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コミュニケーション
2017.4.3

ナックの松田です。4月にはいりましたね。東京は、桜が例年だともう散り気味なんですが、寒い日が続いたからなのか、今週くらいが見ごろになりそうです(^^♪


さてさて、4月になると、決算月の関係で、年度の始めじゃない会社もあると、思いますが、入園、入学、進級、などなど、仮に関係がなくても、、、

1年で1番、フレッシュなイメージが漂う、月じゃないでしょうか。。。


会社では、新入社員を迎える会社も少なくないんではないかなと思います。私はというと、4月になったからと、特に、何か変化があるわけではありませんが(汗)


フレッシュムードを吸収して、気持ち新たに頑張りたいなと、思っております(^^)/


結構、増えている・・・


冒頭で新入社員の話題に関連して、今日は、日本の雇用について、書きたいと思います。


知っていました?今、日本の「有効求人倍率」が、20年以上ぶりに高水準にあることを。。。


「有効求人倍率」とは、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す値で、雇用動向を示す重要指標のひとつ。2016年は1.36倍。


ちなみに、、、だいたいですが、この数値はバブルの終わり頃と同じくらいの数値!!また、就職氷河期をいわれた年は、0.45倍くらいですから、やっぱり、今はかなりの高水準にありますね。


逆に、、、「完全失業率」はこちらも20年以上ぶりに、2.8%とかなりの低水準になっているそうです!


有効求人倍率が上がり、失業率が下がる。つまり、かなりざっくりですが、職に就ける人が増え、辞める人が減っている。働き手としては、すごく、良い感じのような気がします。


ここで、少し気になるのは、、、なぜ、今、20年以上ぶりの高水準、低水準を記録しているのでしょうか。


高水準、低水準の理由


気になり少し調べてみましたら、総務省から、今の高水準、低水準について、こんな見解が出ていました。


「有効求人倍率が高い水準で推移しており、人手不足を背景に、多くの人の就業に結びついているのではないか」


この見解を見ると、今の高水準、低水準を、手放しでは喜べないような気がしてきます。ポイントは、「人手不足を背景に」という部分。この内容をもとに視点を変えて見ると、有効求人倍率の上昇は、人手不足が鮮明化されていると考えられます。


最も人手不足が深刻なのが東京都で、有効求人倍率は2倍以上といわれております。1人に2件以上の求人があるということ、つまり、人員を確保できない会社が、出てくるということですね。


こういった状況を受け企業としても、パートやアルバイトなど非正規雇用だけでは働き手が集まらないことから、より待遇の良い正社員としての求人を増やす企業が出てきているようです。


働き手としては、より良い待遇で、より長く働きたいと考えるのは、自然の考えですから、今は、会社が働き手を選ぶというよりも、働き手が会社を選ぶ時代になりつつ、あるのかもしれません。


最近、大手企業の残業問題など、仕事をする環境について、メディアに取り上げられることが、多くなっていますよね。


これにより、大手企業=安定というイメージが薄れつつあります。人口減少、超高齢化社会の影響を受け、生産年齢人口がさらに減少し、働き手の確保がより難しくなることが、予想されます。


住宅を販売する上で、大手にはできない、距離感やきめ細かいサービスが、工務店の強みではないかと、私は思います。


この強みは、お客様にだけではなく、働く人たちにも、通じることなんではないでしょうか。


お客様にも、働き手にも、選ばれる会社になっていくことが、今後、重要になってきそうです。

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