あなたはいくつ想定できますか?営業・接客
先日、テレビを見ていると、
番組の中でキッチングッズが
特集されていました。
番組の内容はというと、、、
北欧デザインのかわいい食器や
機能的で便利なキッチン用品など、
いろいろな商品を紹介しながら、
主婦の感想を聞いていくという内容でした。
様々なキッチン雑貨を見ながら、
「これかわいい~♪」
「これ便利~♪」
「これ欲し~い♪」
主婦の方たちは、
テンションが上がりっぱなしです。
この人たちは、
さぞかし料理が好きなんだろうなぁ・・・
と思っていた矢先
この主婦の方たちが
意外な本音をぶちまけ始めたのです。
それは・・・
「毎日毎日、献立を考えるのが苦痛なのよね」
「料理を作るのはいいとして、洗い物が本当に嫌」
「出来ることなら、一生家事から解放されたい」
などでした。
テンション上がりっぱなしの
主婦の方々でしたが、
出てくる出てくる、本音が……。
そんな中、
大量にキッチン雑貨を集め続けている
ある主婦の方に対して、
「どうしてそこまでして、
キッチン雑貨を買い集めているのですか?」
という質問をしたところ、
その主婦の方はこう答えました。
「私は、ホント家事が嫌いなんですよ。
だから、気分を上げるために、
かわいい雑貨を集めたり、
家事が楽になるような便利グッズを
買いそろえているんです。」
なるほど……。
もともとキッチン雑貨が好きだから
集めていた、のではなく、、、
嫌いな家事を楽に楽しくするために、
キッチン雑貨を集めていた、
ということだったんです。
今回、キッチングッズを集める
主婦の方の話を例に挙げましたが……
お伝えしたいこととは、、、
お客様の『不』を、
どれだけ想定することができるか?
ということです。
今回、例に挙げた主婦の方でいうと
「料理をするのが不便」
「洗い物をするのが不快」
「家事をすることへの不満」
など。
多くの『不』がありました。
その『不』を解消できるのが、
様々なキッチングッズだったわけです。
さてここで、、、
あなたのお客様に置きかえて
考えてみてみましょう。
あなたのお客様は一体、
どのような『不』を抱えていますか?
不満、不安、不足、不良、
不便、不信、不都合、不機嫌、
不運、不合理、不利、不幸、
不定、不明、不要、不可能・・・
挙げていくとキリがありませんが、、、
要は、お客様が抱えるこれらの『不』を
解消していくことが皆さんの仕事なわけです。
お客様が何に悩んで、不安を感じ、
何について問題を感じているのかを
把握するのが苦手な方は、特に、、、
いま挙げたような『不』のつく言葉をもとに、
洗い出していくといいですね。
あなたはいくつ、
お客様の「不」を洗い出せますか?
そして、その「不」を解消する提案を
お客様にしていきましょう!