大流行の発生を示す警戒レベル
ナックの松田です。週末に1才半になる息子が、発熱しまして、38℃~39℃くらいを、いったりきたりしていました。当の本人は、いつもより少し元気がないかな?と思うくらいで、普段と変わらず遊んでいました。安静にしていれば、大丈夫そうなんですが、、、家族全員が思っていること、、、
インフルエンザじゃなきゃ良いな(汗)息子本人の体調ももちろん心配ですし、家族全員がかかってしまったら、家庭が機能停止してしまいます。今日の診断次第なので、連絡が来るまで、ちょっとドキドキしています。
現在のインフルエンザの状況
インフルエンザの大流行の発生を示す警報レベルというのがあります。インフルエンザの患者数が1医療機関当たり、30人が、警報レベルとされています。厚生労働省の発表では、全国の定点医療機関から5日までに報告されたインフルエンザの患者数が1医療機関当たり38.14人となっっているようです。
もう少し、具体的に見ると、1週間にインフルエンザで休校や学年・学級閉鎖になった小学校や中学校などの合計は7154施設。また、インフルエンザで入院した患者数は1,505人。
いずれも、減少傾向にあるようですが、まだまだ、警報レベルにありますので、うがいや手洗いなどの感染症防止対策を徹底することが必要です。
ちなみに、もし、インフルエンザにかかったら、何日間休むべきなのか?これは、子供の場合、学校保健法という法律で、具体的な休みの日数が定められています。
・小、中学校
発症した後、5日を経過し、かつ、解熱した後、2日を経過するまで出席停止
・幼稚園
発症した後、5日を経過し、かつ、解熱した後、3日を経過するまで出席停止
※ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りでない
大人の場合は、、、
学校保健法のようなものはなく何日休む必要がある。という規定はありません。ですから、目安として、学校保険法同様の日数を休むことが、望ましいと言われています。
法律などで、明確に規定がないということは、会社の規定によるということになります。なんか、漠然とインフルになるイコール、1週間休みと思っていたんですが、目安のようなものだったんですね。
目安だから熱が下がれば事実上、出社しても良いのでは?といった意見もネットには書いてありましたが、目安とは言いつつも、、、インフルエンザは、普通の風邪よりも、感染力が強いですし、本人の体調、周りの人への感染を考えれば、しっかり休むべきですね。
インフルエンザ対策
インフルエンザが感染する経路として、、、
・飛沫感染
せきやくしゃみの時に飛び散るウイルスが健康な人の口や鼻から入り込むことで感染
・接触感染
その名の通りウイルスのついた手でさまざまなところを触ることで広がる
・空気感染
飛沫感染と間違えやすいのですが飛沫の水分が蒸発して小さくなったウイルスが空中を長時間漂っていることです
これらを考慮した上で、
・飛沫感染
対策としての咳エチケット咳やくしゃみを他の人に向けない、咳やくしゃみが出るときはできるだけマスク着用。
・外出後の手洗い等
流水・石鹸による手洗いはもちろんのこと、アルコールによる消毒を徹底
家族や周りの人ががかかってしまったときの対処法としては、、、
・自宅でも、こまめに手洗い消毒
・感染した本人との接触を避ける
できるだけほかの家族と接触しない環境を作れるようにしましょう。特に小さい赤ちゃんや高齢者のいる家族は抵抗力が弱く感染すると重症化してしまうこともあるのでできるだけ接触するのを避けるのがベター。
看病をする人は家族で一人と決めて看病する際もマスクを必ずするようにしましょう。これは、見逃しがちなんですが、鼻をかんだティッシュペーパーなどは密閉し、捨てるようにしましょう。
また、歯磨きを丁寧にすることも有効です。口の中はたくさんの雑菌の住処です。雑菌が繁殖していることで粘膜の抵抗力が弱くなってウイルスが侵入しやすくなります。
他には、部屋の換気をこまめにし、湿度を50~60%に保つことも有効的です。上記は、当たり前のことかもしれませんが、その当たり前なことが緊急時にはとても大切になります。
そして、かかってからでは、自分の体、大切な家族や、仕事にも多大な影響をおよぼしてしまいますから、普段から、予防を心がけることが、望ましいですね。。。