「お客様を生む『自社ホームページ』のポイント~モデルハウス・イベント案内」HP・WEB関係
今週と来週は、
WEB集客の最重要ツールである
「自社ホームページ」の成果を高めるための
改善ポイントを、主要コンテンツ別に解説します。
今週は、
自社に関心を持っていただいたお客様の来場を促す
コンテンツについて考えていきましょう。
モデルハウス・ショールーム:見どころ・来場メリットを明確に
常設モデルハウスやショールームを
お持ちの会社であれば、
ホームページ最大の目的である
「来場・商談数の確保」を実現するため、
最も注力すべきコンテンツの1つです。
ところが、意外と多いのが
「写真・住所・地図」しか載っていない…
というもの。
お客様に
「この建物を見てみたい」と思っていただくため、
少なくとも以下2点の情報は明記しましょう。
【建物の見どころ】
自社の特長・こだわりを
どのように反映しているのか、
写真に加えて文章でも説明しましょう。
文章で説明する際は、
「家づくりを考え始めたばかりのお客様」が
ご覧になっていることを考慮し、
専門用語を使いすぎない、
分かりやすい説明を心がけましょう。
【ご来場いただくメリット】
断熱性能にこだわる会社であれば
「快適性を体験できる」、
自然素材を活用する会社であれば
「木の香りの家を体感できる」など、
ホームページだけでは伝えられない
「足を運ぶことのメリット」を明らかにしましょう。
資金計画や土地探しの相談など、
家づくりの検討に関連する
メリットでも良いでしょう。
この他にも、
情報はできるだけ出し惜しみせず、
積極的に公開することをおすすめします。
最近は動画やVRで建物内を
紹介する会社も増えています。
このメールマガジンをお読みの方の中には
「あまりネットに情報を出したくない」
「建物を見てもらえば良さは分かる」
とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今のお客様はネットで情報を吟味し、
訪問するモデルハウスを絞り込んでいます。
そのため、
ホームページで魅力を伝えられなければ、
お客様はモデルハウスに来てくださらないのです。
まずはお客様に
「ホームページでモデルハウスを
気に入っていただける」よう、
魅力的な情報を発信しましょう。
イベント・見学会:「日時と場所を伝えるだけ」ではお客様に響かない
常設の集客拠点をお持ちでない会社は、
見学会が重要な集客手段となる場合が多いと思います。
セミナー・相談会などの
イベントを開催するケースもあるでしょう。
ホームページ告知の基本的な考え方は、
モデルハウス・ショールームと同じです。
見学会の場合は、
常設モデルなどに比べると
出せる情報は限られますが、
できるだけ写真や説明文は用意しましょう。
お施主様からのコメントを
掲載している会社もあります。
その他のイベントも、
お客様が「参加してみたい」
と思っていただけるよう、
情報の出し方を工夫しましょう。
セミナーであれば
「内容の詳細」
「セミナーの一部を動画で紹介」
相談会であれば
「相談内容の実例」
「参加したお客様の感想」
などが考えられます。
また、
イベント用のチラシを制作している会社に多いのが
「チラシとホームページの内容が同じ」
というケース。
最近はチラシにQRコードを掲載して
ホームページに誘導する会社が増えていますが、
チラシとホームページの内容が全く同じでは、
お客様の関心は深まりません。
チラシに載せきれない写真や
情報をホームページへ掲載すれば、
お客様の「見てみたい」という気持ちを、
さらに高めることができるでしょう。
(情報提供:住宅産業研究所)