井戸端会議からあなたが学べること【2014年6月2日】
2014.6.2
こんにちは。 ナックの冨田です。 先日、近所を歩いていると、 【ランチ、ナン食べ放題】 というキャッチコピーに いとも簡単に撃沈された、わたし。。。 とあるインド料理のお店に 行ったときのことです。 さっそくランチセットを注文し、 料理が出てくるのを待っていました。 そんな時、ふとお店の外を見ていると、 道端で二人の女性が会話をしている光景が 目に入ってきました。 ■ 井戸端会議には、終わりがない!? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ひとりは、 買い物に行ってきたばかりなのか、 スーパーの袋を片手に。 そしてもう一人は、近所を散歩中だったのか、 ワンちゃんと一緒です。 その二人の女性を見る限り、 通りすがりにバッタリ会ったんでしょう。 「あら!●●さん、奇遇ねぇ」 「ワンちゃんのお散歩?」 「そうなのよ、●●さんはお買い物?」 なぁんて、他愛もない会話を しているんだろうなぁと、勝手に想像をしていると、 お目当ての料理が出てきました。 おば様方の会話なんかどうでもいいと、 完全に、食べ放題の脳に切り替わったわたしは、 食に夢中です。 そして、ナンをたらふく食べ、 お腹いっぱいになり、 「食べた食べた〜」 と水を口に含みながら、 ふと、お店の外を見たその瞬間。 口に含んだ水を、 噴き出しそうになりました。 「ま、まだ話をしている・・・」 ■ 他愛のない会話の中に答えが・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ かれこれ食事をして、 30分は経っていたと思います。 しかも!さらによく見てみると・・・ 「ひとり増えてる!!」 3人のおば様方は、 楽しそうに会話をしています。 (通りすがりにバッタリ会って、 その場所で30分以上も話してしまう会話って、 一体、どんな内容なんだ・・・) そんな素朴な疑問を解消したく、 お店を出たわたしは、少しだけ、 その会話に耳を傾けてみました。。。 すると、 「昨日、うちの娘がね〜・・・」 「あそこのスーパーで安く買えたのよ〜」 「ほんとうち、洗濯物が多くて・・・」 などなど。 ビックリするくらい想像していた通りの、 他愛のない話でした。。。 しかし、 この会話の内容には、 ひとつ、共通していることがありました。 実は、これが本日のメルマガで お伝えしたい内容でもあります。 たまたま道端で会って、 しかも立ったまま30分以上も、 その場で会話をし続けてしまう内容・・・ それは・・・ 「自分に関係する話」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ だと言うことです。 ■ 「他人ごと」ではなく「自分ごと」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 人の話を聞くよりも ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 自分の話をするほうが好き ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ということがよく言われますが、3人が3人とも、 こうも見事に自分に関する話をしていることに ビックリしました。 それと同時に、 「人が一番関心があるのは、やはり自分のことなんだな」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ということを、 改めて実感することができました。 これは、家づくりについても 同じことが言えると思います。 例えば、 あなたの会社のことを知らないお客様に 興味を持ってもらいたい場合。 ただでさえ、 情報が溢れかえっているこの世の中では、 「他人のこと」に反応しているほど、 お客様は暇じゃありません。 いかに、自分に関係する情報なのか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ということが、お客様の注意を引き、 興味を持ってもらうためには、必要になってきます。 ですので、 「私の会社は・・・」 「当社の建てる家は自然素材で・・・」 というように、 会社の強みや特徴を伝える際には、 あなたを中心にしてただ話をするのではなく、 「あなたの家づくりに、このようにお役に立てます」 「あなたの生活がこのように変わります」 というように、 お客様を中心にした話を盛り込むことで、 「自分に関することだ」 と思ってもらい、 注意、関心、興味を持ってもらうことが 出来るようになると思います。 さて、 あなたが発信しているメッセージを、 今一度、チェックをしてみてください。 「あなたの話だけになっていませんか?」 「お客様のことについて話をしていますか?」 『人が一番関心があるのは自分のこと』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 何かの気付きとなれば幸いです。 工務店MBA事務局 冨田泰司