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どちらが正解か?資金計画

資金計画
2020.1.13

ナックの松田です。先日の日経新聞に載っていた、住宅ローンについての記事に、目がとまりました。見出しは、「住宅ローン 固定型急減」でした。

見方が変わってきている?

記事によると、ローン金利が歴史的な低水準にある状況で、低金利が長く続くと見越して、固定型より、金利の低い変動型を選ぶ人が増えており、個人の金利に対する見方が変わってきているそうです。金融機関の販売姿勢も、変動型の増加に影響を与えているようで、競争が激化するなか、インターネット銀行を中心に契約者の獲得につなげるため、変動金利を押し出しているとのこと。変動金利といえば、数年はともかく、10~20年後の金利は、ある程度、予想はできるかもしれませんが、明確には、誰にも分かりませんよね。

それを踏まえた上で、変動型を選ぶ人の中には、返済負担の少ない変動型を選び、余裕のあるうちに繰り上げ返済し、将来のリスクを減らしたいという、考えもあるようです。住宅ローン金利は、そこまで上がらないという感覚の人が増えているとも書いてあり、確かに、こうも低金利が続いていると、そういった感覚が芽生えることも、なんとなく、うなずけるような気がします。

確か、昨年の夏には、、、

記事の内容自体、興味深かったのですが、個人的に目がとまった理由としては、昨年の夏の日本経済新聞に、「住宅ローン、固定型が優位」という見出しで、固定型と変動型で金利差が縮まっているという記事が、記憶にあったからです。半年前の話ですが、変動型に迫る金利差だったことから、若干高い金利を将来の金利上昇リスクに備える、保険料ととらえ、当時は、固定型を選ぶ傾向にありました。2つの記事を鵜呑みにすれば、たった半年で、こんなにも如実に、考え方、行動が変わるものなのかと、軽い驚きを覚えます。ここ数ヶ月、固定型の金利が、じわじわと上昇しており、もし、このまま上がれば、固定型急減の傾向が強まるような気もします。いつの時代も、変動型か固定型かの、正解は、千差万別、各人各様で、永遠のテーマではなかろうかと思います。

特に、今の時代は、取り扱う金融機関の増加に伴い競争激化、商品も一昔前に比べれば、膨大な数になっています。それに加え、ネットやテレビ電話で手続きができたりと、選択肢が増え、恩恵もありますが、その分、住宅ローンを説明する側も、説明を受ける側も、迷いが生じやすく、なっていることもあると思います。金利の全てを理解することは、難しいことですが、これから、住宅ローンを扱う上では、こういった動向を知り、営業に活かすための、情報収集は不可欠ではないでしょうか。それでは、今週はここまで。来週をお楽しみに\(^o^)/

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