ライバルに先を越されないシンプルな方法【2014年5月19日】
2014.5.19
こんにちは。 ナックの冨田です。 先日、アウトレットモールに行きました。 このアウトレットですが、ある時間になると、 『戦場』と化す場所があるんです。 タイムセールで洋服の取り合い? ・・・ いいえ、違うんです。 その戦場とは・・・ ランチタイムのフードコートです。 そこで繰り広げられる「席取り」が、 まさに戦場なんです。 そこで、今週は、 この「席取り」という戦場を通じて、 『ライバルに勝つシンプルな方法』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ についてお伝えしたいと思います。 消極的で控えめな性格の方には、 参考になるお話かもしれません。。。 ■ 戦場で生き抜くために・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ フードコートにはかなりの数の席があるにも関わらず、 ランチライムには、それがすべて埋まってしまいます。 さらに、通路には、 席を探している人でごった返している始末。 「そろそろ食べ終わりそうな人はいないか?」 と目をギラギラさせながら あたりを見渡している人だらけです。 席が空いたら、 我先にと荷物をテーブルの上に置き、 「ここは私たちの席〜」 と言わんばかりに、席を奪いあっています。 大げさに感じるかもしれませんが、 本当にそれくらい積極的に行かないと、 他の人にすぐに席を取られてしまう状況です。 下手をすれば、席を探すのに、 何十分もウロウロとする羽目に。。。 取らなければ、取られる・・・ まさに、戦場・・・。 そんな中で私は、 相手に絶対に先を越されない戦法 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ を目の当たりにしたんです。。。 ■ 強敵、現る・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 30分も席を確保できないでいた私は、 ある席に目をつけていました。 テープルの上には、完全に食べ終わった食器。 奥さんは、そろそろ買い物の続きをする準備なのか、 おそらくトイレに行った様子。 (よし、この席は時間の問題だな・・・) しかし!ここは戦場。 まだ安心はできません。 その席のまわりを見渡すと、最低でも2人のライバルが、 私と同じような目で、この席の様子を伺っています。 (ヤツらより先を行きたい・・・) 席を立つタイミングをちょっとでも逃すと、 きっと、やられる。。。 私はその席の家族の動きに、 全神経を集中していました。 と、そんな時。 その席へある一人の男性が近寄り、 こう言ったんです。 「すいません。この席、 次使わせてもらってもいいですか?」 ・・・ なにぃぃぃぃぃぃ!!!! 私はあなたよりもっと前から、 この席が空くのを待っていたんですよ! それが、いきなり来て、 そんなのアリですか!? そして、その席はあっさりと、 後から来たその男性に“奪われて”しまいました。 ■ 自分のルールに縛られない ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ただ、冷静になって考えてみると、 この席に座っている人からすると、 次に誰がこの席に座ろうが、関係ないんです。 私たち(他2名のライバルを含む)は、 その席の前に列をなして、 順番待ちをしていたわけでもありません。 特に、決まりはないわけです。 席を確保できた一番の秘訣は、 他の人(私たちライバル)よりも先に、 行動に移しただけなんです。 ただ、それだけなんです。 前置きがかなり長くなりましたが、、、 これはあなたがお客様に対して取る行動についても 同じような事が言えるのではないでしょうか。 例えば、ホームページで資料請求をしてきたお客様。 住宅会社の情報を集めているお客様ですから、 当然、他の会社の資料請求もしています。 そして、資料を送った後に、 お客様からの反応を、ただただ待つ・・・ もし、あなたがこのような状況であれば、 席を先に奪われた私のような状況と同じように なるかもしれません。。。 ライバルよりも先にお客様に声をかける。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お客様としても、 「ただ一番最初に連絡があった会社だから 話を聞いてみようと思った。」 このような理由で、 次につながるケースもあります。 もちろん、HPから資料請求があったお客様は、 全員このような行動をとるというわけではありませんが、 大切なことは、 「自分の勝手な思い込みでルールを決めない」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ということです。 もしかしたら、 もっと他にも方法があるんじゃないだろうか? 勝負に負けた相手、ライバルは、 どんな方法をとっているんだろう? などなど。 うまくいかない時は、 自分の勝手な思い込みの中で作った ルールの中で勝負をしているかもしれません。 そんなルールはいったん壊してみると、 新しい方法が見えてくるかもしれません。 ライバルよりも先に声をかけるだけ というシンプルな方法でも、場合によっては、 あなたの会社を選ぶ決め手 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ にも成り得ます。 自分勝手な思い込みで決めたルールはないか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 是非、自分自身に問いかけてみてくださいね。
PS
一瞬で席を奪われた私でしたが、
その奪われた方法を使って、
すぐに席を見つけることができました。
これからフードコートという戦場では、
勝ち続けることができるでしょう(笑)
PPS
自分のルールを見直すためには
こちらの本がお役に立てるかも。
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工務店MBA事務局
冨田泰司