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映画の予告編に隠された「集客の仕掛け」集客・マーケティング

集客・マーケティング
2021.3.23

先日、映画のDVDをレンタルしたんですが、
DVDには色んなコンテンツが収録されていますよね。
映画の本編はもちろんですが、
その本編を見終わった後には特典映像が出てくると思います。

特典映像には、
本編ではカットされたような未公開シーンの映像だったり、
映画の製作者やスタッフのプロフィールや、
映画のメイキング映像など・・・
数々の特典映像が収録されています。

その中で、今回注目したのが、『予告編』です。
映画の本編を見終わった後には、特典映像を必ず見る、
という方はよくわかると思いますが、
この予告編ですが、様々なパターンの予告編が収録されています。

先日見たDVDでは、
劇場予告編とTVスポット予告編が収録されていたんですが、
それぞれ何パターンもの予告編がありました。
コメディ編、恋愛編、アクション編、CM編、パニック編などなど。

同じ映画で、様々なパターン、さらにいうと、
ここまでのカテゴリの違う予告編を作っているのを見て、
面白いなぁ…と思うと同時に、集客にも活用できるな、と感じました。

好みに合わせて見せ方を変える

そもそも、どうして何パターンも予告編をつくるのか?
様々な戦略があるのだと思いますが、ひとつの理由として、
「ターゲットに合わせるため」ということがあります。

例えば、「コメディ編」だけの予告にしてしまうと、
コメディ好きのお客さんしか
この映画に興味を持たせることが出来ません。
ですので、「恋愛編」「アクション編」「パニック編」など
それぞれのお客さんの好みに合わせて予告編を作ることで、
幅広いお客さんに興味を持ってもらうように仕掛けています。

もし、コメディ、恋愛、アクションなど
すべての要素をひとつにまとめた予告編をつくると
いったい何の映画だかわからなくなります。

ちなみに、ここまでカテゴリを分けないにしろ、
DVD化した大ヒットの「アナと雪の女王」も、
何十種類も予告編を作って映画のPRをしていました。

そして、「ベイマックス」も
日本では白いフワフワした見た目のロボットが
男の子を守ってくれる予告でした。
でも、アメリカでは、ヒーローアクションものとして
予告されていて、「日本とは違いすぎる」と話題になったほどです。

このように、同じ映画でも、切り口を変えることで、
様々なお客さんを集めることができるようになるんです。

切り口を変えて集客する

さて、例でお伝えしてきた「映画」を
あなたの「イベント」に置き換えてみましょう。
同じ現場、同じイベントでも、見せ方を変えるだけで、
幅広いお客さんを集めることが出来ます。

例えば、中庭のある家。
人目を気にせず、家に匂いがつかずにBBQができる。
ともアピールできますし、
効率的に光を入れて家全体が明るくなる。とも言えます。

また、プライバシーを守りながら洗濯物が干せて、
洗濯機から階段を上がって2階のベランダで干す必要がなく、
家事導線もバッチリ!とアピールすることもできます。

さて、あなたが集客している、今のその現場、そのイベント。
見せ方を変えて、また他の切り口で集客することはできませんか?

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