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価格の説明をするときに使われるテクニック営業・接客

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2020.4.27

「Apple to Orange」 という言葉があります。日本語で言うと「リンゴからオレンジへ」でしょうか。これは、価格の説明をするときに使われるテクニックです。

意味は “リンゴをオレンジに置き換える”。もっと分かりやすく言うと “まったく別のものに比較対象を置き換える” という方法です。(本来の英語としては 「同じもの、性質が似ているものを同一条件で比較しなければならない」 という意味です)


ちょっと想像してみてください。


1個100円のオレンジと、150円のオレンジが売られていると仮定します。どちらも産地は同じです。あなたはどちらを選びますか? きっと、ほとんどの人が100円のオレンジを選ぶと思います。同じオレンジだったら、誰もが安いほうを選びますよね。では・・・1個100円のオレンジと、150円のリンゴが売られていたらどうでしょうか? 単純に金額だけで比べることが出来ませんよね?おそらくリンゴを買う人は、ある一定数いらっしゃるはずです。このように、オレンジ同士で比較するのではなく、リンゴとオレンジのように“まったく別のものに置き換える”手法があります。これが「Apple to Orange」の由来になっているようです。


この手法は、リンゴとオレンジ以外にも使えます。

例えば、1万円のダイエットサプリがあるとします。サプリとして1万円は高い買い物です。でも、同じようなダイエット効果が得られるトレーニングジムに通うとなると、1ヶ月数万円は掛かります。それに比べるとサプリも「安い」と感じてもらうことができるわけです。医療保険も同じです。1ヶ月数千円、年間数万円の医療保険は “掛け捨て” なので、一見するともったいない金額に見えてしまいます。でも、万が一、病気になってしまったときに掛かる治療費・入院費に比べると「安い」と感じてもらうことができます。高性能のエアコンや冷蔵庫も、同じエアコンや冷蔵庫で比較すると高いですが、月々の電気代を比較するとメリットを感じます。ガソリン代を比較したときのエコカーも同じです。省エネ住宅は建築費用が高くなりますが、毎月の光熱費を比較するとデメリットは無くなります。

このように、


比較の対象をまったく違うものにするだけで金額に対する印象を変えることができるのです。いかがでしたか? この、価格の説明をするときのテクニック「Apple to Orange」。是非、応用してみてください。


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