と、表現されることがありますが、家族が、笑って楽しく、食事をできる空間という「コト」を提供していくことも、住宅を扱う仕事の中に、含まれるかもしれませんね。