もし新入社員にこんなことを聞かれたら・・・【2014年4月14日】
2014.4.14
こんにちは。 ナックの冨田です。 突然ですが・・・ あなたの会社に、 新入社員が入ってきました! (と想定してみてください) そして、その新入社員はあなたに、 以下のような質問をしてきました。 新入社員「自己紹介って何のためにするんですか?」 ・・・ ・・・ ・・・ 「そんな質問をしてくるやつは、うちにはいらん!」 なんて言わずに、 答えてあげてみてください。 ・・・ ・・・ ・・・ 「そりゃ〜、自分のことを相手に知ってもらうためだよ」 と回答された方は、 是非、メールの続きをご覧下さい。 当たり前すぎて、意外と抜け落ちている 「自己紹介の目的」を通じて、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 何かヒントが見つかるかもしれません。。。 ■シンプルだけど奥の深い質問 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「自己紹介は何のためにするのか?」 という先ほどの質問に対して、 「自分のことを相手に知ってもらう」 と回答された方。 これが間違っている!というわけではありません。 むしろ「大正解です!」 ただ、先ほどの新入社員の質問には 続きがあるんです。 では、新入社員からの もうひとつの質問に答えてあげてください。 新入社員「じゃあ、何のために自分を知ってもらうんですか?」 ・・・ ・・・ ・・・ 「こんな屁理屈を言うやつは、うちにはいらん!」 たしかに。。。 こんなことを聞いてくる新入社員はまずいないでしょう。 でも、少し冷静になって、 この質問について考えてみてください。 「何のために自分を知ってもらうのか?」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・・・ ・・・ ・・・ いかがでしょうか。 あなたはこの質問に対して 明確な回答をすることができますか? ■「自己紹介」の先にあるもの・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 実はこの、 「自己紹介の目的」 を明確にしておくことは、非常に重要なんです。 特に意識をせず、 ただ漠然と自己紹介をすると、文字通り、 「自己紹介をする」 この行為自体が 目的になっていることがあります。 でも、自己紹介をすることで、 ・こんな反応をしてくれるといいな ・こんな行動をとってくれるといいな ・こんな気持ちになってくれるといいな というように、 自己紹介をした後に起こる変化 について考えてみると、 「どんな自己紹介をしようかな」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ という意識が働いてくるのではないでしょうか。 ではここで、 自己紹介の目的を洗い出してみましょう。 できるだけ書き出してみてください。 ・親近感を持ってもらう ・スゴイ人だと感じてもらう ・顔を覚えてもらう ・相手から話かけてもらう ・接客時における会話のネタにする ・信頼してもらう ・ファンになってもらう などなど。 細かく見ていけば、まだまだ出てきそうですね。 さて、目的がわかれば、 あとはその目的に合わせて、 どんな情報を伝えるか ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ について考えてみましょう。 ■反応を狙って情報を出す ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 例えば、親近感をもってもらうためには、 ・事細かなプロフィール ・体験談やエピソード など、相手に共感してもらえるような情報があると より親近感を持ってくれると思います。 先週のメルマガで、 私も簡単に自己紹介をしましたが、 「山口県出身の33歳」 この情報だけでも、同じ山口県出身の方は、 多少なりとも身近に感じてもらえたと思いますし、 同じく33歳の方も、同世代という点で、 何かしら感じるものがあったのではないでしょうか。 また、スゴイ人だと感じてもらうためには、 ・経歴や実績 ・資格 ・講演実績 などの情報を伝えると有効ですよね。 ちなみに、講演実績について、 なにも何百人の前で講演した実績じゃないとダメ というわけではありません。。。 お客様を相手にした少人数のセミナーも、立派な講演です。 「セミナー講師として年間●回以上」 「これまで●人の方が受けられた」 相手に「スゴイ人だ」と思ってもらえればOKなので、 ものは言いようです。。。 以上のように、 自己紹介の目的を明確にしておくことで、 どんな情報を伝えると効果的なのか ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これが明確になってきます。 その他にも、 伝え方や手段をかえてみたり、 ちょっとした工夫をしてみたり。 今までは気にもしていなかった部分に テコ入れをするヒントが見つかるかもしれません。 また、冒頭で例にあげたの新入社員のように、 「何でそんなことがわからないんだ?」 というような質問の奥には、 自社の取り組みを改善するような 様々なヒントが隠されているかもしれませんね。 何かの気づきとなれば嬉しいです。
追伸
「この人はスゴイ人だ!」
と思ってもらうためには、
“本を執筆している”という見せ方も効果的です。
名前を入れるだけで、あなたも本の著者に!?
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工務店MBA事務局
冨田泰司