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「自社ホームページ分析のためのGoogleアナリティクス活用」集客・マーケティング

集客・マーケティング
2021.5.24

今週と来週は、
多くのビルダー・工務店のホームページに導入されている
アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」の
活用について解説します。


「ホームページのアクセス数確認には使っているが、
それ以外のデータは良く分からないので見ていない」
という方が多いようですが、上手に活用いただくことで、
自社ホームページの改善を効率的に行うことができます。
ぜひ参考になさってください。

自社ホームページの現状と問題点を「データ」で把握する

WEB集客の大きな長所の1つは
「実績をデータで“見える化”できる」という点です。
そしてGoogleアナリティクスは、WEB集客の要となる
「自社ホームページ」の実績“見える化”に役立つツールです。
「何件のアクセスがあったのか」「何件の反響が発生したのか」
ということはもちろん、
「ホームページ内でお客様がどのように行動したのか」
というデータも知ることができます。

難解な用語が多いため、
取っつきにくいイメージを持っている方も少なくありませんが、
まずは最低限のポイントを押さえ、
定期的な状況確認・改善点の把握に役立てることから始めましょう。

最低限押さえておきたい7つの指標

それでは、ビルダー・工務店が定期的に確認しておきたい指標を、
7つご紹介します。

1~5の指標はGoogleアナリティクスのメニューを
「ユーザー→概要」の順に、
6・7の指標は「コンバージョン→目標→概要」の順に
クリックすれば確認可能です。

【1:ユーザー】
【2:セッション】

「ホームページに多くのお客様を集められているのか」を
チェックする指標です。
厳密な定義とはやや異なりますが、
「ユーザー」はアクセスしたユーザーの人数を、
「セッション」はアクセスした回数を表すものとお考えください。

例えば、「ユーザー:1,000・セッション:1,500」であれば、
1,000人が合計1,500回アクセスしたことになります。
ユーザー・セッションとも、一般的には数が多いほうが好ましいです。

【3:ページ/セッション】
【4:平均セッション時間】

「お客様がホームページをじっくり見ているのか」を
チェックする指標です。
「ページ/セッション」は、アクセス1回あたりの平均閲覧ページ数を、
「平均セッション時間」は、アクセス1回あたりの平均閲覧時間を表します。

いずれの指標も、数が大きいほうが
「お客様がホームページを読み込んでいる」ということであり、
好ましい状態です。

【5:直帰率】

直帰とは、ホームページに訪れたお客様が、
最初に見たページから次のページに進まず去ってしまうことを言います。
「直帰率」は、全アクセスのうち、
直帰してしまったアクセスの比率を表します。

先ほどと同じく「お客様がじっくり見ているのか」を
チェックする指標ですが、この直帰率は
「数値が高い=ホームページをじっくり見ず去ってしまうお客様が多い」
状態であるため、一般的には低いほうが好ましい指標です。

【6:コンバージョン数】
【7:コンバージョン率】

Googleアナリティクスでは、反響のことを
「コンバージョン」と呼びます。
「コンバージョン数」は文字通り反響数を、
「コンバージョン率」はアクセス数に対する反響発生の割合を指します。
言うまでもなく、数が大きいほうが好ましい状態です。

以上の指標を、少なくとも月に1回は確認し、
自社ホームページの現状を数値で把握する習慣をつけましょう。
また、ホームページの改善施策を行った場合は、
改善前後での指標の変化を確認し、
改善の効果測定を行うことも重要です。


(情報提供:住宅産業研究所)

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