2019年6月1日から施行資金計画
ナックの松田です。先週は、久しぶりに、大阪に出張でした。仕事で行っているわけですが、夕飯ぐらいは、ご当地のものとか、食べてみたりとかすれば、話のネタにも、なるかなと思いつつ、昔から、出不精な性質なので、1人の時は、すぐホテルに帰って、コンビニご飯になってしまいます。あまり機会はないのですが、次こそは、チャレンジしたいなという、思いはあります。。。
いつもとちょっと違うことが。
私の場合、回数は少ないのですが、年間を通して定期的に、大阪への出張があります。基本的にはホテルに、こもっているので、ホテル選びも冒険せず、勝手を知る、慣れ親しんだいつものホテルに泊まります。今回も例に漏れず、いつものホテルでしたが、いつもとちょっと違うことが。予約と支払いは、ネットで完結させるので、チェックインは、フロントで名前だけ書いて、鍵を受け取って、いつもの感じで、足早に部屋へ直行しようとしたら、フロントの方が電卓を出し、「お支払いをお願いします」
あれ?前金制だったっけ?というか、支払い完了していない?と思ったら、「宿泊税が別途、必要になります」とのことでした。「宿泊税?」なんとなくネットの記事で、読んだ記憶もありましたが、まさか、こんなところで、出会うとは思ってもみませんでした。あとで、調べてみると、大阪府では、2017年1月に宿泊税が、導入されているようです。あれ?でも今まで、払ったことないような。。。と思い、調べてみましたら、大阪府の今までの対象が、「1泊1万円以上」のホテルや民泊だったのが、2019年6月1日、今月から、「1泊7千円以上」に課税範囲が、拡大される条例が施行されているそうです。
なぜそうなるかを知っていれば、
施行された事実を知らず、これって会社で経費精算する時、科目は何になるのかなどが、いろいろ頭をよぎり、「宿泊税のお支払いを」と言われたときには、たぶん、あからさまに、戸惑いの顔をしていたと思います。あくまでも私の肌感覚ですが、フロントの方も施行されたばかりで、もしかしたら、あまり、深いこと聞かれませんようにm(_ _)mという雰囲気のような。。。という、私も、何を聞いていいか分からず、何も言わず、支払いました。あとで、ちゃんと考えると、ホテルが税金の名を語って、騙し取るなんてことありませんし、金額も、1日100円なのに、でも、どこか、釈然としなかった理由のひとつに、「人間は利得よりも、損失の方が2倍強く感じる」という言葉が、当てはまるような気がします。この言葉は、人間の行動心理を表したプロスペクト理論で、説明されていまして、100円の値引きより、100円値上がった方が、強く大きく感じられるということだそうです。
プロスペクト理論をすべて、きちんと理解するのは、私にとっては、ハードルが高く時間も必要ですが、思い返せば、言わんとすることは、今まで体感しているように感じます。宿泊税も、損失ではないのですが、相手方の知識、経験、伝え方などにより、損したかもというイメージを与えてしまうと、それこそが、接客する側にとっては、損失になってしまうのではないでしょうか。損失の方が2倍強く感じるという側面から、接客においては、商品価格以外の、必要経費などを説明する際には、金額にかかわらず、より、きめ細かい対応が、重要なのかなと思いました。ちなみに、宿泊税を理解し、いつものごとく、快適に不満なくホテルにこもりましたので、また次も、リピートで泊まると思います(^o^)それでは、今週はここまで。来週をお楽しみに\(^o^)/