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ハッピーマンデー集客・マーケティング

集客・マーケティング
2016.9.19

ナックの松田です。今日は敬老の日ですね。敬老の日は日本生まれの記念日。「お年寄りを大切にし、お年寄りの知恵を生かした村作りをしよう」という考えのもと「としよりの日」が提唱されたのが始まりだそうです。

敬老の日は、2002年まで固定の祝日でしたが、2003年からは9月第3月曜日となりました。

ハッピーマンデー制度の適用


聞いたことがあるかもしれませんが、ハッピーマンデーとは、国民の祝日を、本来の日付から月曜日に移動させ、土・日曜日と合わせて三連休にする制度のことです。


この制度により、

「成人の日」は1月15日 → 1月の第2月曜日
「体育の日」は10月10日 → 10月の第2月曜日
「海の日」は7月20日 → 7月の第3月曜日
「敬老の日」は9月15日 → 9月の第3月曜日


固定だった日にちが、月曜日に移動されました。土曜日・日曜日と合わせた3連休にし、余暇を過ごしてもらおうという趣旨で制定されました。3連休が増えることで旅行などに行きやすくなったり経済効果が期待されます。


業界に限らず、多くの場合、お盆、お正月は帰省に割り当てられますので、それ以外の人が動きやすい連休での、イベント組みや、集客は重要ポイントですね。


そんな、いろいろとメリットもありそうな、ハッピーマンデー制度ですが、他の側面からみるとデメリットも、結構、あるみたいです。。。


意味や由来が分からない・・・

ハッピーマンデー制度が導入された当初、、、「あれ、10月10日ってもう体育の日じゃないんだっけ?」(体育の日以外の他の3つの祝日でというパターンもあるかもしれませんが、、、)といった思った、聞いたという経験はありませんか?


私は当時、周りに聞いたのを覚えています。ずっと固定だった日を移動させることによって、「祝日がいつなのかわかりにくくなった」ですとか、歴史的に意味のある日付を移動させてしまうことで、「祝日の意味や由来を軽視している」


他にも、「3連休で出かける家庭が増えるため、どこに行っても混雑している」との意見も見られ、計画が立てられない公共サービスが3日間も休みになって不便なんて意見もあるようです。


景気対策の効果が明確に現れない、国民が祝日の趣旨を理解できないという意見から、2012年、民主党は「休暇改革」の素案として、これらを理由に「ハッピーマンデー」を廃止して、元の祝日の日に戻した上で、祝日が土曜の際は、前日の金曜を休日とする制度を盛り込んだという話も当時ありました。


住宅業界では、イベントスケジュールを組むうえで、年間の休日で連休が多いのか、または、その連休が飛び石なのかによっても、イベントの形態を変えたり、日にちを工夫したりする必要がありますね。


ん~いつかは分かりませんが、また、もし元に戻ったら戻ったで、考えなくてはいけなそうですね。なんにせよ、国民の祝日ですから、意味や由来を継承していくことも大切。そして、今日であれば、おじいちゃん、おばあちゃん、両親などの大切な人へ、「いつもありがとう」の気持ちを伝える日ですね。


何かとめまぐるしい現代社会において、人を大切にし感謝する気持ちを思い出させてくれる休日かもしれません。

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