隠れたニーズを引き出してくれたバイクショップ!?営業・接客,コミュニケーション
こんにちは!ナックの長(ちょう)です。
すっかり涼しくなり、秋めいてきました。紅葉のシーズンですね!先日、紅葉のシーズンにはまだ早いですが、友人とバイクでツーリングに行ってきました。
空冷エンジンの軽快さを求め、ヤマハのXJR400をレンタルしたのですが、久々に乗る二輪車はとても気持ちいい!!学生の頃、マンガで憧れて買ったバイクを思い出しました。
■ 自分で選んで買ったバイク
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初めての「自分で選んで買ったバイク」
ただ、中古とはいえ、
決して安いものではありません。
そんな経験にドキドキだった買い物。
みなさんも、バイクや車、
腕時計やジュエリー、洋服、絵画など、
自分のための高額なものを買った時に、
ドキドキした経験はありませんか?
今日は、その時の気持ちを
ちょっとだけ思い出しながら、
このメルマガを読んでみてください。
私が買おうとしていたバイクは、
マンガ内で、かっこいいキャラが乗っていたもので、
他ではあまり見ない、マフラーの形でした。
その上、馬力が強い車種だったんです。
どうでしょう。
みなさんも、買い物、特に高いものを買う時、
「あの車に乗ってる○○さんが楽しそうだったから、
私もあの車に乗りたい」
ですとか、
「文字盤の色と形がかっこいいから、あの腕時計を買いたい」
そういう理由で買ったことありませんか?
■ いざ、お店へ 〜 私が買ったのは!?
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買いたいバイクを心に決めた私は、
バイクショップへ向かいました。
店員:「どんなバイクをお探しですか?」
長:「○○のマンガで△△が乗ってた
××を探してるんですよ〜」
店員:「××は、いいですよね〜」
「うちにも1台在庫ありますよ」
「ちなみに、なんで××がいいんですか?」
長:「馬力が強くてスピードが出るのと、
あまり乗ってる人が多くないってところなんです。」
店員:「じゃぁ、街乗りよりもツーリング用って感じで、
結構目立つのがいいんですね?(^^)」
長:「確かに、あまり意識してなかったけど、
そうですね〜!」
店員:「それなら、確かに××もいいですけど、
同じくらいの価格で、
こちらもオススメですよ!」
「結構乗る人は少ないですが、その分目立ちますし、
車体が大きいので、最高速が伸びますよ〜」
長:「そうなんですか〜!」
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結局、店員さんに勧められた、
SUZUKIのINAZUMA400というバイクを買いました。
珍しいエンジンとマフラーが4本という珍しい形。
その上、車重が約190kgあり、スピードも出ます。
最初に買おうと思っていたバイクとは違うものでしたが、
私がバイクに求めていたことは叶いました。
■ 私が欲しかったのはコレだったんだ!
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大事なことは、「私がバイクに求めていたこと」を、
店員さんとの会話で気付かされたことなんです。
本メルマガの最初の方で
「文字盤の色と形がかっこいいから、あの腕時計を買いたい」
という理由で買い物した時ありませんか?
と、お聞きました。
私もバイクを買いに行く時は
「珍しいマフラーの形」「馬力が強い」
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上の2点にこだわっていたわけですが、
実際店員さんと話していて気付かされたのは、
「私が乗りたかったのは
『目立って』『速い』バイクだったんだ!」
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ということでした。
私たちの仕事でもそうです。
お客様と話す中で、
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そのお客様が本当に求めていることをキャッチすることが
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大切なんですね(^^)
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例えば、ビルトイン食洗機をつけたがるお客さんは、
ビルトイン食洗機にこだわりがあるんじゃなくて、
「楽に食事の後片付けをしたい」という気持ちが
あるのかもしれません。
だとしたら、カップボードの配置や
昇降式吊り戸棚の話をしてあげることで、
お客様の隠れたニーズを
引き出すことができるかもしれません♪
そのためには、バイクショップの店員さんのように、
「なんで○○が欲しいんですか?」
「なんで○○にこだわりがあるんですか?」
というような尋ね方をするのが効果的です。
是非皆さんも試してみてください☆
工務店MBA事務局
長 正之(ちょう まさゆき)