「WEB広告、工務店は何をやるべきか」HP・WEB関係
コロナ禍によってWEB集客の重要性が
高まったことにより、
地域ビルダー・工務店でも
WEB広告を活用するケースが増えてきました。
しかし、集客へのプラス効果を
感じている会社は限られているようです。
今回は、地域の住宅会社が
WEB広告で成果を高めるための
ポイントを解説します。
広告の種類は多様化、でも無難なのは「検索エンジン広告」
ひとくちにWEB広告と言っても、
検索エンジン広告・ディスプレイ広告、
YouTubeに代表される動画広告
facebookやInstagramといったSNS広告など、
多様な種類の広告が存在します。
WEB広告にある程度の予算が
確保できている場合は、
様々な広告を組み合わせて
効果を最大化することも可能です。
しかし、住宅会社の中には、
月10万円以下の少額予算で
運用するケースも珍しくありません。
その場合は「検索エンジン広告」に
絞り込んだ運用が良いでしょう。
検索エンジン広告は、文字通り、
Google・Yahoo!の検索キーワードに
応じて自社広告を配信します。
つまり「具体的な情報を探しているお客様」、
言い換えれば
「ニーズがある程度顕在化しているお客様」に
対して広告を配信することができます。
そのため、WEB広告の最大の目的である
「見込み客の獲得」に
至りやすい広告であると言えます。
一方、ディスプレイ広告や動画広告などは、
過去に自社ホームページを
訪問したお客様に広告を配信する
「リマーケティング(リターゲティング)」などは
少額予算でも比較的有効ですが、反響獲得の難易度は、
検索エンジン広告に比べるとやや高いです。
予算が厳しい会社の場合は、
様々な媒体に広告を分散したり、
目新しい媒体に出稿するよりも、
検索エンジン広告に予算を
集約することをおすすめします。
ディスプレイ広告による
リマーケティングを組み合わせるのも
有効ですが、その場合も予算は
できるだけ検索エンジン広告に回しましょう。
広告の効果を高めるためのチェックポイント
広告の運用は、専門の代理店などに
依頼するケースが多いと思いますが、
広告の効果を高めるためには、
広告主である皆さん自身のチェックも重要です。
今回は検索エンジン広告における
効果改善のチェックポイントを、
いくつかお伝えします。
(1)適切なキーワードを選んでいるか?
キーワードの選定は、
「どのような言葉で検索しているお客様に
自社の広告を配信するか」を決めることであり、
広告効果を大きく左右します。
改めてキーワードを確認し、
自社のビジネスと合致しているかを確認しましょう。
(2)「除外キーワード」は適切か?
「除外キーワード」は通常のキーワードの逆で、
「このような言葉で検索している
お客様には広告を配信しない」という設定です。
例えば新築注文一戸建てを専門とする会社であれば
「賃貸」「マンション」「中古」などの
キーワードは除外すべきでしょう。
この設定を適切に行なっていない場合、
自社のターゲットになり得ない
お客様にも広告が配信され、
効果が低下する可能性があります。
通常のキーワード・除外キーワードとも、
代理店に依頼すれば確認可能です。
それぞれ適切に設定されているかを
チェックしましょう。
(3)広告文は適切か?
お客様へ実際に表示される広告文も、
代理店に確認のうえ、改めてチェックしましょう。
近年、Google・Yahoo!とも広告の自動化が進み、
AIが自動的に広告文を生成する仕組みも生まれていますが、
まだまだ自動生成の広告文は
クオリティが低い場合があります。
念のため確認し、違和感のある広告である場合は
修正をお願いしましょう。
(情報提供:住宅産業研究所)