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2024年01月30日

今、注目の「環境共生住宅」太陽光/省エネ/ZEH関係

mba

環境共生住宅とは


昨今、日本列島において、
集中豪雨や洪水といった気象災害が起きやすくなっています。
これら災害の要因としては、
地球温暖化による気候変動などが大きく関係しているとされ、
世界各国で温室効果ガスの削減に向けた取り組みがなされています。

日本国内でも2050年までに、
温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする
「カーボンニュートラル」の実現が求められており、
住宅会社各社も地球環境に優しい暮らしを目指して、
さまざまな工夫を凝らしています。


今回は、地球温暖化や資源の枯渇、
空気汚染など多くの環境問題が深刻化する中で、
地球環境を守るべく注目されている環境共生住宅について取り上げます。


一般社団法人環境共生住宅推進協議会によると、
環境共生住宅とは、
「地球環境を保全する観点から、温暖化防止、資源・エネルギーの有効活用、
生物多様性の保全などの面で充分な配慮がなされ、
また周辺の自然環境と親密に美しく調和し、
住み手が主体的にかかわりながら、健康で快適に生活できるよう工夫された、
環境と共生するライフスタイルを実践できる住宅、およびその地域環境」
とされています。


住まいだけではなく、建物が建つ敷地、
その周囲、街、国、地球というレベル・質の異なる環境問題を、
暮らしと住まいからのアプローチによって解決しようと
考えられたものということです。


環境共生住宅のメリットとしては、
省エネルギー住宅という点が挙げられます。
高性能の断熱材などを使用し暖気や寒気を循環させ、
夏は涼しく冬はあたたかく過ごしやすい家にすることで、
家庭で消費される電力を抑え、
国内全体のエネルギー消費も抑えることにつながります。


また、リサイクル材を使用した家を建てるなど、
建設時のエネルギーを軽減させることや、
資源を節約することにも寄与します。


住宅会社による取り組み事例


トヨタホームが愛知県みよし市で進めている
街づくり事業の大規模戸建分譲地
「MIYOSHIMIRAITO(ミヨシミライト)」では、
「2023愛知環境賞」の優秀賞と、
一般社団法人いきもの共生事業推進協議会が主催する
第3回「ABINC賞優秀賞」を受賞しています。


ミヨシミライトは、プライムライフテクノロジーズ設立後初となる、
パナソニックホームズ、
ミサワホームを含めたグループ共同分譲のプロジェクトとなっています。
愛知県みよし市の愛知大学名古屋キャンパス跡地に
「テクノロジーの力をちょっと借りてスマートに森と暮らす」を
コンセプトとし、自然と先進性を融合した街づくりを行っています。


トヨタホームが中心となって計画した総区画数288区画の大型戸建分譲地で、
街全体の約3割を森林として残し、
既存の樹木の保全や生物多様性の創出など、
自然と共生する豊かな暮らしを実現する一方、
災害時は街の中心に置いたコミュニティハウスが
一定期間エネルギーを自給できる防災拠点となり、
周囲の戸建住宅と連携してコミュニティZEHを形成する
日常と災害時の暮らしやすさを両立する街としています。


今回、トヨタホームが受賞した愛知環境賞は
省資源、省エネルギー、3R(リデュース・リユース・リサイクル)
および新エネルギー活用などの分野で、
資源循環や環境負荷低減の推進に関する先駆的で効果的な
愛知県内の技術・事業、活動・教育を表彰しているものです。


街全体として自然と共生しつつ、
トヨタホームが手掛けている全住戸では、
ZEHにも対応するなどしてカーボンニュートラルにも貢献し、
さらには非常時給電システム「クルマde給電」を搭載するなど
レジリエンスにも対応していることなどが評価され、
受賞したということです。

また、ABINC賞優秀賞は
「いきもの共生事業所認証(ABINC 認証)」を取得した事業所のうち、
特にABINCの普及啓発や生物多様性の主流化への
貢献度が高い施設を対象として表彰するものということです。


ABINC認証は2013年に創設された、
企業における生物多様性に配慮した緑地づくりや管理、
利用などの取り組みを認証する制度で、
トヨタホームは、2020年にABINC認証を取得しています。


受賞理由としては、土地の利用範囲を有効に活用し、
既存樹林の保全に努めた開発手法により
多くの生物多様性面積を創出したことが高く評価されたということです。
また、調整池の緩斜面護岸やレインガーデンなど、
水辺の創出にも積極的に取組み、新たな生息環境で、
より多くの生き物が棲息することが期待できる点も評価されています。


(情報提供:住宅産業研究)

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