考え、意見、やり方は、違えど…経営・人材育成,コミュニケーション
ナックの松田です。だんだん、寒くなってきましたね。もう既に、雪が降っている地域もあるみたいですし、冬が近づいてきているのを感じます。これから、体調崩したり、風をひかないように、用心したいものです(*_*)
以前にも少し書かせて頂きましたが、私は昔、ラグビーをやってました。
ラグビーのシーズンは、冬なので、高校、大学、社会人とたくさん試合があり、試合結果をチェックしたり、実際に観戦に行ったりと、個人的に楽しみな季節です。
ラグビーも最近、盛り上がっていますし、全国各地でやっていますので、興味、機会があれば観戦してみてはいかがでしょう!寒い中、厚着して熱いラグビーの試合を見るのも、なかなか、おつなものですよ(^^)
ただ、ひとつだけ、、、ラグビーの試合では、野球やサッカーの応援のように、楽器、鳴り物を使っての応援がほとんどありませんし、常に応援歌が歌われてもいません。レフリーの笛が聞こえなくなるなど、競技進行の妨げになるので、会場によっては楽器、鳴り物が禁止されています。
その影響もあってか、、、会場に、何万人と観客がいても、シーンと静まりかえって、試合中の選手の声やぶつかり合う音だけが、響き渡っているときが結構あります。初めて見に行く人は、ここに新鮮さや、ギャップを感じるみたいです。
これは、決して、盛り上がっていないわけじゃありません!じっくり見ている人が多いんだろうなと、個人的には思っています(^^)
もちろんすごいプレーの時には、大歓声につつまれます!静寂からの大歓声は結構、圧巻ですので、体感されたい方は、ぜひぜひラグビー観戦を\(^o^)/
指揮官が変わってからの初勝利
さてさて、冒頭からラグビーの話を書かせて頂きましたが、先日、ラグビー日本代表の明るい話題がありましたので、お伝えしたいと思います!
11月12日(土)、ラグビー日本代表はジョージア代表とのテストマッチを行いました。相手は、世界ランキングでも格上、世界での実績もある強豪国。その相手に、28対22で大勝利!!!2019年のワールドカップ日本大会に大きなはずみをつける結果になりました。
とても、喜ばしい結果にあわせ、じつは、ちょっとホッとしている部分があります。
それは、指揮官が変わってからの、初勝利という部分です。
前任のエディー・ジョーンズ氏は、記憶に新しい、前回のワールドカップで世界トップクラスの南アフリカに勝利するなど、最高の結果をもたらしました。
そんな最高の結果の後に、次の監督はどれだけやってくれるんだろうか?選手たちは最高の結果を引き継ぎつつ、それ以上の結果を出してくれるのだろうか?などなど、期待、プレッシャーがかかった状況だと思います。
そんな中、初陣のテストマッチでは、負けてしまいました。前任の監督の時より、体が小さくなっている、つまり練習量が少ないのでは?とか、本当に結果が出せるのか?いろんな人がいろんなことを言っていました。
基本的には、結果が全て!でも、結果が出なかったら、それまでの過程などを洗いざらい問われる今日このごろ。。。
そういう状況の中で、2戦目にして結果が出たことに、少しホッとしている状況だと思います。これからも強豪国との厳しい戦いが続きます。この結果に安心する気もないでしょうし、ラグビー日本代表は自分たちのすべきことを、しっかりとやるはずです。
まだまだ、前の結果、前任の影がちらつきます。どうしても、比べられますが、期待のあらわれだと思って、良い意味で気にせず、邁進していってほしいなと思います!
上司が変わる、部下が変わる、環境が変わる
新生ラグビー日本代表と同じように、仕事でも似た状況が起こる可能性があります。
例えば、
・社長、上司が変わって方針がガラリと変わる。
・部下が異動になり、いちから教える必要がある。
・違う人がやっていた仕事を引き継ぐ。
・転勤になり知らない土地、新しい環境での仕事。
こういう時には、受け入れる側に判断基準がないので、前任の意向をどう考えるか、前の部署での経験など、新しい場所、環境になる前のことに着目されます。
役職や立場に関わらず、結構、デリケートな部分かなと思います。「前の人は前の人、自分のやり方はこうだ!」といえば、受け入れられば、オッケーですが、受け入れられなければ、自分本位、自己中心的と認識されてしまうかもしれません。
かと、いって、「前の人はどうやっていたの?」など、前の人、やり方を重視しすぎても、存在意義を問われてしまうかもしれません。
初めは小さく感情的な問題かもしれません。でも、対処せず、そのまま進んでいくと、ボタンの掛け違いのように、人間関係がちぐはぐになり大問題になってしまうこともありそうなので、ちょっとデリケートな部分ですね。
仕事、人間関係にはいろいろな問題があります。きっかけは、こういう小さい部分だったりするかもしれません。ただ、私は、仕事でもやはり、基本は結果が全てだと思います。
もちろん、結果を出していれば何しても良いわけではありません。でも、結果が出てるか、いないかで、同じ問題でもポジティブにとるか、ネガティブにとるかが変わってきますし、雰囲気の良し悪しも左右されます。
ですから、新しい状況をむかえる時には、立場、役割関係なく、小さいことでも、結果を出していくことが大切。そして、1回結果だしたから良いわけではなく、結果は、大きさよりも、積み重ねていくことで、信用、信頼を作っていくためには重要なポイントです。
状況が新しくなかったとしても、個人、個人がこういう意識を持つと、問題、課題をポジティブにとらえやすくなり、全体にも良い影響が出ます。
考え、意見、やり方は、違えど同じ会社で働いているなら、目的は一緒のはずです。これから、年末年始にかけて、忙しくなる時期、会社が一丸となって、立ち向かえるよう、個人、全体の意識を整理してみると良いかもしれませんね。